物理が基礎から苦手です部活一筋でやってきて勉強などまったくしてこず、焦っています。
どういった勉強法をやるのがよいかわからず相談させていただきました。
基礎からやるのは大前提として、このような勉強の仕方がいいというのがあれば教えてください。
【物理で大事なたった3つのポイント】
物理が苦手...物理基礎はできたのに...という声をよく聞きます。
筆者もそう感じた1人で、2年生では平均割るくらいの点を取っていましたが、3年生になって挽回し、物理は学年1位を連続してとれるようになり、物理を武器にして入試に挑めるようになりました。
だから、物理の勉強法でお悩みのみなさんにこそ是非読んでほしい。
物理を得意科目にするためのたった3つのポイントを伝授します!
1.イメージをしっかり持とう
他の2つのポイントにも共通して言えるのが「イメージをしっかり持とう」ということです。
つまり、物理を勉強するにあたって1番の土台となる部分なので、特に重要なポイントです。
問題では何が行われているのか、この公式は何を意味するのか...
難しい数式はわからなくて良いです。
きちんと頭の中でイメージできて初めて、正しく問題を理解し、解答作成に入ることができます。
すぐ式を書き始めるんじゃなくて、少し立ち止まってイメージする時間を作って見てください。
図を書いて、物体に働く力を書いて、可視化することで式も立てやすくなるはずです。
2.単位を駆使しよう
これはあまり他の人から聞かないアドバイスかもしれませんが、自分が実際勉強していて、単位を意識するようになってから物理を自分のものにできたように感じたので、かなり自信を持ってアドバイスできます。
よく「公式って覚えるのが大変」という声をよく耳にしますが、私はその分野で一番基礎となる公式だけ覚えて、あとは単位から「導く」というスタイルがいいと思います。
そして単位を駆使する......つまり、書き換えられるようになってください。
なぜか。
単位を覚えて書き換えられれば、公式も浮かぶし、その物理量の意味を日本語で説明することもできるからです。
例えば、電場の単位は N/C=V/m ですが、それさえわかれば左辺から電場は静電気力を電荷で割ればいいとわかり、右辺から電位は電場に距離をかければいいとわかります。
つまり、静電気力の公式さえ覚えていればあとは導けます。
さらに、単位から電場は「1Cの電荷がその場に置かれた時に受ける力」であり、「1mごとの電位の勾配」であるとわかります。
他にもたくさんの物理量が、単位を覚えることで扱いやすく、イメージしやすくなります。
3.問題と公式は1対1
かなり大胆なことを言ってしまっている気もしますが......
少なくとも、数学のように別解はないと考えていいと思います。
また、数学のようにあれこれ実験している間も無く、問題を見たらパッと、この公式とこの公式使うんだな、と浮かばなければなりません。
例えば、よくある「壁に棒を立てかけてある」問題だと、水平・鉛直方向の力の釣り合いとモーメントの力の釣り合いを使って垂直抗力や摩擦力、θを求めさせるものばかりです。
とはいえこう言ったパターンを、英単語のように書き連ねて覚えるのかというと、決してそうではありません。
理系教科は演習してなんぼです。
何問も何問も問題に触れて、経験値を増やして、"気づいたら"パッと浮かぶレベルになっている必要があるのです。
以上にあげたポイントが、皆さんの物理の勉強に少しでも役立てば良いな、と思います。
皆さんに知ってもらいたいのは、「物理って案外難しくないよ」ということです。
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
「対話型授業」を通して思考力を高め、「本質的な学力」を獲得します。
【動画】生徒のモチベ劇的アップ!週次面談チラ見せ
LINE公式アカウントでお届け!
勉強のやる気を持続させるには?
合格を左右する「確かな学力」を育むには?
237万人以上を支援する社会人教育の実績から得た知見で、受験に必要な「本当の力」を育む学習塾モチベーションアカデミアのノウハウが詰まったLINE友だち登録はこちら
お役立つ情報はメールマガジンでも受け取れます!