ありたい未来を自らつくる~「何のために働くの?」に答えます!~
イベント内容
講演は、「皆さんが大切にしたいモノ(コト)はなんですか?」という投げかけから始まりました。
シンプルな質問ですが、すぐにこれだ!と答えられる人は多くないのではないでしょうか?
今回の講演のテーマ「何のために働くの?」の茂木さんの答えは、「自分が大切にしているモノを守るため、一人一人が大切にしている社会を創るため」だとおっしゃっていました。
茂木さんが「何のために働くのか」を語る上で欠かせない転機となった出来事があの東日本大震災だそうです。
茂木さんは震災後、気仙沼に足を運び、震災による被害を目の当たりにする中で、誰かの犠牲の上に成り立っている社会の構造が見えてきて、自分の子供の世代にどんな社会を残せるか?という想いが生まれたそうです。
また、気仙沼の人々と関わっていくうちに、「本当は犠牲なんてない、どんな環境でも自分の生き方は自分で選ぶことができる。自分にとって大切なものを自覚し、それを大切にすることが幸せの近道だ」と思うようになり、被災地から世界に発信できる新しい社会モデルを現地の人たちと一緒に実現するため、様々なプロジェクトを立ち上げられました。
そして講演の最後に、当事者として実現したい未来を描く意思を持ってほしいというお話をされました。
「集団の中にいるときに、意見を言ったり、一人違う方向に進んでいくことは勇気のいること。
けれど、自分の意思を信じて、まずは自分が動き出せば、それに共感した人たちがついてきてくれる。」
「べき論ではなく、何をしたいのか、自分の心に向き合ってほしい」
生徒たちの心にも響いたようでした。
そして、最後はこのメッセ―ジで締めくくられました。
「たかが一人、されど一人、勇気は伝播する」
講演を聞いた生徒たちからは、
- 「普段はあまり考えなかったが、自分が何を大切にしているのかを考えるきっかけになった」
- 「自分の知らない社会を知ることができた」
- 「何のために働きたいかという話で、社会的な「べき」よりも、自分の精神的な心が大事だということが勉強になった」
などの感想がありました。
講師 茂木崇史 さん
株式会社BOLBOP代表取締役東京大学経済学部卒業。
マッキンゼーアンドカンパニーに勤務後、株式会社リンクアンドモチベーション(東証一部上場)にて、ブランドマネジメント事業部執行役などを歴任。
その後、東日本大震災をきっかけに2012年に独立。
気仙沼に一般社団法人まちの誇りを設立し、復興に向けて地域や世代を超えたコミュニティを創造する活動を行う。
それから、人を起点にした地域活性事業を、継続的に行うべく、2013年に株式会社BOLBOPを設立。
- 講座名
- ありたい未来を自らつくる~「何のために働くの?」に答えます!~
- 講師
- 株式会社BOLBOP代表取締役
茂木崇史さん
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。
個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
結果として、学生生活における勉強や受験だけにとどまらず、自ら抱いた夢に向かって、計画的に、積極的に挑み続ける力が身につきます。
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