化学|モチアカ授業実況中継
「暗記」ばかりと思いがちの化学、対話による深掘り・紐付けで「暗記」を「理解」へ!
化学というと、暗記することが多い科目というイメージかもしれません。
しかし実は、物質名や化学式などを単に暗記するだけでは難関大の入試には立ち向かえません。
「なぜそのような結果になるのか?」と深掘り、「その結果は他の視点から見るとこういう見方もできる!」という紐付けを行なって、「暗記」を「理解」に変えることが重要になります。
Teacher's voice:化学をもっと好きになる勉強を
ただ「暗記」するだけの勉強は、多くの人にとってただただ苦痛でしょう。
一方で物事が「分かった」「理解できた」ときには、一気に学習が楽しくなるはずです。
「好きこそものの上手なれ」。
「なぜ?」を深掘る学習法は、化学の力を伸ばす本質的な学習であると同時に、化学がもっと好きになって、学習のモチベーションも高まる、そんな学習法でもあるのです。
Scene:化学の個別授業
【問題】17族元素ハロゲンの単体を、酸化力の強い順に答えよ。
講師:化学が苦手とのことだけど、特にどの分野が苦手なの?
生徒:無機化学ですね。なんか暗記しなきゃいけないことが多くて。
講師:なるほど。実はね、化学って実際に暗記しなきゃいけない量はそう多くないんだよ。例えば、こんな問題について考えてみよっか。
(問題)17族元素ハロゲンの単体を、酸化力の強い順に答えよ。
生徒:あ、これはこの前覚えました!フッ素、塩素、臭素、ヨウ素ですよね?
講師:うん、いいね!じゃあ加えて質問すると、「なんで」この順になると思う?
POINT:「なぜ?」を徹底的に深掘る
化学の学習で大切なのは、ただ知識を暗記していくことではなく、「なぜそうなのか?」という理由を理解していくことです。対話の中でそれを深掘ることで、単純に暗記するよりも記憶は定着し、様々な問題に対応できる「生きた知識」を身につけることができます。
生徒:えっ?なんで?うーん、参考書に"要暗記"って書いてあったからなぁ。
講師:そっかそっか。ちゃんと覚えてたのはGOOD! でも、そうやって丸暗記しただけではなかなか化学はできるようにはならないよ。じゃあ、そもそも「酸化」の定義ってなんだろう?
生徒:えーっと、たしか、「電子を失う」でしたっけ?
講師:素晴らしい!それじゃあ「酸化力」ってどんな力だと言えるかな?
生徒:電子を失わせる......奪う力?
講師:その通り! つまり、酸化力が強いってことは電子を奪い取る力が強い、すなわち電子が好きってことなんだ。
POINT:イメージしやすい解釈に置き換え、理解を促進させる
化学には多くの専門用語があるため、なかなかイメージしづらくスッと理解できない事柄も多くあります。そこで講師は、生徒の理解の様子を見つつ、適宜イメージしやすい解釈に置き換えて、生徒の理解を促進させます。
生徒:なるほど! ってことは、ここでいう「酸化力が強い順番」は、電子のことが好きな順番ってことですね!
講師:分かってきたね!それじゃあ電子のことが好きな度合い、つまり電子を引き付ける力のことをなんて言ったかな?
生徒:んーと、電気陰性度ですかね?
講師:正解! じゃあここで問題に戻ると、どうしてハロゲンの単体を酸化力の強い順に並べるとこうなるんだっけ? 自分の言葉で説明してみようか。
生徒:えーっと......同族だと電気陰性度は周期が小さいほど高くなって、そして電子を奪いやすいということは酸化力が強いということだから、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素の順になります!
POINT:「自分の言葉で説明できる」のがGOAL
人の話を聞いて「ふんふん」をうなずくだけでは、その知識はすぐに抜けてしまいますし、また自分の言葉で説明できなければ、難関大の記述問題には太刀打ちできません。学習のGOALは「自分の言葉で説明できる」ようになること。対話型授業だからこそできる、モチアカならではの学習法です。
講師:その通り! 結果には必ず理由があるんだ。そうやって、「なぜそうなるのか?」とセットで理解すると、知識を自分のものにできるよ!
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。
個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
結果として、学生生活における勉強や受験だけにとどまらず、自ら抱いた夢に向かって、計画的に、積極的に挑み続ける力が身につきます。
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