思考力と進路を切り開く指針を手に入れる
慶應SFC 冨田教授協力:特別プログラム

モチベーションアカデミアでは、中高生の未来について想いを同じくする慶應義塾大学環境情報学部(SFC) 冨田勝教授の全面協力のもと、特別なプログラムをご用意しました。
これからの未来を担う中高生の皆さんが、その未来を切り拓く力を養うために「今」体験してほしい内容です。

未来は誰にもわかりませんが、未来を創っていくのは間違いなく私たち一人ひとりです。
モチアカ講師一同、皆さんと共に考え、共に未来を切り拓いていきたいと強く思っています。
ひとりでも多くの皆さんと「未来を創る議論」をできることを心より楽しみにしています。

慶應義塾大学 冨田教授協力 2つの特別プログラム

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慶應義塾大学環境情報学部(SFC) 冨田勝教授からのメッセージ

みんなと同じ勉強をして、大学に進学して、会社に就職して、上司に言われた仕事をして、定年まで安定した給料をもらって、老後は年金で暮らす。そんな昭和時代の人生モデルはもはや通用しなくなりました。誰でもできる仕事は、新興国や AI に取って代わられるでしょう。これからは一人一人が自分ならではの道を自分で切り拓いていく、そんな時代になったのです。

教科書には今の知識しか書いてありません。君たちが中心となる 30年後の未来社会がどのようになるのか、学校では教えてくれませんし、誰も答えを知りません。その未来社会において自分に何ができるのか、自分はこれから何を目指せばよいのか、自分の頭で考える必要があります。

私は本講座を通して君たちに、理系文系を問わず幅広い視野を持ち、未来社会の様々な問題について、自分なりの考えを自分の言葉で語れるようになっていただきます。未来社会を展望することが、自分の将来を展望するための第一歩だからです。自分なりの将来ビジョンを持つことで、きっと自分に自信がつくだけでなく、まわりからも評価され頼りにされるようになるでしょう。そして次世代のニッポンで活躍する人間になってほしいと願っています。

慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長 冨田 勝

冨田勝教授プロフィール

略歴
1957年東京生まれ。
慶應大学工学部卒業後、米カーネギーメロン大学コンピュータ科学部に留学し、指導教官の Herb Simon 教授(1978 年ノーベル経済学賞)の下、修士課程(1983)と博士課程(1985)修了。
その後、カーネギーメロン大学助手、助教授、准教授、同大学自動翻訳研究所副所長 歴任。
1990年、慶應大学湘南藤沢キャンパス開設とともに帰国。
日本初のAO入試の導入に関わった。
環境情報学部助教授、教授、学部長を歴任。
サイエンスアイ(NHK)、真相報道バンキシャ(NTV)、NEWS23(TBS)、朝日ニュースター(BS 朝日)、日経プラス 10(BSJAPAN)などのコメンテータを務めた。
受賞歴
  • 米国レーガン大統領より National Science Foundation 大統領奨励賞(1988)
  • 江崎玲於奈博士(ノーベル物理学賞)より日本 IBM 科学賞(2002)
  • 科学技術政策担当大臣賞(2004)
  • 文部科学大臣表彰科学技術賞(2007)
  • 大学発ベンチャー表彰特別賞(2014)
  • Audi Innovation Award(2016)
  • 第68回 河北文化賞(2019)
等。
取得博士
  • Ph. D. (Carnegie Mellon 大学 1985)
  • 工学博士 (京都大学 1994)
  • 医学博士(慶應大学1998)
  • 政策メディア博士(慶應大学 2019)
と4つの博士号を持つ。

本講座は全5回のディベートプログラムと、全3回の対談プログラムで構成されています。
現役大学教授のみならず、世界から注目を集めるベンチャー企業顧問など、さまざまな領域で先端を走る冨田教授から、「未来」や「世界」のとらえ方をうかがい知ることのできる大変貴重な機会です。ぜひ多くの高校生の皆さんに未来の糧となる体験をしていただきたいと思います。

こんな人にオススメ

  • AO入試を(総合型選抜)検討している高校生
  • 学校の勉強だけに留まらない「学び」を広げたい高校生
  • とにかく「考えるのが好き!」という高校生
  • 「将来やりたいことが見つかっていない」「将来が不透明で漠然とした不安がある」といったお悩みをお持ちの高校生

ディベートプログラム:本質を考え抜く思考力を身につける(全5回)

