超高齢化社会の中で"生きる"とは
モチゼミ 開催日: 2016年6月
イベント内容
今回は、超高齢社会を迎える日本の医療・介護問題の現状・課題・今後に関して「超高齢化社会の中で"生きる"とは」というテーマで、千葉市保健福祉局地域包括ケア推進課/NPO法人地域医療を育てる会の久保田健太郎様にご講演いただきました。
地域によって高齢化の進行率がばらばらの中では、従来、国が行ってきたような全国一律の福祉政策では日本の現状には対応できないとのことでした。
そこで地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていく地域包括ケアシステムが必要となってくるとのことでした。
また、それには市民が積極的に医療や介護に関心を向けることが必要不可欠であることをお教えいただきました。
若い自分たちも常日頃から医療や介護に関心を向けることの重要性を実感させられました。
中高生にとって医療や介護の話はなじみが薄いようで、はじめ生徒たちはぼんやりしている様子でした。
しかし、講義の最後で「身近な人を介護する必要がでた場合、あなたならどうするか」というワークを行った際には、グループごとに自分たち人生観を交えながら活発な議論が行われていました。
最後に、久保田さんはご自身の「経験」から自治体職員として医療にかかわる道を選んだとおっしゃられていました。
生徒たちも「経験」を重ねることで、自分が出来る事、したい事を広げていってくれればと思います。
講師 久保田健太郎 さん
千葉市保健福祉局地域包括ケア推進課/NPO法人地域医療を育てる会自治体職員として、高齢化の中での地域医療・介護のシステム構築に取り組まれているのみならず、NPO法人地域医療を育てる会に参画されるなど、多方面から医療・介護分野に携わる。
- 講座名
- 超高齢化社会の中で"生きる"とは
- 講師
- 千葉市保健福祉局地域包括ケア推進課/NPO法人地域医療を育てる会
久保田健太郎さん - 開催日時・期間
- 2016年6月
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