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お笑い芸人×社会学研究者と日常生活をナナメから捉えてみよう!

 開催日: 2018年7月25日(水) 15:00~17:00(開場:14:45)

お笑い芸人×社会学研究者と日常生活をナナメから捉えてみよう!
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イベント内容

突然ですが、みなさん
「意識高い系」という言葉を聞いた時どんなことを思いますか?
「意識高い系」って、いつから使われ始めたんだろう。
なんでちょっと批判的な意味があるんだろう。
時期によって意味が変わってきていないか。
普段、何気なく使っている言葉や身の回りに起こることに対して、少し違った観点で見てみることで、
日常生活がもっと面白くなると思うのです。
実は、そうやってみんなが知っていることに違う角度で切り込むのが、
「お笑い」であり、「社会学」なのです。
お笑い芸人で、社会学研究者の小保内さんとともに、日常生活を豊かにする、新たな観点について考えてみませんか?

小保内さんより

自分しか読めない大量のメモ。
専門書、小説、詩集、お笑いDVD。
これらが雑然と散らかった狭い部屋、 六畳一間虚構の海が、 僕の生活の全てです。
僕は大学院で社会学の研究をしています。
同時に、お笑い芸人として 舞台に立っています。
この大きくかけ離れたものに思える 二つのアイデンティティは、 いつも同じ想像力によって 支えられています。
僕が毎日考えていることについて、 時間の許す限り お話しできればと思います。

過去のモチゼミ受講者の声

自分の気持ちを伝える大切さを、改めて感じたと思います。日々感謝したり、人と人との繋がりのありがたみやその瞬間の幸せを見出したりできる人になりたいと思いました。

6月モチゼミ「やりたいことがないキミに告ぐ ~「やりたいことを探さない」生き方について お坊さんと考えよう~」受講者の声

自分のやりたいことがある、ということが将来非常に大きな励みになるんだということに気づかされました。ワークショップでは実際に目の見えない状況が体験できて、こんな感じなんだという発見がありました。

4月モチゼミ「人生の選択や目標に迷っているあなたへ ー映画化作品作家と、「障害」について考え、一歩を踏み出そう!ー」受講者の声

指揮者の話が聞けると思い、興味を持ちました。指揮の話などもとても面白かったし、勉強に対する考え方が変わるような言葉を聞いて自分の中の考え方が変わりました。

3月モチゼミ「回り道を恐れるな - 揮者が語る勉強の哲学-」受講者の声

講演講師 小保内太紀おぼないたいきさん

お笑い芸人/京都大学大学院 教育学研究科在学
小保内太紀

1992年、青森県出身。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科在学。
現在も大学院に在籍し社会学研究者としても活動しており、専門に関わる論文や講演記録などが存在する。
一方でお笑いコンビ「カフカ」のメンバーとして活動しており、毎月50本以上のステージをこなす。
まだ5歳の時、保育園の夏祭りを一人で抜け出して街をさまよった時に、ふと己の天才性を感じた。
今もそのまま、めまぐるしく変わる社会と、肥大する自我の接点を探してさまよっている。

講座名
お笑い芸人×社会学研究者と日常生活をナナメから捉えてみよう!
講演講師
お笑い芸人/京都大学大学院 教育学研究科在学
小保内太紀さん
対象
中~高校生対象 ※塾生のご友人、保護者様も参加することができます。
開催日時・期間
2018年7月25日(水) 15:00~17:00(開場:14:45)
開催場所
モチベーションアカデミア渋谷校
定員
30名 ※定員となり次第 締め切らせていただきます。 ご了承ください。
受講費
無料

開催レポート

今回のご講演は、持ち前のトーク力ですぐにアットホームになり、大喜利のワークを挟みながら主に社会学の視点について話していただきました。
その中でも、特にみなさんにも知っていただきたいエピソードについてご紹介いたします!

☆社会学とお笑いの共通点とは?

勉強の社会学と娯楽のお笑い...
一見かけ離れているように思いますが、小保内さんによれば互いに共通するものがあると言います。

それは、「他人と異なる視点で見る」ということ。

そもそも社会学とは、
社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム(因果関係)を解明するための学問。
「実態を解明する」ためには、「その実態の第一発見者となる」必要があり、そのためには社会について常識的な見解を一旦保留し、まだ誰も知らない切り口での分析をしなければならないのです。

一方お笑いも、他人と異なる視点で日常を観察することで、笑いが提供できるのです。

このように見てみると、社会学もお笑いも根本でつながっていることがわかりますね。

☆「変わらない常識」など存在しない

「他人と別の視点で見る」ということは、「様々な判断軸がありうる」わけで、人や時代によって変わらない常識などはないのです。
現に男尊女卑などは、かつては当たり前のこと、あるべき姿と捉えられていましたが、今では女性軽視と叩かれますよね。
社会学はそのような、常識を覆したり疑問を呈したりする役割を果たしています。

例えば、自殺は社会的な現象で、ある機能を果たしているとする「自殺論」、生まれた環境によって将来がすでに変わってくるとする「文化資本論」、男女の平等化が進むきっかけとなった「ジェンダー研究における構築主義」など。
社会学は、常識にとらわれ、視野が狭くなりがちな私たちに一石を投じる役割を果たしてくれているのですね。

☆客観性と批判力を持とう

そのように大切な役割を果たしている社会学ですが、社会学に任せるのではなく、私たち一人一人が自覚がないところに切り込んで批判する能力や客観性を持つことが大事なのです。

「人は誰しも講義する能力があるのだから、偏った判断軸に少しでも疑問に思ったら手を動かし、声をあげよう。みんなと調和する力は大事だが、自分のモヤモヤを晴らすために動くのも大事。疑う能力は自分が思っている以上に低いことを自覚しよう。」
とのことでした。

いかがでしたか?
少しでも生き方について参考になったり、感じることがあったりすれば幸いです。

参加した生徒からは

  • 「人は常識や偏見によって左右されがちだから、一旦保留して考えたいと思った。」
  • 「現実や常識に疑問を持つのは難しいことではあるが、これからはそれを意識して生活してみようと思う。」

などの声をいただいております。