i-Communityディスカッションイベント| モチアカ授業実況中継
「正解」のない課題に仲間との議論で挑み、思考力や協働力を育む
モチアカが定期的に開催しているディスカッションイベント「i-Community(アイ・コミュニティ)」では、普段学校で勉強する内容とは異なり、様々な社会問題といった、ある一つの正解がすでにあるわけではない課題について、仲間とともに議論を重ねます。
近年、大学入試においてグループディスカッションを課す大学も現れ始めていますが、入試では直接必要のない人であってもグループディスカッションを経験することには大きな意味があります。
Teacher's voice:AO・推薦入試志望生は「議論」で「思考」を鍛えるべし!
正解のないテーマ・課題に対して議論することは、同じく正解のないテーマの解決や研究を「志望理由」として作り上げる必要のある総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)の志望生にとっては必須の機会です。
社会問題などのテーマについて議論できるだけの知識や思考力がないと、面接や小論文にも太刀打ちできません。しかし、ディスカッションする機会は学校や課題活動でもそんなにないのが現実。だからこそモチアカでは、そうした機会を毎週のペースで開催しています。
Scene:i-Communityのディスカッションイベント
【議題】「日本の大学生は海外の大学等に留学すべきかどうか」について、グループディスカッションをすることになりました。制限時間は30分間です。
講師:さあそれでは、この議題についてディスカッションをしてみましょう
生徒A:これまで慣れ親しんできた日本の文化だけではなく異文化に触れることができるから、私は留学してみたいな。
生徒B:たしかに外国の言葉や文化を知ることができるのは留学の大きなメリットだよね。
生徒C:でも、それだけで「留学すべき」って言えるのかな? 異文化に触れるなら別に留学じゃなくて旅行でもよさそう。
講師:みんないい視点だね! いろんな意見がありそうだ。じゃあここからは、ディスカッションの「型」に沿って議論を実際に進めてみようか。
POINT:上手な議論の仕方を学ぶ
他人と「上手に」議論することは、簡単なことではありません。
それぞれが意見を言い合うだけでまとまらない、途中で議論が脱線してしまう、議論に慣れていない人にとってはあるあるです。
ディスカッションイベントでは、ただ議論経験を積むだけではなく、そもそも議論をうまく進めるにはどんなことに気をつければいいか、その方法論を練習する場になります。
生徒B:えーっと、ディスカッションではまず「議論の目的・役割・時間」の「3つの前提」をすり合わせるんだった......よしっ、すり合ったかな。じゃあこれからどういう流れで議論していこっか。
生徒A:うーん。議論の目的は「留学すべきか」だけど、これって誰の目線からなんだろうね。
生徒C:あぁ、たしかに。本人にとっては留学がプラスになることもあるかもしれないけど、社会的に見たらまた違ってくるかな?
生徒B:たしかに、意見ありがとう! じゃあ留学すべきかについて考える上で、まず「本人に対して留学が与える影響」と「社会に対して留学が与える影響」の2つについて、意見出ししていくってのはどう?
POINT:生徒が自ら主体的に議論を動かす
ディスカッションの練習では、講師は基本的に議論に介入することなく、生徒に進行を任せます。
もちろん講師からアドバイスを挟むこともありますが、生徒主体で実践的な練習を積み重ねます。
この実践的な練習の中で、ディスカッション以外の場面でも活きる思考力・コミュニケーション能力が鍛えられるのです。
生徒A、生徒C:賛成!
生徒B:オッケー! じゃあまずは「本人に対して留学が与える影響」について考えていこっか。どうしよう、とりあえず5分間みんなでブレストしてみる?
生徒C:いいと思う! じゃあ時間測っておくね。
~~~~~~(5分経過)
生徒B:よし5分経ったけど、みんな大丈夫そうかな。それじゃあ、とりあえず付箋に書いた意見をみんなでシェアしていこっか。
POINT:これからの入試・社会で求められる「協働力」を、今のうちから
グループディスカッションの中では、チームワークを大切にしつつ他者と「協働」する力が必要になります。
この「協働力」、一部の入試で問われてくることはもちろん、大学、そして社会に出てからは必須のスキルです。
中高生のうちからそれを鍛える経験を積み重ねることで、大学に出てからのお子さまの伸びが断然に違います。
生徒A:みんなが出してくれた意見をまとめるとこんな感じかな。
生徒B:議事録にまとめてくれてありがとう! じゃあこれらの意見を元に、個人の視点で見た時に「留学すべき」と言えるかどうか、考えてみたいな。
~~~~~~(議論は続く)
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。
個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
結果として、学生生活における勉強や受験だけにとどまらず、自ら抱いた夢に向かって、計画的に、積極的に挑み続ける力が身につきます。
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