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現代文で、評論文など硬い文章が苦手。文章読解力を身につけるには?

現代文で、評論文など硬い文章が苦手。文章読解力を身につけるには?

私は現代文が苦手で、特に評論文といった硬い文章を読もうとしても、どんなことが書かれているのか途中で分からなくなってしまいます。
文章を読解する力を身につけるには、どうしたらいいでしょうか。

文章読解力は、様々な科目の勉強を行う上での基礎になります。
国語以外の科目であっても、問題文を正しく把握したり、まさに皆さん自身が「言葉」を用いて論理的に考え、表現したりすることを考えると、必須の力と言えるでしょう。
とはいえ、特に評論などの硬い文章は内容も難しく、読むのにも一苦労という方も多いはず。
そこでこの記事では、文章読解力を身につけるためのポイントについてご紹介します。

1. ただ文章を読むだけでは、文章読解力は身につかない!

皆さんも周りから、「読書をしなさい!」と言われたことはありませんか?
習慣的に自分の好きなジャンルの本を読んでいる方もいると思います。

読書は、自分の世界を広げてくれる素晴らしい習慣ですが、実は、ただただ文章を読むだけでは、なかなか文章読解力は身につかないのです。

皆さんは読書をしている時に、文章をどのように読んでいるでしょうか。
例えば、お気に入りの作家の小説を読んでいる時、登場人物の言動から読み取れる心情や、それぞれのシーンがどんな場面だったかなどを、きちんと整理しながら読んでいるでしょうか。
あるいは、よく分からない言葉が出てきた時に、その言葉の意味をちゃんと調べているでしょうか。

恐らく多くの人は、そこまで細かく立ち止まって確認せずに、移動中やスキマ時間などに、流し読むような形で読書をしているのではないでしょうか。

もちろん趣味の読書としてはそれで全く問題ないわけです。
しかし、文章読解力を身につけるという意味では、少し非効率です。
文章読解力を鍛えるには、文章の要所要所で立ち止まって、そこでどんなことが書かれているのか、なぜそんなことが書かれているのか、考えて整理しながら読むことが大切なのです。


また、「どのような文章を読んでいるか」も、文章読解力を伸ばす上で大きく影響します。
特にライトノベルと言った小説では(もちろんとても面白いのですが)、一般的には難しい表現や内容が多く用いられておらず、あまり考えることなくスラッと読めてしまうものも多いでしょう。

文章読解力を鍛える上では、もう少し「読み応え」のある文章に向き合う必要があるのです。
(実際、入試ではそのような難しい文章が出題されます!)

とはいえ、そんな難しい文章を本一冊丸々読むのはなかなか大変......
それを考えると、やはり現代文の問題集に載っているような短い文章で読解力を鍛えることがオススメなのですが、ただただ問題を解いていくだけでは、やはり読解力を鍛えるのは難しいのです。

2. 読解力を上げるポイント(1) ー「解答の理由」とセットで問題を解く

現代文では、様々な種類の問題が出題されますが、メジャーなところで言えば、「とはどういうことか」という問題や、「とはなぜか」という問題が挙げられます。

これらの問題では、与えられた文章の中で、パッと見ただけではよく分からないところや難しいところを取り上げて、具体的にどんなことを言っているかを説明できるか(=「~とはどういうことか」)や、なぜそんなことが言われているのかを説明できる(=「~とはなぜか」)が問われています。

つまり、これらのような問題に取り組む中で、文章中の理解の難しいところで立ち止まって考える練習をこなすことができるのです。

しかし注意すべきなのは、先ほども触れたように、ただ漫然と問題を解くだけでは、やはり文章読解力を鍛えるのは難しいです。

例えば選択問題で、「あぁ、正解は「ア」じゃなくて「ウ」だったのかぁ」と確認したところで、それではやはり読解力は鍛えられません。

きちんと、「なぜこの答えは誤りなのか」「文章にどう書いてあるからこの選択肢が正解なのか」という、「解答の理由」をしっかり考えながら問題を解き、最後には自力で説明できる状態にすることが重要です。

3. 読解力を上げるポイント(2) ー文章構造を整理して「要約」する

2つ目のポイントは、「文章構造を整理する」という点です。

先ほど現代文の問題に取り組むことについてお話ししましたが、それはどちらかと言うと、一文一文文章を読み進めていって、分かりにくいところを考えて説明するというように、文章を「小さな」視点で読解することだと言えます。

それに対して2つ目のポイントは、文章の内容が全体としてどのような流れで進んでいるのかを掴んでまとめるという、「大きな」視点で読解することになります。

練習の具体的な方法としてはオススメなのは、文章の「要約」です。
文章の要約では、その文章で語られていた重要な内容を、文章の流れや因果関係に沿ってまとめる必要があり、文章への理解力を上げる効果的なトレーニングになります。

例えば、現代文の問題集の中で解き終わった文章について、その内容を100~200字程度にまとめる練習をしてみることをオススメします。
周りに添削してくれる人がいれば、自分の要約を見てもらうのも良いでしょう。

4. 読解力を上げるポイント(3) ー読解する中で語彙・表現を身につける

読解力を上げるための最後のポイント、それは文章を読み進めていく中で、知らない語彙・表現が出てきたら、その意味を見逃さずに覚えていくことです。

現代文の問題を解いていると、日常なかなか使わない言葉だったり、時には読み方すら分からない熟語などに遭遇することがあると思います。

大切なのは、そのような言葉に遭遇した時に、それを曖昧なまま終わらせずにしっかりと調べて、きちんと意味を把握していくことです。

語彙・表現の力は、やはり文章を読解する上での基礎になります。
しかし往々にして、設問を解くことにばかりに目がいって、その文章で出てきた語彙を確認する時間を取れていないケースもよく目にします。

オススメのやり方としては、文章を読む中で知らない語彙・表現が出てきたら、自分に分かる印やマークを書いておいて、問題を全て解き終わった後で、辞書などで調べてメモ帳にまとめておく。
そして、また次に読んだ文章で出てきた語彙も同じメモ帳にまとめて、蓄積していく、というものです。

大事なテストや模試の前にそのメモ帳を改めて見返して、語彙力をアップさせた状態で臨めば、少しでも良い結果が期待できるでしょう。

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