現代文|モチアカ授業実況中継
「解答に至る思考の流れ」を、対話の中で徹底的に確認する

「現代文なんてどう勉強したらいいか分からない...どうせ勉強したって変わらないよ」
これはハッキリとお伝えすることができますが、断じてそんなことはありません!
正しい勉強法で正しい練習を積み重ねれば、現代文の点数を上げることができるのです。
では、どんな勉強をすればいいのでしょうか?
Teacher's voice:発問を繰り返して生徒の思考を促し、「思考の型」を育てる
現代文では、「必ず文章のここに注目!」や「こういう表現が出てきたらこれを考えてみよう」といった「思考の型」が存在します。
講師との対話の中でその「思考の型」を使う練習を繰り返すことで、自分のものにしていくことが重要です。
そうすれば、どんな文章や問題が出題されても対応できる力を身につけることができます。
Scene:現代文の個別授業

【問題】評論問題で、次のような問いが出されています。
問2 傍線部A「旅もまた、この短い一節のうちで相対化されている」とはどういうことか。選択肢の中から最も適当なものを選べ。
講師:さて、この問題は解いてみてどうだったかな?
生徒:うーん、なんか選択肢2つで迷っちゃってるんですよね。
講師:じゃあ一緒に考えていこうか。まず、この傍線部で注目すべきポイントが2つあるんだけど、どこだろう?
POINT:文章の中には、注目すべきポイントがある
文章をただ漫然と眺めていても、答えにたどり着けるかは結局運次第になってしまいます。
現代文では、「文章のここに注目すべき!」というポイントが決まっています。
授業では、対話の中でそれらのポイントに気づくよう、生徒を促します。
生徒:「この」短い一節、指示語ですかね?
講師:そう、その通り!では傍線部の「この」短い一節とは、具体的に何を指しているかな?
生徒:直前を見ると......あ!「デカルトの『方法序説』では」って書いてる! ってことは次の段落にある『方法序説』の引用箇所を見ればいいのか!
講師:いいね! これでこの問題を解く上で文章のどこを見ればいいかが分かったね! じゃあ傍線部の注目ポイント、あと1つはどこだろう?
POINT:文章を見るべき範囲を絞る
効率よく解答にたどり着くためには、その問題では文章のどこを参照すべきなのかを的確に判断することが求められます。
例えばこの問題の場合、傍線部中の指示語をたどると、文章のどこを見ればいいかを絞ることができるのです。
生徒:「相対化」ってのがよく分からないんですよね。
講師:ちょっと難しい言葉だよね。そういう時は漢字の意味から考えると?
生徒:あぁ、「相対(あいたい)する」とか言いますかね?
講師:いいね! 「相対化」は、ある考え方を絶対的なものとせずに、対立する考え方と「相対して」、比較して考える時によく用いられる語だよ。
POINT:難しい言葉が出てきてもすぐに諦めない
特に評論など硬い文章では、普段聞き慣れないような難しい言葉が多く登場します。
しかし、ここが「国語力」の見せどころです。
今回のように漢字の意味から推測したり、あるいは文脈や文章の対比構造から推測したり、「文章を読む時にどう対応すればいいか」が身につけば、現代文の点数は途端に安定するのです。
生徒:なるほど、ということは「旅」について、ある考え方とそれに対立する考え方が比較されている...
講師:さて、対立する内容を書く時には、筆者はよくどんな言葉を使うかな?
生徒:......あ!引用文の中に「一方で」って書かれてる!この前後が対立する内容になってるのか!
講師:その通り! ここまでくればどれが正しい選択肢か分かるはず。この対立内容が正しく書かれている選択肢は1つしかないよ!
POINT:思考の流れを一緒にたどる
ここまで見てきたように、モチアカの現代文授業の特徴は、対話の中で、「生徒が入試本番一人でしなければならない思考の流れを一緒にたどること」にあります。
解答を見て正解/不正解を確認するだけでは、どれだけ現代文の勉強を続けても点数の安定は難しいのです。
生徒:選択肢オが正解ですね!なるほど!
モチベーションアカデミアは、知識や解法の提示だけでなく「勉強の仕方」にもこだわる塾です。
「対話型授業」を通して思考力を高め、「本質的な学力」を獲得します。
現状の学力に合わせ、グループ授業・個別授業を使い分けることも可能です。
また人材開発の専門家であるモチベーションアカデミアの講師から指導を受けることで、自らを律し・計画的に目標を達成する力・モチベーション高く挑み続ける心が育まれます。 これにより「本質的な学習習慣」を獲得します。
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