アスリートになれなくても、僕はプロスポーツの世界で生きていく

 開催日: 6月25日(土)16:30~18:30

アスリートになれなくても、僕はプロスポーツの世界で生きていく
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イベント内容

高校3年生の時に、「地元北海道でスポーツの仕事をする」と決めてから、現在に至る多田さん。
多田さんはなぜ、アスリートになれなくても、スポーツの世界で生きていこうと決めたのでしょうか。
今回は、多田さんの経験がどのように今の仕事に結びついているかなどお話しいただきました。

講師 多田敦ただあつしさん

株式会社ブレックス セールスグループ スポンサーセールスユニット
多田敦

北海道赤平市出身。大学時代は、立命館大学バスケットボール部に所属し、3年生、4年生で大学生全国大会(インカレ)に出場。
その傍らで、立命館大付属守山中男子バスケ部の外部コーチを務め、創部3年目で県大会出場に導く。
その後、リンクアンドモチベーショングループ入社を経て、リンクスポーツエンターテインメント転籍入社(現栃木ブレックス運営会社)。
現在は、「地元に密着したチーム作り」を目標に掲げ、スポンサーセールス(企業からチームを運営するための資金を調達する役割)グループにて活動中。取り組みは記事への掲載多数。
多田さんの所属するリンク栃木ブレックスは、元NBA選手の田臥選手を擁し、今年5月に、2016年度設立したばかりの日本のプロバスケリーグBリーグの初代優勝チームとなっています。

講座名
アスリートになれなくても、僕はプロスポーツの世界で生きていく
講師
株式会社ブレックス セールスグループ スポンサーセールスユニット
多田敦さん
開催日時・期間
6月25日(土)16:30~18:30

開催レポート

「夢の見方」、お教えします!

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ご講演は、現在多田さんが所属されているリンク栃木ブレックスについてのお話から始まりました。
こちらのリンク栃木ブレックスは、昨年度設立されたばかりの日本プロバスケリーグであるB.LEAGUEの初代優勝チームとなった、話題沸騰中の記念すべきプロバスケチームです。

  • 世界に通用する選手やチームの輩出
  • エンターテイメント性の追求
  • 夢のアリーナ

の三つのビジョン追求するB.LEAGUE所属の45チームの頂点に輝いたのです。

しかしこのリンク栃木ブレックスの強味はバスケの強さだけではありません。
地域のお年寄りや小さな子供たちと触れ合い、交流を深めることで地域貢献もしているのです。
その回数は年間340回。
2007年から2017年3月までで累計2626回の地域貢献活動を行ってきました。
まさに地域からも愛されるバスケチーム。
B.LEAGUE優勝後の凱旋パレードでは3万人もの県民が集まり、祝福されたそうです。

続いては「中高生がバスケの試合にきてくれるようにするには何を、どのように伝えるか?」ということについて参加生徒と共に考えるマーケティング戦略ワークショップを行っていただきました。
若者の間で人気のある人をゲストとして呼ぶのがよいのではないか、実際に選手と交流できるようなイベントが同時に行われたら良いのではないか。
宣伝媒体としてのSNSについてなど、何を、どのように伝えればより効果的なのかということについて互いに意見を出し合い、実際の企画作業やマーケティング戦略を身近に感じられるような機会となりました。

①過去(夢を「探す・伝える」)

「なりたい自分・かなえたい夢」を明確に持ち、できるだけ周囲へ伝えることが大切だと多田さんはおっしゃいます。
夢は一人ではかなえられないものであるから、その夢を周囲に伝えることで初めて人々のサポートや協力が得られるようになり、夢をかなえる第一歩となるのです。

②現在(夢を「かなえる・大きくする」)

現在の自分にとって常に大切なのは目の前のことに全力で取り組むことだそうです。
そうすることで新たに、そしてより深く見えてくることや感じることがあるのです。

③未来(夢を「与える・残す」)

夢をかなえたところで大切なのは感謝の気持ち。
多田さんご自身も、今までの人生の中で夢を認めてもらい、かなえる機会をも与えてもらった経験をお持ちで、そのことに対する感謝の気持ちは今でも確かに胸の中に存在しているそうです。

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ワークショップの後は多田さんご自身のお話をしていただきました。
テーマは「夢」について。
多田さんご自身の経験を基に、夢を大きく「過去」「現在」「未来」にわけて考えることを学びました。

そして、自分が思い描いたことは必ずかなうと多田さんはおっしゃいます。
先を思い描いてみて、自分の気持ちが入り高鳴ることであれば、その夢は必ずかなうものであるのです。

当日参加いただいた生徒からは

  • 「自分が思い描いたことはかなう」ということを信じていることはとても良いと思った。
  • 「なりたい自分、かなえたい夢」を明確に持ち続けることが大事。
    目の前のことに全力で取り組む。という言葉が印象的だった。
  • 夢は周りに伝えるのが大切だということが心に残っている。

とのご意見をいただいております。

夢というのは大きければ大きいほど、そして自分にとって魅力的であれば魅力的であるほど、現在の自分との距離感を感じさせ、どれだけ頑張っても届かないのではないかという気持ちをもたらすものであります。
しかし今回の多田さんのご講演を通じ、多田さんご自身のご経験、そしてそんな多田さんだからこそ自信をもって口にできる「自分が思い描いたことは必ずかなう」という言葉に生徒は皆勇気づけられたのではないでしょうか。

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