期末テスト「受けて終わり」じゃもったいない「上手なテストの振り返り方」

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期末テスト「受けて終わり」じゃもったいない「上手なテストの振り返り方」

今年も残りわずかで、心を躍らせている人も多いかもしれませんが、休みの前には「期末テスト」。 「テストに向けて勉強をがんばろう!」と周りも自分も意識することが多いかとと思いますが「テストが終わった後、しっかり振り返ろう!」については、あまり意識できていない人もいるかもしれません。 せっかく頑張って臨んだテスト「受けて終わり」じゃもったいない!ということで 「上手なテストの振り返り方」について、かつて中高生だったモチアカ講師にインタビューしてみました。

Q1. 「テストの振り返り」はしていましたか?

はい、していましたね。私は小学生の時、中学受験をするために塾に通っていましたが、そこの授業スタイルは「『先週の内容の復習テスト』を1時間行ってから授業をする」というものでした。
「復習テスト」は、宿題の内容を完璧にできていれば、満点を取ることはそこまで難しくない内容でしたが、当時の私の受験仲間の間では競争心が高くて、テストで「たった1点負ける」だけでも悔しく「絶対に間違えない!」という誓いを立てて振り返りに励むようになりました。
それ以降、テストが行われるたびに振り返りを実施しています。

Q2. 当時、どのように「テストの振り返り」をしていましたか?

振り返りをする時は、まず問題を
「A(当てずっぽうではなく)しっかり理解して解けた問題」
「B:ミスで間違えた問題」
「C:解法が分からなかった/あやふやだった問題」に分類します。
一番大切なのは「C」の振り返りで、「なぜ分からなかったか」の原因を探ります。ただ答えを確かめるだけでなく、「どう考えれば答えまでたどり着くのか」という「解き方の確認」が重要です。
ミスで失点をしてしまった「B」についても、安易に「ケアレスミスだから...」と見逃さずに「テスト中にどうやったらそのミスを防げたのか」を考えます。
また「テストに向けた勉強の仕方にも問題があったか」は、ぜひ振り返りたいですね。
テストに向けた勉強の中でやった問題なのだとしたら、準備に甘さがあったわけなので、今後のより勉強内容が定着できるよう改善点を探します。事前に扱っていない問題なのだとしたら、勉強計画自体に不備があったということです。

<テストを振り返る3つの視点

  • 問題を「A:しっかり正解」「B:ミスで失点」「C:分からなかった」に分類!
  • 答えの確認だけでなく、「答えに至る解き方」「テスト中の改善点」に着目!
  • 「テスト勉強」も振り返って、振り返りを今後のテスト勉強に活かす!

Q3. なんで「テストの振り返り」は重要なんでしょうか?

テストは「自分の能力の確認」だからです。例えば、私の専門分野に近づけて言うと「薬の臨床試験(薬の有効性や安全性を高めるための試験)」も「テスト」の一つですが、「臨床試験を振り返らない」ことはありません。
臨床試験で効果が出なかった場合は「なぜ効果が出なかったか」という原因を考え、より効果が出る薬を作ろうと努力を重ねます。
皆さんが普段受けているテストも同様です。定期テストや模試は、言わば今の皆さんの実力を測るための「物差し」。皆さんはその結果を元にして初めて、「自分が弱いところ」「これから伸ばしたいこと」を把握して、さらに実力を身につけていくことができます。
失敗したときこそ振り返り、どうすればできるようになるのかを考えるのがとても重要になんです。

Q4. 振り返りは、ついついやらないままになってしまうこともありますが、どうすれば続けられるでしょうか?

「テストでいい点を取ること」だけにこだわらず、「自分がより多くのことをできるようになる」など「自分の成長」を目指して、そこに喜びを感じていくことが大切ではないでしょうか。
私自身で言えば「人生で一度出会った問題に、二度以上間違えると『悔しい』!」という感覚ですね。
おすすめの考え方は「小さな成長に喜びを感じる」ことです。誰しも小さい頃は、「逆上がりができた」「自転車に乗れるようになった」など、できるようになったことに喜びを感じていたと思います。「英単語を覚えられた」も同じこと。
「 まぁまぁ良かったから復習はいいかな」とか「低い点数だったからもう振り返りたくない」など目を背けずに、「次自分はどんなことができるようになるか」に目を向けて、「一歩ずつ成長している自分」を意識していくことが大切です。

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