自らの意志が未来を切り拓く

 開催日: 2018年1月21日(日)14:00~16:00

自らの意志が未来を切り拓く
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イベント内容

今回の講演でわかる3つのポイント

自分の夢に自信が持てる!

「日本一の〇〇大学に入りたい」「宇宙飛行士になりたい」......
本当は思っているのに、自分には無理だと諦めたり、夢が大きすぎて恥ずかしい、と思っている人も多いのでは?
加藤さんのお話を聞けば、きっとそんな考えも吹っ飛ぶはず。

カンボジア・ナイジェリアの"歴史と今"を知れる!

両国にクラブチームを持つ加藤さん。それらの国を選んだのには、日本とは大きく異なる歴史的背景があるのだと言います。
さらに実際にその目で見て・感じたカンボジア、ナイジェリアの様子を伺えるとても貴重な機会です!

「好き」が生み出す力を学べる!

「自分を好きになること、自分たちのチームを好きになることが、個人や組織が大きな成果を出す上で最も大事なことだと思う。」と加藤さんはおっしゃっています。果たしてその理由とは......?
大好きなサッカーに携わり、オーナーとしてチームをまとめる、加藤さんだからこそ説得力のある内容になっています。

こんな人にオススメ

  • 自分の夢に自信がない人
    将来の夢を見つけられていない人
  • 新興国での支援に興味がある人
  • 部活が大好きで、より良い部活にしたい!という人

講師 加藤明拓かとうあきひろさん

株式会社フォワード 代表取締役
加藤明拓

1981年生まれ。千葉県出身。
千葉県立八千代高校サッカー部にてインターハイ優勝、優秀選手に選出される。
明治大学卒業後、株式会社リンクアンドモチベーション入社。
組織人事領域のコンサルティング業務に従事後、スポーツコンサルティング事業部の立ち上げ、ブランドマネジメント事業部長を経て、2013年株式会社フォワードを設立。
2015年カンボジア1部リーグのサッカークラブ、トライアジア・プノンペンFCを買収し、クラブネームをカンボジアンタイガーFC(現アンコールタイガーFC)と変更、オーナー兼選手として活躍。
2016年ナイジェリア5部に新規参入したイガンムFCに出資し、共同オーナーに就任。
夢はサッカー後進国からの「メッシ超え、バルサ超え」 (世界No1のサッカー選手輩出、世界No1のサッカークラブの保有)

講座名
自らの意志が未来を切り拓く
講師
株式会社フォワード 代表取締役
加藤明拓さん
対象
モチベーションアカデミア渋谷校・自由が丘校・下北沢校の塾生
※塾生のご友人、保護者様も参加することができます。
開催日時・期間
2018年1月21日(日)14:00~16:00
開催場所
モチベーションアカデミア渋谷校
定員
40名
受講費
無料

開催レポート

今回は、株式会社フォワード代表の加藤明拓さんに講演していただきました。
メッシ越え、バルサという大きな目標を掲げる加藤さん。
加藤さんのもつ多彩なバックグラウンドやユーモア、明るい雰囲気に生徒たちも一気に心をつかまれ、とてもリラックスした雰囲気での幕開けとなりました!

たくさんの貴重なお話をいただいた中から、「これはぜひ多くの方に共有してもらいたい!」という内容を厳選し、以下の順にご紹介させていただきます。

  1. 3つの変革と挑戦@カンボジア
  2. ナイジェリアは、ダイヤの原石で溢れていた
  3. 加藤さんの夢と、それを支えるもの
  4. 描く、動く、発する
2018年1月モチゼミの様子

3つの変革と挑戦@カンボジア

カンボジアに暗い影を落としたポル・ポト政権。
1975~79年のわずか4年間でおよそ200万人もの人々が虐殺されました。
さらに、隣国で起きたベトナム戦争による被害者も国内に多く出ました。
これらの影響で人口は大幅に減少。そして現在、発展を推し進める都市とは裏腹に農村部の発展は取り残され、大きな格差となっています。
格差社会から未来が描けず、諦めやすい国民性も根付いてしまいました。

プロサッカーも同様で、加藤さんがオーナーとなる前は2対0で負けているだけで諦める状況だったと言います。
そのような諦めやすくやる気のない状況を打破すべく、加藤さんは3つの変革に乗り出します。

①働く意味をchange:

働く理由として多くの選手があげていたのが、「サッカーが好きだから」。
自分のためでなく、「家族や国民に夢、希望、勇気を与えるため」に働くのだと、加藤さんは何度もなんども伝え、選手のモチベーション向上を図りました。

②ホームタウンをchange:

以前は11チーム中10チームが首都プノンペンに集中しており、推しチームが形成されにくい状況。
そこで昨年シェムリアップに移転してスタジアムに入る人全員がタイガーのファンという状況を作り、ファンのために頑張ろうという意識をもたせたと言います。

③戦える選手にchange :

