勉強の「ルーティン」をつくって苦手克服!(2)

勉強の「ルーティン」をつくって苦手克服!(2)

こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。


11月に入り、だいぶ寒くなって参りました。
雪が降った地域もあるようで、年の暮れに近づいていることを実感します。

保護者の皆さまもお子様も、どうぞご体調にお気をつけて、
お元気にお過ごしになることを願っております。


さて、前回のメルマガでは、
「勉強のルーティンをつくる」ということについてお話ししました。

なかなか勉強が長続きしない。
嫌いな科目だと「つい勉強しなくていいや」となってしまう。

そんなお子様ほど、
「いつ・どこで・どのように」勉強するかを具体的に決めてしまい、
生活の中に「ルーティン」として組み込むことが重要でした。

さて、今回のメルマガはその後編になります。

「ルーティン」として組み込むことが重要だと言っても、
そのルーティンを持続させることができなければ意味がありません。

そこで今回はまず、ルーティンを持続させるためのコツについて、
具体的に2つご紹介したいと思います。


(1)スケジュール管理の場所を決める

お子様は、毎日のスケジュールや「今日やること」の管理を、
どのような形でやっておいででしょうか。

特にスケジュールの管理などはしていないというお子様も多いかもしれませんが、
この管理の方法をしっかり決めて、
「ここを見れば、いつ何をやればいいかが全て分かる!」
というシステムを作ってしまうことが、ルーティンを定着させる第一歩になります。

スマホを賢く使って「カレンダーアプリ」を活用してもいいですし、
特に毎日大きく予定が変わることはないというお子様は、
箇条書きの「やることリスト」を毎日必ず所定の方法で作っても構いません。


(2)ルーティンの中身や進捗を「見える化」する

もう一つのコツは、ルーティンの中身や進捗を生徒だけ把握しているのではなく、
保護者さまや塾の先生など、周りの大人と共有された状態にしておくことです。

保護者さまと共有するのを嫌がる中高生のお子様もいらっしゃるかと思います。
そういう時は塾の先生などを検討いただければと思いますが、

今日そのルーティンを実践できたかを、最初のうちは毎日単位で共有してもらい、
それに対してアドバイスやコーチングを行うことで、
完全に定着し切るまでの期間、お子様をサポートすることができます。

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ここまでルーティンについてお話ししてきましたが、最後にもう一つ。
ルーティンをつくることの「注意点」についてお話しさせてください。

それは「ルーティンが固定化してしまい、必要な勉強ができなくなる」ことです。

ルーティンとして勉強を継続することは素晴らしいことですが、
その勉強が、今の自分の目標に対して適切なものでなければもったいない。

勉強を続けて頑張りつつも、
時々「今のこの勉強で自分は大丈夫なのか」と問うことが大切になります。

その点では、やはりルーティンの進捗を「見える化」して、
周りからのアドバイスが得られる状態にしておくことが重要になるでしょう。

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いかがでしたでしょうか。

当塾モチベーションアカデミアでは、
このようなお子様の現状と目標に合った勉強習慣づくりを、
毎週の個別担任面談で行なっております。

お悩みのことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。


それでは次回のメルマガでお会いしましょう。

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