学校の授業や受験勉強ではなかなか触れられない最新の社会課題をテーマに、4つの博士号を持つ冨田教授の基調講演を聴講します。その問題提起を受け、数人のグループに分かれて議論し、各グループの代表者がサマリーを発表するとともに、各個人は自分の考えを400字程度にまとめて提出します。
今、世界で起きている問題を知り、その本質を徹底的に考え抜く思考力を鍛える場です。

対談プログラム:輝く先輩から学ぶ、自分らしい人生の選択(全3回)

ビジネス界・スポーツ界の第一線で活躍するゲストと冨田教授による対談を聴講します。
お手本のない「未来」を、ゲストの皆さんがどのように切り拓いていったのかを知ることで、自分自身の進路やビジョンを形成するうえでの重要な指針を手に入れます。

対談ゲスト

対談ゲスト戸邉直人さん

戸邉直人さん

世界陸上日本代表。走り高跳び日本新記録保持者(2m35 )。筑波大学卒業。筑波大学大学院に進学し、走り高跳びの分析をテーマに博士号取得。アスリートと研究者の二刀流を貫く。
対談ゲスト関山和秀さん

関山和秀さん

人工クモ糸繊維の量産化に世界で初めて成功。Spiber株式会社 創業者・代表執行役。現在資本金約 300億円。應義塾大学環境情報学部卒。同大学院政策・メディア研究科修了。
対談ゲスト山縣亮太さん

山縣亮太さん

2016年リオデジャネイロオリンピック4×100mリレー銀メダリスト。これまで専任のコーチをつけず、自ら録画ビデオを見て分析し練習に取り組んできた。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、セイコー社員アスリートとして国内外で活躍。

各プログラムテーマ

2020年9月~11月に開催のプログラムのテーマをご紹介します。

第0回 9月6日
無料公開講演:冨田勝教授 9月6日は、生徒さんはもちろん、保護者様やモチアカ生以外にも参加できる無料講座を開講しました。
第1回 9月20日
討論シリーズ①:遺伝子診断の未来
第2回 9月27日
討論シリーズ②:ウイルスと人類の共存
第3回 10月18日
対談シリーズ➊:戸邉直人さん
第4回 10月25日
討論シリーズ③:行き過ぎた資本主義の見直し
第5回 11月1日
対談シリーズ❷:関山和秀さん
第6回 11月8日
対談シリーズ➌:山縣亮太さん
第7回 11月15日
討論シリーズ④:未来のジェンダー観
第8回 11月22日
討論シリーズ⑤:寿命と生命哲学

講座全参加の生徒には修了証が授与される予定です。

「講義を聞いただけ」で終わらせない、学びの支援を行います。

各プログラムの内容を踏まえ、担任による日々の面談を通して内省化を促進するとともに、目標設定や行動計画にリンクさせていきます。
冨田未来道場をきっかけとして、将来についてのより深い対話を実現していきます。
また、総合型選抜(旧AO)対策の授業を受講する生徒のみなさんには、各授業の中での志望理由形成や学修計画への落とし込みを徹底的にサポートします。
添削オプションを受講されている方は、ディベートプログラムのアウトプットを元に小論文添削指導も可能です。
モチベーションアカデミアと冨田教授のコラボレーションにより、「講義を聞いただけ」に留まらない、一気通貫での「学び」の支援をお約束いたします。

「AO入試にこそニッポンの未来があり、君の未来も大きく広がる可能性がある」
そう語るのは慶應SFC開設時からの初期メンバーで、AO入試の生みの親の一人である冨田教授。

その冨田教授と直接対話ができる「冨田サロン」をモチベーションアカデミアの会員の皆様を限定で開催しています。

最前線でご活躍の教授との懇談会はなかなか得られない機会です。

  • 大学受験はとりあえずするつもりだけど、その先は?
  • 「将来設計」が大事って聞いたけど、何をすればいいんだろう?
  • 自分が大人になっていくイメージがわかないなぁ。
  • 将来の夢は一応あるけど、これでいいのかわからない。

など、ご自身の進路や将来について考え、議論し、ヒントを見つける絶好のチャンスですので、ぜひこの機会に、AOに関する疑問や人生相談を投げかけてみてはいかがでしょうか。

本年度の受験生・AO入試を検討している方に限らず、中学生や高1・高2の「これから、"これからのこと"を考える」皆さんにも、おススメのプログラムです。

※相互コミュニケーションを重視するため、参加人数は限定させていただいております。
ご興味のある方、今後の予定や参加希望の方は校舎までお問い合わせください。