AOで必要なプレゼンの対策はどのようにすればいい?

AOで必要なプレゼンの対策はどのようにすればいい?

息子はこの春から高校3年生で、現在AO入試での受験を考えており、志望校で求められるプレゼンテーションの練習をどのようにすれば良いかで悩んでいます。これまで、実際に資料を作成したり発表したりする経験がほとんどなく、本人も不安がっているようです。

高校生までの段階でプレゼンテーションの経験をお持ちの方は、やはり多くないのが実情です。
そのためご質問のように、AO入試(総合型選抜)や推薦入試(学校推薦型選抜)を受験することになった段階で「どう対策すればいいの...」と悩まれる方も多いはず。
この記事では、そんなプレゼンテーションの具体的な対策法についてご紹介します。

1.プレゼンテーションの特徴を知る

プレゼンテーションの具体的な対策法に入る前に、まずプレゼンとはどのような特徴を持つものなのか確認しておきましょう。

自分が常に「主役」

プレゼンテーションの1つ目の特徴、それは、プレゼンをしている間は常に自分がその場の「主役」であるという点でしょう。
日常よくある1対1の会話などとは異なり、プレゼンの場面では、常に自分が言葉を切り出して、言葉をつなぎ、話を展開していく必要があります。
もちろん聞き役の人も、「うなずき」などで多少の反応を示してくれることもありますが、基本的には相手の反応に頼ることなく、自分自身が話をつないでいくことが求められます。
日常ほとんど経験することのないコミュニケーションの形式ですから、やはり最初からいきなり上手にプレゼンをするというのはなかなか大変です。

思いを伝えて、魅せる

相手の反応に頼ることなく」と書きましたが、その一方でプレゼンテーションは、自分の思いを聞き手に伝えて、いかに納得させるか、いかに感動させるかという、「魅せる」勝負でもあります。
相手の反応を待ってそれに頼ることは難しいですが、一方では逆にこちらの話で相手が思わず反応してしまうようなプレゼンが求められている、と言えるでしょう。

レゼンテーションよりも一般的な試験形態として「面接試験」があります。
面接試験でももちろん、ただ機械的に文章を朗読するだけでなく、自分の思いがしっかりと相手に伝わるような話し方をする必要がありますが、プレゼンではそれに加えて、「スライド」と呼ばれる資料を投影しながら行うため、スライドそのものの工夫や、スライドをプレゼンの中でどのように扱うかなど、面接よりも様々な項目で、どうすればより説得的で感動するようなプレゼンになるか、考える必要があります。

またプレゼンでは面接とは異なり、立って行うのがほとんどですから、面接以上に身振り手振りを行う余地があります。場面場面で、例えばスライドの重要な箇所を指し示すなど、工夫次第でより良いプレゼンをつくることができます。

2.プレゼン対策法① ―「1分プレゼン」を繰り返し練習する

それでは、具体的なプレゼンの対策法に入っていきたいと思います。
これまでにプレゼンの経験がそこまで無い人にもオススメな、3つの対策法をご紹介していきます。

まず対策法の1つ目は、最初からいきなり1つの完結したプレゼンの練習を始めるのではなく、1分など短い時間でプレゼンする練習を積み重ねるというものです。

プレゼンでありがちなこととして、できるだけ分かりやすく聞き手に説明しようとして、必要以上に話の内容を詰め込みすぎてしまう...というものがあります。

それを防いで「簡潔に、かつ分かりやすく」物事を伝える練習として、まずは1分などの限られた時間の中で、自分の伝えたいことを話す練習を積み上げることをオススメします。

1分プレゼンの話題は、はじめは身近なもので構いません。

  •  自分の好きな歌手の魅力について1分間でプレゼンしてみる
  •  自分の長所と短所についてまとめて、1分間でプレゼンしてみる
  •  自分の最近の一番大きな学びについて、「どういう経験をしたのか」と「そこから何を学んだのか」、「今度どうしていきたいか」について3分間でプレゼンしてみる

プレゼン内容についてあれこれ考えなければいけない難しい話題ではなく、身近なもので、すぐにプレゼンの練習に移れるようなものから始めてゆき、慣れてきたら3つ目に挙げたもののように徐々にプレゼン内容を高度なものにしてゆき、長時間のプレゼンに慣れていきましょう。

3.プレゼン対策法② ―上手い人のプレゼンを吸収する

2つ目にご紹介するのは、上手い人のプレゼンを積極的に観て、上手いところをどんどん自分のものとして吸収していくというものです。

プレゼンの練習をするといっても、「実際にどんなプレゼンが評価されているのか」を知らない状態では、上達のスピードもなかなか上がりません。
世界中の著名な人がプレゼンテーションを行う「TED」などを観て、「上手いプレゼン」に触れながら、彼らのプレゼンは具体的にどこが上手いのか、分析してみましょう。
そうやって分析されたものの中に、自分でも真似できそうなものがあれば、実際に真似して練習してみるなどして自分のモノにしてみましょう。
話し方だけでなく、身振り手振りの方法やスライドをどのように使うのかなど、学べるところは多くあるはずです。

4.プレゼン対策法③ ―録画で自分自身を振り返る

そして3つ目にご紹介するのは、実際にプレゼンの練習をしていく時に、自分のプレゼンを録画して、それを観ながら振り返り、繰り返し修正していくというものです。

自分の話し方がどのようなものであるかは、自分ではなかなか分からないものです。
話し方にもっと改善できる点はないかや、身振り手振りなど動きに問題はないかなどを、自分自身で客観的に評価するために、自分のプレゼンを録画して、それを観ながら振り返りをすることをオススメします。

もちろん、学校の先生や塾の講師など、他人にプレゼンを聞いてもらってアドバイスを受けることも必要ですが、そもそも自分が他人からどのように見えるプレゼンをしているのかを把握していることは、プレゼンの上達スピードを上げるカギとなります。

いかがでしたでしょうか。
もちろん最終的には、大学の入試要項などを参照して、実際にどのようなプレゼンが求められるか(時間や内容など)を把握し、それに合わせて練習を積み重ねることが重要になります。
その中で、自分が面接で答える内容一つひとつを、他の受験生とは一味違うような、よく考えられていて内容豊かなものにしていく必要があります。
そのための基礎的な練習法として、この記事が皆さんのプレゼン対策の参考になれば幸いです。

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