テストで結果を出せる人に共通する「数字を砕く力」
こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。
今月テスト期間があったお子様も多かったことと思います。
テスト結果はいかがだったでしょうか。
日頃からコツコツ勉強できており、しっかり点数が取れた科目も、
逆になかなか勉強が手につかず、
結果思うように得点できなかった科目もあったかもしれません。
「テストで結果を出し続ける」ために、
日頃からの勉強のモチベーションを維持することはとても大切ですが、
それ以外にも、重要なことがあります。
多くの中高生に接する中で、
テストや模試で安定して結果を出し続けている人に共通していると感じるのは、
ずばり、「数字を砕く力」です。
「数字を砕く」とは、例えばこういうことです。
最近のテストで英語が60点、
それを踏まえて次のテストでは80点を取りたいとしましょう。
その場合、
・前のテストで60点取れたけど、具体的にどこで得点できて、何を落としたんだろう?
・次のテストであと20点を埋めるためには、どこでどのくらい点を取ればいいんだろう?
というように、得点などの「数値目標」を具体的に分解して考えることです。
数値目標を設定することは、とても大切なことです。
「高い得点をとる!」といった曖昧な目標では、
何点取ればOKなのか評価のしようがありませんからね。
しかし、そこからもう一歩踏み込んで、数値を具体的に分解することができれば、
「何を対策すればいいのか」という、目標に向けた具体的な勉強計画を立てる準備ができるのです。
この「数字を砕く」ということ、
実は冒頭でもお話しした「モチベーションの維持」にも効果があります。
勉強へのモチベーションが下がってしまう原因にもいくつかの種類がありますが、
その一つに「できそう!やれそう!」と感じられていないという状態があります。
数字を砕くことができていない状況では、
「何をしたらいいか分からない...」となってしまいがちで、
高い目標得点だけが目の前にあって、「できそう!やれそう!」という感覚になりづらいのです。
お子様がモチベーションを維持して勉強に取り組むためにも、
数字を砕いて考えるクセを身につけることは重要になります。
この「数字を砕く」こと、もちろん初めからお子様一人で行うのは難しいでしょう。
最初は周りの大人のサポートが不可欠です。
当塾では、毎週の担任面談にてこの「数字を砕く」ことのサポートをしています。
お困りのことがありましたら、お気軽にお声がけください。
それでは次回のメルマガでお会いしましょう。
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
「対話型授業」を通して思考力を高め、「本質的な学力」を獲得します。