いつもより短い夏休みを充実させる3つのポイント
こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。
期末テストも終わり、これから夏休みというお子様も多いのではないでしょうか。
子どもたちにとっては楽しみな夏休みかもしれませんが、
保護者の皆さまからすれば、多少羽を伸ばすとしても、
ダラダラせず有意義に過ごしてほしいとお思いの方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ましてや今年は新型コロナの影響で、全国で夏休みが短縮されています。
時間が限られているからこそ、しっかりとした生活習慣を維持して、
勉強に限らず、長期休みだからこそできる様々な経験をしてほしいものです。
そこで、今回からのメルマガでは、
いつもより短い夏休みだからこそ、お子様が充実して過ごすための3つのポイントについてご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしていただいて、お子様への声かけなどにお役立ていただけますと幸いです。
さて、1回目となる今回は、やるべきことの「優先順位の付け方」をご紹介しようと思います。
限られた時間の中で様々なことを行うには、何から行えばいいかという優先順位づけをしっかり行うことが非常に重要です。
今年の夏休みでも、多くの量の宿題を出している学校も少なくないようです。
夏休み明けのテストがある学校・学年もあるでしょうから、これまでの学習事項をしっかり定着させる意味で、夏休みの宿題も頑張りたいところです。
しかし一方で、せっかくの夏休みなのですから、
普段の学校生活ではできないような経験もしてもらいたい。
そのように「やらなきゃいけないこと」や「やりたいこと」が数多くある場合は、
闇雲に手をつけ始めるのではなく、最初に何から優先して取り組んでいくかの目算をつけておいて、効率よくこなしていくことが大切なのです。
物事をしっかり優先順位づけするためには、次のステップを踏むことをオススメします。
(1)優先順位の判断基準、「MUST要素」と「WANT要素」を明確にする
まずは初めにすべきなのは、いきなり優先順位を比較するのではなく、
優先順位を判断するための基準を、自分の中にしっかりと持つことです。
何を基準に考えればいいかが明らかになっていないと、優先順位の判断があやふやなものになってしまいます。
判断するための基準には、「MUST要素」と「WANT要素」の2つがあります。
MUST要素とは、「やらなきゃいけないこと」、
つまりこれだけは絶対に外してはいけない!という基準で、
これを満たしていないものは、必ず優先順位が下がります。
WANT要素とは、「やりたいこと」で、
必ずやらなきゃいけないわけではないけれど、可能であればやっておきたいことになります。
そして、WANT要素の中には、WANT度合いの高いものから低いものまであると思いますので、WANT要素間の「重要度」を比較しておくことも大切です。
多くのお子様にとっては、「夏休みの宿題をすべて終わらせる」がMUST要素に入ってくることと思いますが、
例えばその他にも、「夏休み明けのテストで良い点をとる」「ニガテ科目を潰す」「将来の目標を決める」「夏休みにしか体験できないことをやる」「自分に自信が持てるようになる」「健全な生活習慣をキープする」などなど、
「自分はこの夏休みの間、どんなことを大事にしたいか」という視点で考えると、様々な要素が浮かんでくると思います。
それらのうちで、何がMUST要素で、何がWANT要素なのかを考えて整理してみましょう。
(2)判断基準を踏まえながら、優先順位づけされたスケジュールを立てる
判断基準が決まったら、それを参照しながら優先順位づけされたスケジュール立ててみましょう。
「MUST要素>重要度の高いWANT要素>重要度の低いWANT要素」の順に、それを達成するために具体的にやることを考えて、夏休み期間中のどこでやるかを計画してみましょう。
MUST要素にしたものは、夏休み期間中のどこで必ず実行して、
その上で、重要度の高い順に各WANT要素を当てはめていきます。
また、「机に座って集中して勉強できるにようになる」など、自分の成長などが要素として上がっている場合は、例えば各科目の宿題をこなす中でどんな工夫をしていけばいいのか、
具体的な行動まで落とし込んでおくことが重要です。
また、夏休みを過ごしている途中でやりたいことが出てきた時や、つい他のことに夢中になってしまっている時は、
改めて最初に決めた判断基準を見直して、今の自分の時間の使い方の優先順位は合っているのかを確認してみることが重要です。
いかがでしたでしょうか。
次回のメルマガでは、宿題や休み明けテストに向けた勉強をしっかりこなせるように、「夏休みの上手な振り返り方について」についてご紹介したいと思います。
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
「対話型授業」を通して思考力を高め、「本質的な学力」を獲得します。
【動画】やる気を高める指導 モチベーションサポートの様子
本動画では、モチベーションアカデミアの最大の特徴であるモチベーションサポートの様子をを紹介します。
独自のやる気対応診断「BRIDGE」で明らかになった「行動タイプ」毎に、モチアカの講師がどのようなコミュニケーションを取っているのか、ぜひご覧ください。