これからの時代を楽しく生きていこう!

 開催日: 9月29日(日)10:30-12:30

これからの時代を楽しく生きていこう!
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イベント内容

夢は"選ぶもの"ではなく、"描くもの"

人間の進歩の歴史はテクノロジーの進歩の歴史です。
紙が生まれ、羅針盤が生まれ、火薬が生まれ、 その度に人間の生き方は変わっていきました。
そして今はIT(インフォメーションテクノロジー)の加速が我々の生活を劇的に変えていっています。
そんな時に僕らが楽しく生きていくために必要なことって何だろう? そんな問いを投げかける内容です。

こんな人にオススメ

  • 将来何をするか決まっていない
  • これからの時代に不安を感じる
  • 教育, IT(インフォメーションテクノロジー)に興味がある
  • なにより楽しく生きていたい!

講師 丸本徳之まるもとのりゆきさん

LifeisTech サービス事業部長
丸本徳之

1984年生まれ、広島市出身。
慶応義塾大学文学部卒業後、株式会社リンクアンドモチベーション入社。
人事制度の設計やビジョン策定~風土改革など、組織人事領域でのコンサルティングに従事。
最強のチーム創りについて研究。
その後、半年間 主夫業に専念。油汚れを落とすために最適な洗剤について研究。
ライフイズテック株式会社にジョイン後は、キャンプやスクールなどライフイズテックが提供するサービスを統括。
「夢は選ぶものではなく、描くもの」そんなポジティブな気持ちで自由に生きていける世の中を創るため、研究を続ける日々を過ごしています。

講座名
これからの時代を楽しく生きていこう!
講師
LifeisTech サービス事業部長
丸本徳之さん
開催日時・期間
9月29日(日)10:30-12:30

開催レポート

お話は丸本さんがサービス事業部長を務めるLife is Techの紹介から始まりました。

「Life is Techでは中高生にプログラミングを教えている」
「プログラミングを教えられる大学生ができた方が社会に大きなインパクトを与えられる」

PVなどを見せながら、魅力的な点をアピールされ、生徒の目が輝いてきます。
「Life isTechを通して、自分でプログラミングをしてみるという体験ができる。学びの入り口を成功体験で作れる」
「私たちは中高生一人ひとりの可能性を最大限に伸ばすことをミッションにしている」

続けて、なぜこのような教育をしているかの話が始まります。
今までの教育はアメリカをモデルに作られているんだ。そのモデルは正解があって、いち早くその正解にたどり着くことを目標にしていた。
「だけど、その教育モデルは今まで70年間変わっていないんだ。人の生活や価値観は70年前と大きく変わっているのに」
丸本さんはこれを教育のタイムトリップ構造と呼びました。

「日本は敗戦国で発展途上だったから、先進国の真似をしていればより良い教育をすることができた」
今や日本は超高齢社会となり、課題先進国になった。未だかつてどの国も体験したことのない課題に直面しているんだ。にも関わらず、決まった正解があるとされているモデルを使い続けている。」

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真剣に聞き入る生徒たち。

今の小学生が大人になった時に約65%が今は存在しない職業に就くと言われている。今存在している仕事のうちたったの35%しか残らない」
「今までは既にある仕事の中から選んでいればよかったけど、これからはどんどん新しい仕事を作っていかなければいけない」
夢を"選ぶ"時代は終わってきていて、これからは夢を"描く"時代になる

ここで、今回の講演のテーマにもなっている「夢は"選ぶもの"ではなくて"描くもの"」というキーワードが登場しました。

そして、丸本さんが見ていた少年の話が始まります。
「その子はいわゆるやんちゃ少年だった。3ヶ月に1回先生が席替えをするんだけどその生徒だけは毎回同じ席だったんだけど、どこだと思う?」
聞かれた生徒が先生の目の前だと笑いながら答えます。

「そうなんだよ!それで、それが不公平だから自分たちだ席替えを決めせてくれと先生にお願いしたらOKがもらえた」
「でも、自分たちで席を決めようとしたんだけど、席替えの方法が決まらなくて結局できなかった。先生が席替えしたら不公平だけど、自分たちでやったら不効率だったんだ。」
「だから、それが悔しくてその子は家に帰ってLife is Techで学んだ知識を使って、席替えをするアプリを作ったんだ」
ただ、プログラミングができるようになるだけでなく、この世界は変えられるんだという学習をする
「不満に思ったことに対して解決策を見出して、それを自分で実現する。これってビジネスにだってできる」

生徒の顔がワクワクしてくると共に難しそうという顔になってきた時にすかさず丸本さんが付け足します。
「これ、実は全然難しくない!難しいと思うのは消費者思考があるから。消費者から生産者の思考になれば難しくなんてない。むしろ、身の回りのことがなんでこうなってるんだろうと気になってくる」
テクノロジーの進歩によって改善から革新をする社会へと変わっていく。ITからは逃れられないからITで何ができるか知っておく必要がある」

そして、丸本さんは最後にこう締めます
夢を選ぶな!夢を描け!

講演終了後、生徒のメモにはこんなことが書かれていました。

「答えがない課題を見つけるというお話しを聞いて、自分が今問題だと思っている"虐待"の問題を自分がどのように行動することで答えを導きだせるのか考えたい。中高生一人ひとりの可能性をのばすというお話しを聞いて自分も将来保育士になったとき、幼児の可能性を伸ばせるようになりたい」

ただ、受験で受かるだけではなく、社会で活躍する人間を育むモチベーションアカデミアだからこそ、このような生徒の成長は嬉しいものです。

今月も生徒に影響を与える刺激的な場となりました。丸本さん、お忙しい中ご講演ありがとうございました!

モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。

受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。
個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
結果として、学生生活における勉強や受験だけにとどまらず、自ら抱いた夢に向かって、計画的に、積極的に挑み続ける力が身につきます。
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