冬休み特集(2)継続をサポートするために意識したい、モチベーションの公式
こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。
いよいよ冬休みが始まり、
ご自宅でゆっくり年末の番組を楽しむお子さんもいれば、
受験勉強や宿題に追われているお子さんもいるかもしれません。
前回のメルマガでは、
「やりたいことが山積みなのに時間がない」時期だからこそ考えたい、
後悔しないように過ごすためのポイントについてお伝えしました。
冬休みの最初に取り組んでおきたいのは、
・"MUST(やらなきゃいけないこと)とWANT(やりたいこと)"に分けること
・冬休み中に気を付けたい習慣を先に考えておくこと
の2つでしたね。
やるべきことの優先度がつき、
年明けに向けて身に着けておきたい習慣も決めた。
とはいえ、そこから「実行する」「継続する」
というのはなかなか容易ではありませんよね。
今回のメルマガでは、
前回に引き続き「冬休みを有意義に過ごす」という観点から
「どうしたら決めたことを継続できるのか」についてお話しします。
勉強や読書、運動や掃除など、
「やろうと決めたのにどうしてもやる気が出なくなってしまった」
という経験は誰しもあるかと思います。
そもそも、人はどんなときにやる気を出せるのでしょうか。
以前のメルマガでも触れましたが、
モチベーションアカデミアでは、
やる気、すなわちモチベーションについて次のように考えています。
モチベーション=WILL(やりたい)×CAN(できそう)×MUST(やらなきゃ)
人はこの「やりたい」「できそう」「やらなきゃ」の3つの要素が揃ったときに
高いモチベーションを持って取り組むことができます。
裏を返せば、「自分自身にとって楽しくない」「できそうにない」
「やらなくてもいい」ことに取り組むのは非常に難しいということになります。
皆さんもこれまでに
「高い目標を立てすぎて途中で諦めてしまった」
「誰かに迷惑をかけるわけでもないので後回しにしていたらやらなくなった」
などの理由でモチベーションが続かず、
挫折してしまった経験があるのではないでしょうか。
お子さんが冬休みにやると決めたことになかなか取り掛かれない、
途中で挫折してしまうのも、同様に考えることができます。
まずは、お子さんのモチベーションの公式に何が大きく欠けているか考えてみましょう。
例えば冬休みの宿題に手が付けられないお子さんには、
次のような感情があるのではないでしょうか。
・特に楽しいともメリットがあるとも思えない
・実は苦手な科目で、進められる気が全くしていない
・もうどうせ間に合わないので手を付ける気持ちにならない
・冬休み明け前の日が空いているので今やらなくてもいい気がしてきた
モチベーションの公式に欠けている要素が見つかったら、
お子さんが見方を変えられるように少し背中を押してあげましょう。
WILLが欠けている場合には、
「やり切ったら苦手な分野全部復習できそうだね」
「新学期の授業楽しみになるね」と声がけをするなど、
お子さん自身が「確かにやりたいかも」と思える言葉を贈ってあげるのがいいでしょう。
CANが欠けている場合には、
お友達や塾の先生への相談を勧めてみたり、
計画的に進めれば十分達成できることを一緒に確認したりすると有効です。
また、MUSTが欠けている場合には、
やらなかった場合のリスクを一緒に見直してみたりしても良いでしょう。
「やろうと決めたら確実に遂行できる」という人は実は多くありません。
お子さんも有意義な冬休みにしたい、とは思いつつ
どうしても途中で気持ちが途切れてしまうこともあります。
そんなときはぜひ、
WILL×CAN×MUSTを大きくするためにどんな考え方ができか、
お子さんと一緒に考えてみてあげてください。
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とはいえ、お子さんを見ていて
つい「どうしてやらないの?」とモヤモヤしてしまったり、
気持ちを変える声がけが見つからなかったり、
ということはよくあるかと思います。
モチベーションアカデミアでは、
担任が毎週の面談でお子さんのモチベーションと向き合い、
自立して学習していけるようサポートします。
お困りのことがございましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。
次回のメルマガでは、
新学期から見直したい、自習の質を上げる習慣について
お伝えします。
ぜひお楽しみにしていてください。
それでは、次回のメルマガでお会いしましょう。
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
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