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受験校は、現代文の試験で、長い記述問題が無いのですが、要約も含め記述の練習は必要でしょうか?

受験校は、現代文の試験で、長い記述問題が無いのですが、要約も含め記述の練習は必要でしょうか?

現在高三のものです。
マーク模試だと7割から9割程度、得点できるのですが、記述模試になると5割弱しか得点できません。
受ける大学の過去問を見ると、特に現代文は長い記述がないのですが、それでもやはり記述の練習(要約なども含め)をした方がよいでしょうか。

今回の悩みは多くの方が感じてきたことかもしれません。
特に私大を受験する人や、センターのみ必要な人。
「学校や塾では記述をずっとやってる。でも志望校は選択式問題しか出ない...記述が大切なのはわかるけど、選択式問題って消去法だし記述の練習は必要ないのでは...?」
という疑問を持っている人、結構多いんじゃないでしょうか。
実際、現代文の力を上げるのに最も効果的なのが記述式問題を解くことです。
これは選択式問題に対しても同様。
しかし、特に選択式問題しか出ない大学を志望する人にとってはなかなか実感がわかないと思います。

そこで今回は、「なぜ記述式問題が大事なのか」「記述式問題を使った選択式問題の練習の仕方」をお教えします。

目次

1.記述式問題を解くことなぜ大事?
2.記述式問題を使った選択式問題の練習方法

1.記述式問題を解くことなぜ大事?

実は、現代文において記述式問題による解答の訓練は全受験生が必須でやらなくてはならないものです。
なぜか。
それは、「現代文の選択式、特にセンターは基本的に消去法では解けないようにできている」からなんです。
現代文の選択式問題ではほぼ確実に、「文中に書いてあるから消去はできないけど問いに応答していない選択肢」が混じっています。
そのため、実は現代文は消去法がほとんど効きません。

これ、皆さんも経験ありませんか?
「あれ、消去法してみたら2つ残った...」という状態。
実は現代文では珍しくありません。
では、ここで正解を選ぶにはどうしたらいいのか。

それは、

  • ①問いに応答するような解答根拠を洗い出す
  • ②問われている傍線部の文構造に即して頭の中でまとめる
  • ③頭の中でまとめられた答えに対応する選択肢を選ぶ

この3つのステップを踏むことが必要です。
これをモチベーションアカデミアでは「一本釣り」と呼んでいます。
これができるようになるためには、②の力が非常に大事です。
そしてこれは選択式問題で消去法を使って勉強していると身につきません。

ではどうすればいいのか?

書くんです。
とにかく、答えを自分で書く訓練を積むしかないのです。

さらに、選択式問題では「日本語のおかしさ」「文構造のおかしさ」が故に誤答になる選択肢も多いです。
これをクリアするためにも、書くことによって日本語力を鍛えることが不可欠になります。
それこそが、選択式問題に対しても記述の訓練が必要な理由です。
正しい選択肢を選ぶには、記述で培われる力が必要なのです。

2.記述式問題を使った選択式問題の練習方法

選択式問題でも記述の訓練が必要なことはこれでご理解いただけたかと思います。
それでは、記述式問題で選択式問題を解く力を鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか?

答えはシンプル。
上記で挙げた3ステップのうち、②を実際に書いてみることです。
字数制限は気にしなくて構いません。
まずは自分が作った答えを文字に起こしてみましょう。
そして、自分が書いた答えに最も近い選択肢をそのまま選べばいいのです。
これをすべての選択式問題に対して行いましょう。
センター試験だとなお良いです。
そうすると、
結局「書いて選んだ方が消去法で解くよりも速いし間違えない」
ことがわかってくることでしょう。

3.要約の練習法

最後には要約も作ってみましょう。
これも字数は気にしなくていいです。
要約を作ることは「問題文の文章構造を理解し、筆者の主張を正しく読み取れているか」を確認することと同じ。
だから要約も作りましょう。
ただ、もしそこまで時間が取れない場合は文構造をツリー図にして書いてみましょう。
これだけでも大きな効果があります。

いかがでしたか?
これで選択式問題に対しても記述の訓練を行うことがいかに大事か、お分りいただけたかと思います。
また、最近の記述を重要視する流れに乗り、一般入試や二次試験でこれまで選択式問題しか出してなかった大学が記述式問題を出す可能性はあります。
その時に苦労しないためにも、今から記述式問題で練習しておきましょう。

受験まであと少し。
一緒に頑張っていきましょう!

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