お金も情報も人も0から集める これからのリーダーシップ
モチゼミ 開催日: 2019年2月17日(日) 10:00~12:00(開場:9:45)
イベント内容
- 「今勉強している重要性がわかった」
- 「インプットとアウトプットの実践家だ」
過去のモチゼミで満足度最高評価を得た「伝説の」モチゼミが帰ってくる!
子供と母親のキャリアを考えるイノベーションクリエイター尾崎えりこさんが伝える
リーダーシップの極意と中高生のあるべき姿についてお話しいただきます。
どんな話をするの?
- 自分のやりたいことをするには「お金」は必要か?
- 専門家じゃないと成功しないのか?
- リーダーに必要なものとは?
こんな人にオススメ
- 将来リーダーとして仕事したい人
- 現在、部活動などでリーダー的存在の人
- やりたいことがあっても中々行動できない人
- 家庭をもちながらも、働いている女性の話しを聞いてみたい人
講師 尾崎えりこ さん
Trist代表、(株)新閃力代表取締役、(株)HackCamp執行役員新卒で組織人事コンサルティング会社に入社し、結婚を機に転職。
企業内起業で子会社を設立後に執行役員として事業開発に関わり、第一子育休復帰後、代表に就任。
第二子の出産を機に退職して、千葉県流山市にて(株)新閃力を設立。
テレワーク推進賞やWork Story Awardなどを受賞。
NHK日本テレビ等の番組や全国紙に数多く取り上げられる。
NPOコヂカラ・ニッポンの副代表も務める。現在7歳と5歳の子育て中。
- 講座名
- お金も情報も人も0から集める これからのリーダーシップ
- 講師
- Trist代表、(株)新閃力代表取締役、(株)HackCamp執行役員
尾崎えりこさん - 対象
- モチベーションアカデミア渋谷校・自由が丘校・下北沢校・横浜校の塾生 ※塾生のご友人、保護者様も参加することができます。
- 開催日時・期間
- 2019年2月17日(日) 10:00~12:00(開場:9:45)
- 開催場所
- モチベーションアカデミア渋谷校
- 定員
- 40名 ※定員となり次第 締め切らせていただきます。 ご了承ください。
- 受講費
- 無料
開催レポート
今回の講演はこれまでとは一味違う、非常に実験的で刺激あふれるものとなりました!
その様子と、尾崎さんからのメッセージをお届けします。
突然始まったワーク
開幕早々、尾崎さんはこう宣言しました。
「これからのリーダーシップとは何か、私にはわかりません。私はむしろ、10代の皆さんが考えるリーダーシップがどんなものかを知りたいです。それを教えてください。」
突如尾崎さんから与えられた課題。困惑する参加者たち。しかし尾崎さんは会場を見守るだけ。
それぞれが手元のメモをもとに考え始めました。静まり返る会場。これまでのモチゼミでは見られない、異様な空気が会場を包みます。
異様な静けさが続くこと15分...
会場内に1つの小さなグループが!
さらに数分後、
「グループで話し始めてもいいですか」と質問する生徒が現れました!
会場内にいくつかのグループが作られていきます。
そして40分後、尾崎さんの問いかけにより、リーダーシップについての発表が始まります。
そこで「人に頼られる力」「企画を進められる力」「自分の意見を発信する力」などが挙げられていきます。
しかし、これを聞いて尾崎さんが話し始めた内容は、全く違ったものでした。
リーダーシップを机上で語っても何も生まれない
尾崎さんは発表を聞いて、こう問いかけました。
「さて、皆さんはリーダーシップについて頭で理解しているはず。でも、誰も最初動きませんでした。私は『私に何も聞いてはいけない』とは言っていません。しかし誰も私に質問しませんでした。皆さんも『これは何の時間なんだ』と思ったと思います。しかし、誰も動きませんでした。では、なぜ誰も動けなかったのでしょうか?何が怖かったのでしょうか?」
そして、尾崎さんは続けます。
尾崎さん曰く、社会にはルールがほとんどありません。その中でざっくりした問題と制限時間だけが与えられます。
その制限時間の四分の三を個人ワークに使うということへの恐怖を尾崎さんは指摘しました。
「社会は基本的につまらないもの。社会から様々なヒントが与えられる中で、それを使えるかどうかが重要です。」
そう尾崎さんは語ります。
そして最後に尾崎さんは生徒に向けてこう突きつけました。
「リーダーシップを机上で語っていても、何もできない」と。
スピード感がリーダーシップには重要
尾崎さんは続けます。
「日本人は考えてから動き出すことが多いが、世界は待ってくれない。考えて、動き始めた時点で議論は終わってしまっている。だから、『考えながら動く』ことができない限り、リーダーシップは取れない。人間は失敗による学びしか覚えられないのだから、動き続けることが重要なんです。」
先頭から2番目が重要
尾崎さんはリーダーシップについて、「先頭から2番目、3番目になれるかが大事」と語ります。
「1人目として先陣を切るのは狂っている人です。そうでないと場の空気を壊すことはできません。しかし、実はそれについていく勇気がある人がとても重要です。2人目、3人目になれるかで1人目がリーダーになれるかどうかが変わってきます。皆さんには、誰かが空気を壊そうとしたときに2人目、3人目としてついていく人になってほしいです。そういう人がたくさんいれば日本は変わっていくと思います。」
リーダーシップを取れる「場所」を見つける
尾崎さんの熱いメッセージに聞き入る生徒たち。
尾崎さんは全員に対し、こう伝えました。
「無理にリーダーシップをとる必要はありません。リーダーシップをとれる『場所』があることが重要です。そのためには、自分が一番好きで得意な分野を考えることが大事。それによってリーダーシップが湧いてきます。そもそも、自分が楽しくないと人は寄ってきません。危機感や同情では人は動き続けられないのです。」
「特に現代では、価値観は本当に多様です。その中で自分の価値観に共感してくれる人を集めることが大事になってきます。自分に合ったものを取捨選択することもこれからのリーダーシップです。そして、先陣を切るリーダーに2番目・3番目として選ばれる人になるためには、『自分の面白いと思うこと』を考え続けることが大事になるのです。」
非常に実験的で、刺激的な場となった今回のモチゼミ。
多くの生徒が「本当のリーダーシップとは何か」を自ら体験し、多くの気づきを得ることができたようでした。
尾崎さん、本当にありがとうございました!
モチゼミでは今後も魅力的な講師をお呼び致します。
ぜひ、奮ってご参加ください!
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。
個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
結果として、学生生活における勉強や受験だけにとどまらず、自ら抱いた夢に向かって、計画的に、積極的に挑み続ける力が身につきます。
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