現代文の記述問題が書けない! 効果的な勉強法とは?

現代文の記述問題が書けない! 効果的な勉強法とは?

国立大志望なのですが、現代文の問題を解いていて記述式の問題でなかなか点を取れません。
自分ではそこそこ書けたかなと思っていても、採点結果を見てみるとけっこう減点されていたり......
どうすれば記述問題に強くなれるでしょうか。

現代文の問題、感覚で解いてしまっていませんか?
実は数学同様に、解き方を緻密に整理・設計する必要があります。今回は、そのポイントと、「なぜ」そのように書かなくてはいけないのかについて、ご説明します。

1. 設問のポイントを整理しよう

現代文の設問を解くときに、「問題の分析」を行なっているでしょうか。

数学では、与えられている情報を整理し、何が聞かれているのかを考えてから立式すると思います。しかし、なまじ日本語は「読めてしまう」がために、そういった細かな分析をせずに、いきなり「自分の感覚」で解答を作り始めてしまう生徒が非常に多いのです。

まず、問われている内容を確認しましょう。「理由」が聞かれているのか、それとも「どういうことか」と内容の説明が求められているのか。この点だけでも、本文で注目する箇所は変わってくるはずです。

「理由」なら「~から」のような表現、「どういうことか」なら、「つまり」のような言い換え表現などですね。

加えて、字数制限にも注目したいところです。一般に20~30字につき1つの内容が解答要素として求められると言われています。自分が「これだ」と思うことを書き終えて、字数が大幅に余っていたら、ほかにも注目しなければいけないポイントがあるのではないか、と疑ってみてください。
抜き出し問題ではなく、記述問題になっている理由を考えれば、本文全体を踏まえ、複数のポイントをピックアップしてほしいという出題者の意図がうかがえるのではないでしょうか。

2. 抽象的な表現で回答しよう

次に注意したいのが、解答の抽象度です。

特に、本文の記述を踏まえた解答を作る際には、本文のどこを参考にするかということが非常に重要になってきます。

重要なポイントほど、筆者は何度も繰り返し、言葉を換えて説明します。それらは言い換えの表現なので、基本的には同じことを語っており、どれを解答に採用しても問題はないはずです。

しかし、読者の理解を促すために、具体的な事例や、自身の体験談などを用いて語っている部分を解答に使うのはどうでしょうか。

それは、「その事例」「その人」については正しい説明かもしれませんが、「ほかの場面」「ほかの人」にもあてはまることの根拠を示すことができません。

具体例は、そもそもが、「理解の補助」として挿入されているものなので、本文における重要度は相対的に小さいものとなります。

逆に、抽象的な説明というのは、適用範囲が広いことになりますから、解答としてふさわしいことが多いのです。

そして、そうした表現を本文からそのまま転用するだけでなく、筆者のメッセージを一言で表したり、論理を繋げ直したりして整理することが求められてきます。

3. 他人に説明するつもりで書こう

最後に、解答を作り終えた後で、それがほんとうに適切かどうかの見直しを行なうとよいでしょう。算数や数学で確かめ算をするのと同じです。

自分の作成した回答が設問に対する答えになっているかどうか。一箇所一箇所照らし合わせて、過不足がないかどうか確認してみてください。

また、(これも数学と同じですが、)回答は「説明」であるという点を忘れてはいけません。

数学の記述問題では、ただ式を展開するだけでは減点されてしまうことがありますよね。「○○をxと置く」「××の法則より、△△は~~なので......」といった「説明」が適切に補われていないと、十分な「回答」とは認められません。

もちろん、採点する先生は、式の展開だけでも理解することができるでしょう。しかし、それは相手が優秀だから意図をくみ取ってもらえているだけで、けっしてそれで説明が十分だというわけではありません。

大学は学問をする場であり、そこでは「科学的」な言説のみが価値のあるものとして評価されます。「科学的」であるということは、(?み砕いて言うと)「だれが読んでも同じように理解できる」ということです。

したがって、一部の人にしか伝わらないような表現は、あまり望ましくないとされるのです。

現代文でも、もちろんそれは同じです。たとえば、設問と同じ質問を友人からされたとして、いま自分が作った回答を返答として返したら、友人は理解し、納得してくれるでしょうか。自分の説明は、誰でもわかるような簡潔で明快なものになっているでしょうか。

こうした観点から、セルフ・チェックを入れ、不十分だと感じたところについては、表現を変えるなり、説明の順序を変えるなり、工夫をしてみてください。「理由を聞かれているのに、理由の説明になっていない」といったことは、割と頻繁に起こりがちです。

もちろん、回答を作っている自分自身が、何を言っているのかわからないなんて状況は、言語道断です。

まとめると、回答を振り返りながら、まずは、「自分自身が納得できる理屈になっているかどうか」を問うことが重要です。そしてその次に「この解答を読んだ人が理解できるかどうか、納得できるかどうか」に目を向けることを忘れないようにしましょう。

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