政治 ~暮らしやすい社会はどのようにして作られ、そして作っていくのか~

 開催日: 2016年7月

政治 ~暮らしやすい社会はどのようにして作られ、そして作っていくのか~
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イベント内容

講演のはじめは、すずかん先生が高校時代からずっと変わらず好きなもの「サッカー」のお話からはじまりました。
弱小サッカー部を戦略的に県優勝まで導いたエピソードに生徒は感心していましたが、それから政治の世界に入っても、日本でサッカーを広めたいという気持ちを強く持ち続けJリーグの発足に携わるというスケールの大きな話に驚きを隠せないようでした。
先生は、自分の軸はずっと変わらず、ただ環境や規模が大きくなっているだけだから高校生のうちに自分が大好きなものを見つけて欲しいという思いでこのお話をしてくださいました。

そして「政治」についてのお話は、この言葉からはじまりました。
「税金を集めて配ることが政治であり、集められる人はもちろん少なければ嬉しいし、配られる人は多ければ嬉しい、だからいつも"板挟み"。」

この「板挟み」というのがキーワードとなり、具体的なお話を聞く中で、先生が経験してきたことを想像して涙がでそうになっている生徒もいました。
決断はいつも49:51で、誰かがやらなければいけないもの。
51を選択したときには当然49の人からは悪く言われてしまう、だから政治家には良くないイメージがついてしまうこともあるとおっしゃっていました。

最後に、
「政治家でなくとも、リーダーとは板挟みの決断をする人であるから、中高生が今勉強しているのはその決断をするためなんだよ、例えば歴史というのは板挟みの物語であり、数学は決断をするときなくてはならない知識だからね。」というメッセージをお伝えいただき、強く受け止めた生徒が多くいました。

質疑応答のコーナーでは、予定していた時間では収まらないほど白熱しました。
先生のお話を聞き、今の自分の悩みを吐露する生徒もいました。

モチゼミ終了後には、

  • 「色々なことに挑戦したいというモチベーションに火がついた。」
  • 「政治家の人が板挟みであると実感でき、印象が変わった。」
  • 「人生においての板挟みの重要性と、歴史・政治・哲学・数学との関係性を理解できた。」
  • 「偉大な方とこの近さで講義を聞けたこと、そしてお急ぎにもかかわらず、質問に熱心に答えてくださって嬉しかった。」
  • 「本当に人生のためになった。」

など、非常に前向きな感想が挙がりました。

講演講師 鈴木寛すずきひろしさん

鈴木寛

1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、1986年通商産業省に入省。
慶應義塾大学助教授を経て、2001年参議院議員初当選、12年間の国会議員在任中、
文部科学副大臣を2期務めるなど、教育・医療・スポーツ・文化・情報を中心に活動。
現在日本サッカー協会・一般社団法人日本音楽著作権協会の理事も務める。
2014年より、東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策メディア研究科兼
総合政策学部教授同時就任。日本初の私立・国立大学のクロスアポイントメント。

講座名
政治 ~暮らしやすい社会はどのようにして作られ、そして作っていくのか~
講演講師
鈴木寛さん
開催日時・期間
2016年7月