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食べ物に込められた物語を知ること~第1次産業から考える日本の未来~

食べ物に込められた物語を知ること~第1次産業から考える日本の未来~
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イベント内容

「農業って興味ありますか?」

小野寺さんのお話は、この問いかけから始まりました。
小野寺さんによると、農業に興味があり、かつ農業に関わる活動をしている人は、1%のみのようです。

その後、アイドルと比較して、第一次産業に関して、ご説明いただきました。

アイドル産業の規模は、約1186億円。
一方で、第一次産業は、10兆3291億円。
アイドルの数は2500人。
一方で、農家の人数は250万人。

このように農業とアイドル、比較すると、農業の方が規模が大きいです。
しかし、私たちには、アイドルの方が馴染みやすく、身近に感じられます。

その理由を小野寺さんは、「人」にあると言います。
アイドルには、一人一人個性があり、キャラクターがあります。
それらに惹かれて、人はアイドルのファンになっていきます。

しかし、「農家の個性」と言われても、ピンと来る人は少ないのではないでしょうか。
もっと多くの人が、農家一人一人のもつ「物語」に着目するようになれば、第一次産業はもっと盛り上がるのではないか、そのような思いから、農家漁師のリアルが集まるWEBメディア「日本食べるタイムス」を始められました。

その後、話は小野寺さんの「人生」に移りました。

小野寺さんは在学中に留学をされ、政治(当時は大統領選挙の話)の話が、当たり前にされている状況に驚いたと言います。
このように、第一次産業を当たり前の会話にすることはできないものかと考え、就職活動をせずに、農家漁師を巡る旅に出られました。
農家漁師を巡る旅に出た中で、食べられなかった野菜を食べられるようになり、ハードな畑仕事をし、また、農作業に数学の考え方が必要なこと等、様々なことを考え、経験されました。

最後に、第一次産業を当たり前の話題にするには、第一次産業+100Xが必要だと小野寺さんはおっしゃいました。
100XのXには、農家個人の魅力や、食べ物の美味しさ等、様々なものが入ります。
まずは、個人が関心をもつ部分と第一次産業の接点を見つけ、伝えることが大切だと伝え、講演を締めくくりました。

小野寺さんの講演を受け、参加生徒は、

  • 「日本の農業は今本当にピンチだと再認識できた」
  • 「農家さんが減ったのは、すごいヤバい状況だと認識できた」
  • 「あまり興味がなかったので、逆にとてもためになった」
  • 「田んぼの開墾が想像以上に大変だと知った」

という感想を述べていました。

講演講師 小野寺萌さん

NPO法人東北開墾 日本食べるタイムス
小野寺萌

盛岡第一高校、国際教養大学卒、ペンシルベニア州アーサイナス大学1年留学。大学卒業後、農家を巡る旅にでる。
今まで知り合った農家・漁師は100人以上。
自らも農的生活をしながら、ダンサーと英語教師を兼任して生計をたてていたが、2014年にNPO法人東北開墾に入社。
より「農家・漁師にスポットをあてて、食べる人と作る人をつなぐ」活動に力を注ぐ。
2015年よりWEBメディア「日本食べるタイムス」を発足。
大学生のチームと一次産業をコミュニケーションで変革することを目指す。農家オタク。

講座名
食べ物に込められた物語を知ること~第1次産業から考える日本の未来~
講演講師
NPO法人東北開墾 日本食べるタイムス
小野寺萌さん