コロナで変わる家庭学習(2)オンとオフのつくり方
こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。
2020年も師走を迎え、受験や期末試験に向けて
慌ただしくなってきているご家庭も多いのではないでしょうか。
焦りに駆られながら机に向かわれるお子さんもいれば、
ついつい「ちゃんと勉強してる?」と
声がけしたくなるお子さんもいらっしゃるかもしれません。
前回のメルマガでは、
「オンライン授業にいかに集中するか」をテーマにお話しさせていただきました。
学校や塾の普段の授業でさえ、集中し続けるのは簡単ではありません。
ご自宅でオンライン授業を受けるのにも、工夫が必要ですよね。
今回のメルマガでは、前回に引き続き"オンラインでの自宅学習"について、
「オンとオフの切り替え」という観点からお伝えします。
さて、今回も前回と同様、
「オンラインになったことで何が変わったか」から考えてみましょう。
これは一番のメリットとも考えられますが、
「自宅からの移動がなくなった」ことが挙げられますね。
しかし、移動がなくなったということは同時に、
・身体をほとんど動かす必要がない
・外の光や空気を浴びる機会がない
・外出時ほど身だしなみを整える必要がない
などの変化を意味します。
こうしたちょっとした運動、自然の太陽光や外気との接触、身だしなみの確認などは、
いずれも自分自身をオンの状態に切り替える、
ルーティンとして機能していたのではないでしょうか。
こうした「以前は当たり前のようにあった切り替えのルーティン」は
オンライン化によって無意識のうちに失われがちです。
面倒に思えていた動作が、実はオンとオフの境界として一役買ってくれていたのです。
では、自宅でメリハリをつけて学習するためには
どんな工夫をしたらいいのでしょうか。
コツは、「なくなってしまった切り替えのルーティンを意識的に取り入れること」です。
外出用の服に着替えることが気持ちの切り替えになる人もいれば、
軽い運動をすることが集中のきっかけになる人もいるでしょう。
自分にとって特に大切だった切り替えのきっかけは何だったか、
改めて振り返ってみましょう。
「その日の勉強をより濃くするため」
「少しでも気持ちよく勉強を始めるため」など、
自分自身のために、小さな行動をひとつ取り入れられるといいですね。
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これまでのメルマガでも取り入れたい習慣についてお伝えしてきましたが、
習慣のコツは「小さくて」「単純で」「明確」であることです。
いきなり頑張ろうとするのではなく、
自分が一番気負わずにできる小さな習慣をつくっていきましょう。
お困りのことがございましたら、
どうぞお気軽にご相談くださいね。
次回のメルマガでも、引き続き
リモートでの学習の質を上げるポイントについてお伝えします。
大人でもあるあるかと思いますが、
スマホやパソコンを開くとついやってしまう
ネットサーフィンやゲームをテーマにお話しします。
ぜひお楽しみにしていてください。
それでは、次回のメルマガでお会いしましょう。
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
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