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「灘校、東大、そしてピアニスト」~生きたいように生きる~

 開催日: 2017年5月27日(土)14:00~16:00

「灘校、東大、そしてピアニスト」~生きたいように生きる~
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イベント内容

中学3年生の時に、あるアーティストの音楽に出会い、それ以来音楽に魅了され、没頭し続けてこられた園田さん。
灘校、東大、そしてピアニスト、と異色の経歴をたどってこられました。

生きたいように生きるとは、どのようなことなのでしょうか。

園田さんプロフィール

  • 3歳の時に母親に連れられエレクトーン教室に通い始める
  • 灘校中学高校に通う
  • 中学生のときに、心の師である、小曽根真さんの音楽に出会い、ジャズピアノの世界に引き込まれる
  • 必死の勉強の末、東大に入学
  • 大学時代にはジャズクラブなどで演奏する
  • ジャズクラブでの出会いがきっかけで日本武道館でのゴスペラーズのバックピアニストを務める
  • 大学時代にボーカルのいないインストバンドである「ソノダバンド」でデビュー
  • ソノダバンドで、オリコン社が毎月1アーティストのみ選ぶ、次のブレイクを担うアーティスト「Oricon Power Next」に選ばれるなど、インストバンドとしては異例の活躍
  • ソノダバンド解散後、ソロアーティストとして、これまでに3枚のソロアルバム「Do (Not) Let Me Go」「YOU」「I」をリリース
  • ソロアーティストとして、共演も多数。AKB48、Kinki Kids、いきものがかり、SMAP、矢沢永吉、クレモンティーヌなど
  • 作曲・編曲を自身の音楽活動の核としながら、ポップスやロックだけでなく、歌謡曲からミュージカルなど、幅広いジャンルに対して、自身の音を追求している

園田さんの小学校~高校時代

まず、話は園田さんの学生時代から始まります。

小学校のときには肥満児で、運動が苦手、クラスでも全く目立たない存在だったそうです。
そんな中、当時世間では、Kinki Kidsがデビューし人気を博していました。
彼らのデビュー曲「硝子の少年」のイントロを耳コピしてクラスで弾くと、クラスメイトに喜んでもらえたのです。
普段地味で見向きもされないような自分が、音楽で人気者になれる,人を喜ばせられる。これが園田さんにとっての原体験でした。

その後、親のすすめで灘中高へと進学。
しかしそこで園田さんは挫折します。
地元小学校では一番優秀でも,灘校の最初のテストでは平均点さえとれない。
勉強では挫折した園田さんですが、灘校にはお互いのよいところを認め合って伸ばし合う風潮がありました。
勉強はあまりできなくても、クラスメイトなどに「あいつのピアノいいよな」などと認められる中で、「自分は強みは音楽なんだ」という気持ちを持ちます。

小曽根真さんとの出会い

園田さんにとって、「人との出会い」は自分を成長させる大きな要因でした。
園田さんが強く憧れる人には、たとえ普通の人が会うのが難しいと思われるような人でも、情熱でもって直接会い、お話することを可能にしてきました。
憧れの人と対面し、直接話すことで得た感動やモチベーションを羽根にして上へ上へと成長してきました。
中でも、小曽根真さんとの出会いは園田さんの人生の中で大きなターニングポイントでした。

小曽根真さんは、グラミー賞にもノミネートされているような世界的なジャズピアニストです。
当時中学3年生だった園田さんは、たまたま家においてあった小曽根さんのCDを聞いて衝撃を受けます。
その後は、小曽根さんを徹底的に調べます。
小曽根さんを教えていた講師の方が開いているスクールに通ったり、小曽根さんの即興の音楽を耳コピして楽譜に起こしたりしたそうです。
両手で弾いているのでいくつもの音が同時になっている、さらにはジャズはその場で作り出される音楽なので、楽譜もどこにもない。
非常に大変な作業でしたが、5曲ほど完全に耳コピしたそうです。

園田さんは、小曽根さんにどハマリし、「小曽根さんに会いたい!」と思いました。
そこでとあるジャズクラブでのライブの6時間前から並び最前列で聴き、スタッフの方に会いたいという強い思いを伝えなんとか会ってもらえました。
そして思いを伝えると、小曽根さんに激励の言葉をかけていただけたそうです。

その後、小曽根さんの音楽への傾倒に拍車がかかった園田さんでしたが、練習を重ねる中で思ったことは、
「音楽って自由だな」
ということ。

ジャズ音楽は、即興演奏が中心です。
楽譜もなく、その場で音楽が作り出されるのです。
演奏しながら、雰囲気を感じながら、毎回毎回奏でられる音楽は違います。

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講演ではおなじみのドラえもんのテーマソングをジャズアレンジでお届けしていただきました。
普段私たちが聞いているドラえもんの歌とは思えないようなおしゃれさで驚きが隠せませんでした。
「音楽って自由だな、何でもありだな」と感じる演奏でした。

