冬休み特集（１）冬休みの初めに親子で考えたいこと

始めに意識していただきたいのは、
以前「いつもより短い夏休みを充実させる３つのポイント」でお伝えした、
「MUST（やらなきゃいけないこと）とWANT（やりたいこと）」に分けることです。

この２つを分けずに冬休みを過ごしてしまうと、
どうしても「あれもこれもできなかった」「頑張ったはずなのに宿題が終わっていない」
などのモヤモヤした気持ちを抱えがちです。

MUSTとWANTを切り分けて考えることで
時間をかける優先順位を整理でき、冬休みの終わりに後悔することが少なくなります。

例えば多くのお子さんにとって「宿題を終える」はMUSTになるでしょう。
他に冬休みにやっておきたいことには、
・これまでの苦手分野を復習しておく
・漢字や英単語の予習復習を進めておく
・溜まっていた読書をする
などがあるかもしれません。
あるいはご家庭のお手伝いなどもあるかもしれませんね。

何がMUSTで何がWANTになるかは、お子さんによってひとりひとり異なります。
「あれもこれも全部やらなきゃ」ではなく、
お子さんご本人と一緒に「私の場合、これはMUSTでこれはWANT」と決めておくことが
冬休みの終わりに落ち着いて「良い時間を過ごせた」と思えるようになるポイントです。

2つ目のポイントは、
「冬休み中に気を付けたい習慣」を先に考えておくことです。

クリスマスや年末年始で気持ちがオフになる冬休みは、
寒さや日没の早さも相まって生活リズムが乱れがちです。
お昼ごろに起きてゲームやテレビ、スマホに集中していたらいつの間にか夜、
なんてこともよくあるのではないでしょうか。

これまでのメルマガでも何度か、
「小さな習慣の継続がポイント」とお伝えしてきました。
冬休みはこれまで築いてきた良い習慣が崩れ、
逆に夜更かしやスマホ依存などが定着しがちです。

もちろんリラックスして楽しい思い出をつくることはとても大切ですが、
「お子さん自身が冬休み明けに楽しく過ごすために大事な習慣」
は何なのか、一度お子さん本人と一緒に考えておくことが
冬休みを有意義に過ごすためのもう１つのポイントです。

最初の少しの意識で冬休みの過ごし方は大きく変わります。
まずは上記２つの観点からお子さんひとりひとりの「良い冬休み」を考え、
楽しくて様々な学びに溢れた時間を過ごしていただければ幸いです。

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ここまで、有意義な冬休みを過ごすために最初に考えたいポイントをお伝えしました。
とはいえ、お子さんとじっくり話したり、
学校や塾での予定と宿題を把握したりするのは
難しいことも珍しくありません。

お困りのことがございましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。

次回のメルマガでは、
今回同様に冬休みにスポットライトを当て、
最初に決めた計画を進めるために意識したい、
モチベーション向上のコツをお伝えしていきたいと思います。
ぜひお楽しみにしていてください。
それでは、次回のメルマガでお会いしましょう。

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