スマホやゲームの時間を減らすためにはどうしたらいい?
こんにちは。
モチベーションアカデミア副代表の横山です。
一時期、香川県で「ゲーム条例」が施行されたことが話題にもなりましたが、
「依存症」とまではいかなくとも、
お子様のゲーム習慣・スマホ習慣が気になっている保護者さまは
多いのではないでしょうか。
新型コロナの影響で家にいる時間が多くなり、
以前よりもさらに、子どもたちのゲームで遊ぶ時間が増えている
という調査結果もあるようです。
お子様にとってスマホはもはや欠かせないものになっており、
ゲームもまた、お子様のリフレッシュの機会にもなっているでしょう。
しかし、そればかりに熱中してしまうと良くない。
そこで今回のメルマガでは、
「お子様のスマホ・ゲーム習慣を健全なものにするための働きかけ術」
について、ご紹介したいと思います。
スマホやゲームの時間について、
「何分まで」などのルールを設けているご家庭もあるかと思いますが、
そこには一つ注意すべき点があります。
これはスマホやゲームに限った話ではありませんが、
家庭内での「ルール」を決める時に一番のポイントは「お子様とよく話し合うこと」です。
ルールを決める前に、しっかりとこの時間をとることが、
効果があって、かつ反発もされにくいルール作りの大前提になります。
お子様と話し合う際に気をつけることは、大きく3つ。
1つは、まずはお子様の思いを引き出して、耳を傾けることです。
こちらから一方的に「こうしなきゃだめでしょ!」と押し付けるのでは、
お子様は「自分の意見は聞いてくれない」と閉ざしてしまうことがあります。
まずはお子様が思っていることを聞く姿勢を示して、
話し合いの土台をつくることが先決です。
2つ目は、現状を一緒に再確認することです。
スマホやゲームに時間を使い過ぎてしまっているお子様の中には、
そもそも自分が一日の中で「何にどれだけ時間を使っているのか」を
把握することができていない方も多くいらっしゃいます。
一週間のスマホ・ゲーム時間を合計してみたら、お子様本人もビックリ!
ということも珍しくはありません。
今はスマホやゲームの時間に時間を使ってしまっているけど、
そこから時間を浮かせられたらどんなことができるのか。
現状を一緒に再確認し、振り返ることで、
お子様の中で「なぜ現状を変えた方がいいのか」について納得できると、
習慣を改める原動力になります。
そして3つ目は、ルールはお子様自身に宣言してもらうことです。
ルールが決まったら、それを成し遂げることをお子様自身に宣言してもらうことで、
ルール達成へのお子様のモチベーションを上げることができます。
「言われたこと」ではなく「自分が宣言したこと」だからこそ、
達成しなきゃという気持ちを喚起することができるのです。
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いかがでしたでしょうか。
もちろん、ルール作りを話し合って行う上では、お子様との関係性がカギとなります。
反抗期を迎えているお子様などは、難しいところもあるでしょう。
そのような場合は、学校の先生や学習塾などにご相談いただくことも良いでしょう。
お困りのことがございましたら、私どもがお手伝いいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。
それでは次回のメルマガでお会いしましょう。
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
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