自分らしい音楽

園田さんは大学時代、ジャズピアノの腕を磨くために、ジャズクラブで演奏することもありました。
そしてそこにも素敵な出会いがありました。
たまたまそこのジャズクラブに居合わせた音楽プロデューサーの方は園田さんの熱い演奏に胸を打たれ、「今度一緒に仕事をしよう」と呼びかけます。始めは社交辞令か何かだと思っていた園田さんですが、なんと、のちに彼からの誘いで日本武道館でのゴスペラーズのライブにてバックピアニストとして演奏することになったのです。

園田さんにとって、武道館でのゴスペラーズのライブは、「プロ」への意識を持つきっかけとなるライブでした。
同時に、自らの音楽観が変化したライブでした。

貴重な経験をさせてもらったけれど、まずは自分の音楽を書いて、それをたくさんの人に届けたい。
自分らしい音楽の追究を始めたのはこの頃でした。

今回の講演の中では、自分らしい音楽の代表として、ソノダバンドで最初にリリースしたオリジナル曲、Soul Riverを演奏されました。

園田さんは、「音楽以外の部分が音楽を育てる」と言います。自分の体験が根っこを創り上げ、そこから音楽として表現したイメージが生まれてくるのです。
園田さんの力強く繊細な演奏には、聞いている私たちは鳥肌が立ちました。園田さんの今までの人生が反映されているような気がしました。

なぜ音楽をやっているのか?

そもそも園田さんはなぜ音楽をやっているのでしょうか?

小学校のとき、「硝子の少年」のイントロを弾いたときクラスメイトに喜んでもらえたこと、
中高のときに「あいつのピアノかっこいいよね」と自分の存在を認めてもらえたこと、
園田さんは、こんな自分の原体験、自分の感覚を持ち続けたいと言います。

園田さんは自分の感覚と相容れないような正論は信じません。
自分の感覚を信じて、異論を唱えることも臆しません。

さらに、「音楽は、人と人をつなぐ」と説明します。

音楽は、全く知らない人の心の中に入り込んで動かすのです。

音楽を通じて、人と人がつながる。
園田さんは、つながりを求めて音楽をしているんだと説明します。

講演の最後は、「ぼくは夢を見る」という曲の演奏で締めくくっていただきました。
この曲はフランスの歌手クレモンティーヌのアルバムに収録されている曲です。

最後にふさわしい、心が洗われるようなすてきな演奏でした。

講演に参加した生徒からは、
「生で色々な演奏を聴けてよかった。」
「好きなことがあればそれを実現しようとする気持ちが大切。」
「情熱を持てるものを見つけようと思った。」
「正論を唱えることは誰にでもできる。異論を唱えることが大切。」
「自分が今考えている人生の一つにものすごい近い生き方だった。」
との感想をいただいています。

「音楽を通じて人とつながる」「自分の感覚を信じて異論を唱える」などの園田さんの考え方は、生徒の人生観にも影響を与えたのではないでしょうか。
そして今回園田さんが演奏してくださった曲の数々は、一人ひとりの生徒の心に確かに響いたことでしょう。

講演講師 園田涼そのだりょうさん

ピアノ・キーボーディスト・作曲家・編曲家
園田涼

兵庫県出身。
灘中学校在学中に、成績トップ層の生徒との圧倒的な差を見せつけられ、「自分は音楽家になるしかない」と音楽家になることを決意。
東大入学後、都内ジャズクラブのセッションなどで修行を積む。
大学在学中にシンセイサイザーコンテストで全国一位を獲得。
その頃にゴスペラーズや藤井フミヤのバックキーボーディストを務め、本格的なプロ活動を開始。
自身がリーダーを務める「ソノダバンド」を結成し、2010年にメジャーデビューし国内外でのライブやフェス出演などで活躍(2014年3月に解散)。
これまでに3枚のソロピアノアルバム「Do (Not) Let Me Go」「YOU」「I」をリリース。
現在は自身のコンサートの他に、作曲や編曲を核としつつ、演奏においても、ポップスやロックだけでなく歌謡曲やミュージカル、フルオーケストラとの共演まで自分の音を追求しながら幅広く活動している。

講座名
「灘校、東大、そしてピアニスト」~生きたいように生きる~
講演講師
ピアノ・キーボーディスト・作曲家・編曲家
園田涼さん
開催日時・期間
2017年5月27日(土)14:00~16:00
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