能力による選抜ではなく、やる気のある選手だけを厳選。
わずか13歳のデイビッドとプロ契約を結んだことでも話題となりましたが、年齢や地位に関係なくちゃんと見てくれるんだ!
という自信を国民に与えたかった、ともおっしゃいました。

ナイジェリアは、ダイヤの原石で溢れていた

イガンムFCファウンダー兼オーナーであるエバエロさんの

  • 「子供達にチャンスを与えたい」
  • 「サッカーにより未来に希望を持たせ、犯罪やドラッグに手を出す若者を減らしたい」

という熱い想いに突き動かされ、共同オーナーとなった加藤さん。

ナイジェリアの強みは、平均人口18歳と、国民の半数が未成年であること。
また、ナイジェリアの人口は、2050年までにはアメリカを抜き世界第3位になると、予測されており、"Population is Power"と考える加藤さんは経済市場も伸びると踏みました。
さらには遺伝的な身体能力の高さ、ハングリー精神の強さも備えており、まさにダイヤの原石で溢れている状態。
しかし、サッカーをする環境が整っておらず指導者もいない状況でした。 
それを見た加藤さんは、環境を磨いて、10年以内に優秀選手を世界へ送り出そうと決意したそうです。

加藤さんの夢と、それを支えるもの

〈メッシ越え、バルサ越え〉:世界No1のサッカー選手輩出、世界No1のサッカークラブの保有

これは加藤さんが掲げる夢です。
コンサルティングの仕事で「なんで仕事しているのか、何がしたいのか、追い求めたいものは?」と経営者に聞くうちに、「自分はどうなのだろう」と思うようになった加藤さん。

そんな頃にメッシが登場、日本からメッシのように強いサッカー選手を輩出して、みんなに希望を与えたいと思い、この夢に至ったと言います。

ところで、加藤さんのこの大きな夢を支えているものは果たして何なのでしょうか。

実は、加藤さんのお父様は末期ガンで若くして亡くなられました。
その経験から「人生は意外と短い。自分が決めて自分の人生を創り、楽しもう。」とお思いになったそうです。
この思いが、加藤さんにとって夢を追い続ける原動力となっているのでしょうね。

描く、動く、発する

そして最後に、加藤さんが大事にしていることとして3つの行動をあげてくださいました。
たくさん冒険にでて、非日常を感じよう!!自分の感性に従ってやりたいこと・チャレンジしたいことに取り組まなきゃ!人生はみんなが思っているより短いよ!可能性が0%じゃない限り、チャレンジしよう!!

2018年1月モチゼミの様子

『描く』:自分の情熱が注げるもので、沢山の人が幸せになるような絵を描く

人生の目標を決める上で中心にくるものを思い描くことが大切。自分だけじゃなくて周りの人も幸せになるような将来を思い描こう。
自分の情熱が注げるもの、好きなことの理想の状態を考えてみよう、というアドバイスをくださいました。

『動く』:大きな絵は描いても必ず修正が起きる。自分自身では想像できない世界がある。でも、動けばそこが少しずつ見えてくる。

目標を達成するためには行動あるのみ。たくさん行動して知らない世界を知ろう。知らない価値観・世界観を発見していこう。

加藤さんも実際、学生時代の貧乏旅行で感じたことが現在の仕事に大きな影響を与えている、とおっしゃいました。
人は固定観念により世界が狭まりがちだが、意識して行動に移すことで世界が広がり、成功の道が見えてくる、ということです。

『発する』:恥ずかしがらずに発信してみよう。応援してくれる人はたくさんいる。自分の足を引っ張るような人は相手にしない。

メディアが実社会に大きな影響を与えているように、発信は実現のための手段であり、暗示効果もある。
応援してくれる人やフィードバックをくれる人は必ずいるから、恐れる必要はない。ダサい、無理、等ただけなす人の声は聞かなくて良い、という熱いメッセージを送ってくださいました。

上の三つは、日本人はためらいがちだと世界を見てきた加藤さんは指摘します。
若いうちにしたほうが、家庭など失うものは少ないので、リスクを恐れずにいろんなことにチャレンジしてほしいということです。

受講者の声

モチベーションは伝染する。重要なのは自分が何をしたいか。自分のやりたいことにチャレンジしていこうと思った。

渋谷校 高2生

動くことを面倒くさがって逃げていましたが、結局は動かないことで何も始まらないし、世界も狭いままだと思い知らされました。

渋谷校 高2生

加藤さんみたいに私も自分の考えたことはすぐに行動に移していこうと思いました。

渋谷校 中3生

好きなサッカーを仕事にできているところがいいと思った。私も将来は好きなことを仕事にできたらいいと思った。

渋谷校 中3生

モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。

受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。
個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
結果として、学生生活における勉強や受験だけにとどまらず、自ら抱いた夢に向かって、計画的に、積極的に挑み続ける力が身につきます。
モチベーションを高める教育とは?
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