勉強の「ルーティン」をつくって苦手克服!(1)

勉強の「ルーティン」をつくって苦手克服!(1)

こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。

お子様の学習の様子はいかがでしょうか。
中高生にもなると、お子様の学習の様子を
細かく確認していらっしゃる保護者さまも少ないかと思いますが、

学年が上がるごとに難しくなる学習内容にお子様がついていけているか、
心配されている方も多いことと思います。


とはいえ、勉強がうまくいっていないとしても、何もお子様ばかりが悪いとは限りません。

なぜなら、学習する内容はどんどん難しくなっていくのに、
「上手な勉強の仕方」については、学校ではなかなか教えてくれないからです。

例えば、大量に出される夏休みの宿題も、
宿題だけバンと出すのではなく、
「どうやってこの宿題を上手にこなすのか?」という方法論とセットで渡してくれたら、
お子様もせっかくの宿題をフル活用できると思うわけです。


そこで、今回と次回のメルマガでは、そんな「上手な勉強の仕方」のうち、
「勉強のルーティンをつくる」ということをご紹介したいと思います。

「ルーティン」という言葉はもうすっかりお馴染みになりましたが、
勉強においても、ルーティンをつくることは非常に有用です。

例えばお子様が、英語が不得意でいらっしゃったとして、
英語の基礎固めをするために、「英単語の勉強を頑張る!」と決めたとしましょう。

初日は勢い良く、単語帳を何ページも進めることができましたが、
だんだんと学習のペースが落ちてきてしまい、
学校や部活で忙しい日には「別にやらなくてもいっか」となり、結局長続きしない...

そのようなパターンに陥ってしまうのは、かなり「あるある」です。


そうなってしまう原因はいくつか考えられますが、
「いつ・どこで・どのようにやるか」を明確に決めていなかったことが、
大きな原因の一つになります。


得意な科目や好きな科目は、単純に「勉強することが楽しい」と思えるでしょうから、
必要な勉強が継続できないという状況は比較的起こりにくいものです。

しかし、苦手な科目や嫌いな科目の勉強ほど、
どうしてもお子様はその勉強から逃げてしまいがちです。

だからこそ、

いつ勉強するか・・・毎日帰宅後すぐに15分間、週末の昼間に1日1時間
どこで勉強するか・・・塾の自習室、自分の部屋
どのように勉強するか・・・赤シートで隠して、答えられなかった単語にはチェックをつけるなど

というように、具体的にルーティンを決めてしまうのが重要なのです。

場合によっては、ルーティンを保護者さまや塾の先生などに宣言してもらうと、
「逃げられない」状況をつくることができてより効果的です。


さて、今回のメルマガはここまでになります。
次回のメルマガでは、この続きとして、
ルーティンを続けるための働きかけのコツや、ルーティン勉強法の注意点についてご紹介したいと思います。


それでは次回のメルマガでお会いしましょう。

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