科目別!「キラい」を「好き」に変えるアプローチ術(1)

科目別!「キラい」を「好き」に変えるアプローチ術(1)

こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。

お子様も、新学期の学校生活に慣れてきた頃でしょうか。

社会情勢はまだまだ終わりの見えない状況ではありますが、
「新しい生活様式」の中で、お子様も、もちろん保護者の皆さまも、
充実した日々を過ごされることを願っております。


さて、今回からのメルマガでは、
新学期になって各科目の勉強もより本格的になってきたところで、
今のうちに、各科目の「キラい」を「好き」に変えるためのアプローチ術について、
ご紹介したいと思います。

「人の好き嫌いなどはいい加減なもので、
理解量が増えて得点できるようになれば自然と「好き」に変わるものだ」

たしかにそうであることは多いですが、
ともあれ、点数が上がるまで苦行を続けるべしというのも、
お子様にとっては酷な話です。

ぜひ今回からのメルマガを参考にしていただいて、
お子様への声かけなどに活用いただけたらと思っております。

さて、今回ご紹介したいのは、
どの科目にも共通する、いわば「総論」にあたる部分です。

一口に「キラい」を「好き」に変えると言っても、
どんなことに対して好きになるかは、もちろん人によって違いますよね。

では、お子様ごとにそれぞれ対応を考えなければいけないかというと、
そういうわけでもありません。
人が何かを「好き」になることには、大きく分けて2つの方向性があるのです。

つまり、お子様がそれら2つのどちらの方向性に近いかを判断して、
それにあったアプローチを採ることが重要になります。

その2つの方向性とは、「シンキングタイプ」と「フィーリングタイプ」の2つです。
これは以前のメルマガでもお伝えしたことがありますが、
重要な内容ですので、改めてご紹介したいと思います。


・シンキングタイプのお子様
物事を論理的に分析して判断することが多く、
いろんなことを知って、探究したいと思う気持ちが強い傾向にあります。

反対に、「なぜそうなのか」という理屈が分からないものや、
頭の中でボヤッとしているものに対しては好きになりにくいという傾向があります。

シンキングタイプのお子様の「キラい」を「好き」に変えるためのコツは、
物事の理由や背景を深掘って考え、探究心をくすぐるような機会を設けることになります。


・フィーリングタイプのお子様
自分の感性に合致して、ワクワク楽しめるようなものを好む傾向が強く、
また、状況や環境の変化を楽しめる性格の持ち主でもあります。

反対に、論理的に考えることでの納得感にはあまり興味を示さず、
理屈じみたことはあまり好きになりにくい傾向にあります。

フィーリングタイプのお子様の「キラい」を「好き」に変えるためのコツは、
「楽しい」や「面白い」を引き出して、楽しんで勉強できる機会を設けることになります。

この2つのタイプ傾向を踏まえて、次回以降のメルマガでは、
各科目で具体的にどのようなアプローチを取ればいいかについて、
詳しくご紹介していきたいと思います。

次回のメルマガも、どうぞご期待ください。

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