人生の可能性は無限大！ ～これからの世界、日本を担うみなさんへ～

イベント内容

2015年10月は「人生の可能性は無限大！ ～これからの世界、日本を担うみなさんへ～」というテーマで、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局の竹中謙正さんにご講演いただきます。

開催レポート

竹中さんは、経済産業省入省後は、水ビジネスの海外展開や経済動向の調査、気候変動に関する国際交渉など、国内外の大きな舞台でご活躍されている方です。

講演の中では、学生時代の経験や現在どんな仕事に携わっているかなど、ワークを交えながらお話していただきました。

竹中さんは学生時代、様々なことに挑戦されてきたそうです。
学生団体をつなげるために全国を奔走したり、コンサルティング会社の社長さんのカバン持ちをしたり、バックパッカーで世界中を回ったり......

こういった活動や経験を通した竹中さんから生徒に送られたメッセージ、それは「自分で考える、自分の目で見る、世界を広げる、データを集める」ということでした。

最近、頑張って様々な活動をしている学生ほど「意識高い系(笑)」と揶揄されてしまう風潮がありますが、これは揶揄している人たちが必ずしも悪いとは限らない、とおっしゃっていました。
それはつまり、そのように言われる人たちは本当に「自分で考えて選択しているのか」「流されているだけではないのか」疑問がある、ということです。

では、自分で考え、選択をしていくためにはどうすれば良いか。
竹中さんは、「自分の目で見て、経験し、知識を増やしていく」ことが大切だと言います。

それは本をたくさん読むでもいいし、海外に長い間旅行してみるのもいい。
「自分の世界を広げていくこと」

• 自分の価値観を広げる
• 原体験を増やす

という竹中さんのメッセージは、まさに中高生の皆さんに実践してほしい内容でした。
大学受験の勉強という枠を超えて、様々な経験をして幅広い視野を持ってみましょう！

講演後の質疑応答の時間では、生徒から続々と手が挙がり、1人の生徒が何度も質問するという嬉しい光景も見られました！
来春大学に入学する生徒への大学生活のアドバイスや、世界一周旅行のお話など竹中さんにはどの質問にも真摯にお答えくださいました。

最後まで生徒の表情がとても楽しそうだったのが印象的でした。

さて、皆さんは将来やりたいことはもう見つかっていますか？
月に一度開かれるこのモチベーションゼミ、毎回違った価値観を持った方が話してくれるからこそ、自分の考えを広げる機会になると思います。