大学受験の共通テストで合格に近づくために、模試を最大限活かす復習法とは?

大学受験の共通テストで合格に近づくために、模試を最大限活かす復習法とは?

こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。

夜なると少し肌寒く感じるようになってきました。
季節の変わり目ということもあり、皆さまもお健やかに過ごされることを願っています。


さて、本日のメルマガは「模試」についてです。

新型コロナウイルスの影響で、一般の会場での模試実施は
まだなかなか難しい状況が続いていますが、

学校や自宅での受験といった形で、
模試をすでに受験されたお子様や、これから受験されるお子様も多くいらっしゃるかと思います。

特にこれから受験を迎える受験生にとっては、
これから、共通テストのプレテストや各大学オープンなど、重要な模試が控えています。


そんな模試ですが、実は大きな落とし穴があります。
それは、「模試を受けること」や「結果を見ること」が目的となってしまい、
「模試をこれからの勉強に活かすこと」がなおざりになってしまいがちだということです。


特にお子様にとっては、「〇判定」や「偏差値〇〇」といった
分かりやすい結果に一喜一憂しがちなことが多いものです。

もちろん判定などを見て、自分の現在位置を確かめることは必要なのですが、
「あぁ、今回は判定悪かったな...」で落ち込んで終わりでは、
模試を受けた意味がほとんどないことになってしまいます。

模試を受けることは、「模試をこれからの勉強に活かすこと」とセットです。

それでは、具体的にどのように活用すれば良いのでしょうか。
このメルマガでは、活用ポイントを2つに分けてご紹介します。

(1)模試の活用法1:模試の当日・翌日
まず模試を受けてできるだけ早めにやりたいのは、
「丸付け」と「解説の読み込み」、そして「間違った原因の分析」です。

模試を受験したら、その場で解答解説をもらえることが多いですが、
まずは問題用紙へのメモ書きを確認して丸付けを行い、
間違った問題がどれかを把握します。

その上で、間違った問題を中心に「解説」を読み込みます。
正解した問題についても、
「これは絶対完璧に解けた!」と言えるもの以外は同じように解説を確認しましょう。

答えとしては正解しても、解き方のプロセスの中にミスがあれば、
次回同じような問題で再び正解できる保証はありません。

そして、解説を読み込みながら、
「なぜ自分はこの問題に間違ってしまったのか」の分析を一問一問行います。

そもそもの知識の定着不足で思い出せなかったのか、
解法は合っていたが問題の読み間違えをしてしまったのかなど、
原因分析をして、何を対策すべきかを洗い出すことが重要です。


(2)模試の活用法2:成績が返却された時
次の活用タイミングは、模試の成績表が返却された時です。
ここでのポイントは、
「自分の得意・苦手の現状を分析し、今後の勉強計画を見直すこと」にあります。

成績表には、判定の他にも、様々な情報が書かれています。
注目すべきは、それぞれの科目の大問(分野)ごとの得点や偏差値です。

自分として元々設定していた目標偏差値を下回っていたり、
あるいは他の受験生の平均と比較して下回っている分野を確認して、
今後の学習計画に組み込みましょう。

もちろん受験を迎えるまでに、全ての分野を完璧にすることは難しいですが、
自分の弱点を知って、それを改善できるよう勉強していくことは重要になります。

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いかがでしたでしょうか。
こうして見ると「模試の活用」ってなんだかやることが多いように見えますが、

各予備校が受験を照準に「本気」で作問している模試だからこそ、
それを最大限活用しない手はないです。

ぜひ参考にしていただけますと幸いです。


それでは次回のメルマガでお会いしましょう。

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