夏休みが終わって9月以降、学校の授業や部活が始まり、10月からは学校行事なども増え、日々の学習がおろそかになっている気がします。
学生ならではの学校行事を大事にすることは良いと思うものの、心配です。
この時期の学習のポイントやアドバイスあれば教えてください。
試される秋、決断する秋。
秋に潜む「落とし穴」をどう乗り越えるか
ちょうどこの時期の高2以下の(受験生ではない)生徒さんには、「中だるみ」の危機が迫ってきます。
この時期、「文化祭」や「体育祭」などに注力するあまり、学習の優先順位が極端に下がってしまう生徒さんが多数発生するからです。
この時期に学習を効率よく進めきれずにいると、気付けば11月終盤となり、12月の期末テストは「直前に何とかする」になってしまいます。本質的な学習が出来ないまま年末を迎えてしまうこともしばしば...。
さらに、秋には「進路選択」という大きなトピックがあります。
特に高校生のお子さんにとっては、文理選択や志望校選択など、受験に大きく影響する選択が待ち受けています。
「目の前の成績やテストに右往左往しているうちに、気付けば大事な進路選択が目前に迫っていた」ということにならないよう、注意が必要です。
お子様のこれからも見据えつつ「今から意識したい秋の学習ポイント」をご紹介したいと思います。
秋に潜む学習の落とし穴
夏休みが終わり、学校行事などが増え「中だるみ」しやすい弱点をそのままにして、後のテスト対策はその場しのぎになりやすい
高2:大事な進路選択の時期に、しっかり考える時間をとっていない
◆今から意識したい秋の学習ポイント
まず、多くのお子さんがこの時期陥りがちな「中だるみ」についてです。
この時期は、文化祭などの学校行事が多く、「非日常」の楽しいことにつられてしまいがちです。
そんな慌ただしい時期に差し掛かるタイミングだからこそ、「安定した学習習慣を身につける」ことが重要になります。
部活や学校行事で思ったよりも時間が取れない日々でも、「日常の中で習慣になった勉強時間」がつくれれば、定期テストで成果を残せるだけでなく、受験学年になっても重要な勉強の「基礎体力づくり」にもなります。
さて、早速ここで注意したいのは、「焦って無理に勉強をさせようとすること」です。
なぜなら、頭で「勉強をしないとなぁ...」と思っていても、どうしても楽しいことに気持ちが引っ張られてしまい、いきなり行動を変えるのは難しいものです。
また、いきなり「テストで〇〇点をとる!」などと「最終的な目標」を掲げても、「まだやらなくてもいいか...」と感じてしまい、やはり行動に繋がりにくいのです。
◆今後の成果に繋がる勉強の「基礎体力づくり」をするチャンス!
ですからこの時期大切なのは、「近くの目標」を立てて、「これは続けよう!」と思えるルーティンを作り出すことになります。
勉強を、「重い腰をあげてやらなきゃいけないこと」から、「気軽に継続して続けられること」に切り替えるのです。
苦手な科目の勉強でも、1日単位の細かさで、いつ、どこで、何を、どのようにやるのか、具体的な「勉強習慣目標」を立てることが大切です。
そして、テストまでのスケジュールも合わせて決めて、「これを積み重ねれば、こんな成果が出る!」という実感を持つことも、モチベーション維持のためには重要になります。
モチベーションアカデミアでは、担任面談の中で、これらのことをしっかりとサポートします。
また、「進路選択」にも同じような落とし穴があります。
「目の前の楽しみ」に飛びつきたくなる時期に、「漠然とした未来」について考えるというのは、大人が想像する以上に難しいものです。
学校の授業の中では、「自分の将来を具体的にイメージする時間」や「将来計画をつくるための考え方」について学ぶ機会も少ないため、お子様からすれば、「将来について考えろって言われても、どう考えたらいいか分からないよ...」と悩んでしまいがちです。
だからこそ、将来のことを考える環境をうまく作ってあげることが重要になります。
ご家庭の中で将来について話し合い、考える場を設けることも、ご家族にとって大切な時間になるでしょう。
モチアカでも、将来について考える「きっかけ」としての各種キャリアイベント(「モチベーションゼミ」「キャリアセミナー」など)と、そこでの気付き・学びを踏まえて、自分の将来について継続して考えるプログラムがあります。
AO入試(総合型選抜)を検討される方には、入試に堪えるより詳細な将来設計を行うため、「AO対策講座」の受講をご案内しております。ぜひお気軽にご相談ください。
秋におススメ 学習や進路に関するポイント
苦手な科目の勉強でも、細かい習慣目標を立て、勉強の「基礎体力づくり」をする進路について考える時間を設ける
モチベーションアカデミアは、「やる気」と「勉強の仕方」にこだわる塾です。
受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
「対話型授業」を通して思考力を高め、「本質的な学力」を獲得します。
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