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大学受験の社会の選択科目の選び方って?オススメの組み合わせは?

大学受験の社会の選択科目の選び方って?オススメの組み合わせは?

高校2年生です。
国立の文系を志望していて、社会がセンターでも二次試験での2科目ずつ課されます。
この2科目はどのように選んだらよいのでしょうか?
世界史・地理が多いと聞きます。
私は、歴史が好きなので世界史・日本史にしようと思ったら量が多すぎるんじゃない?と周りから言われて迷っています。

国立大を志望する文系にとって、社会の選び方は文理の選択と同じぐらい重要なのはいうまでもないでしょう。
文系にとって社会は、大学受験が終わるまで、いや、もしかすると大学、会社まで付き合っていかなくてはならないもの。
だからこそ、選び方を間違えると悲惨なことになりますし、うまく選べば一気に大学受験へのモチベーションが上がる特効薬にもなり得ます。

ここでは、社会の選択科目について、それぞれの特徴を説明しながら、それぞれの組み合わせのメリット・デメリットを説明していきます。
これを読んで、ぜひあなたに合った選び方を選択してください。

【目次】
  1. 社会の選択科目それぞれの特徴
    1-1.日本史の特徴
    1-2.世界史の特徴
    1-3.地理の特徴
    1-4.倫理・政治経済の特徴
  2. 社会科目の選択の仕方
    2-1.日本史+世界史
    2-2.世界史+地理
    2-3.日本史+地理
    2-4.日本史+倫政
    2-5.世界史+倫政
    2-6.地理+倫政

1.社会の選択科目それぞれの特徴

まずは、それぞれの選択科目について見ていきましょう。今回は「その科目では何を学ぶのか」ではなく(まぁ説明しなくても科目名からある程度わかると思います)、大学受験、特に二次試験という観点から「どのような人がその科目に向いているのか」という点から説明していきたいと思います。

1-1. 日本史の特徴

文字通り、日本の歴史を学ぶ科目。この科目は、以下の特徴があります。

  • (社会の中では)暗記量はやや多い
  • ミクロな視点から考える問題が多い
  • 時間軸と因果関係を使って出来事を整理する力が必要
  • 論述では多角的な視点が求められることも
  • 1つ1つを深く理解することが得意な人向け

日本史では1国の歴史を学ぶわけですから、暗記量は世界史ほど多くはありません。
また、世界史のように「同時代に他の場所で何が起こっていたか」について敏感になる必要はありません。
それよりも、出来事・条例・法律・人々の暮らしなどを時間軸と因果関係を使って整理し、流れを理解する必要があります。
いわゆる「タテ」の理解ですね。
そのため、日本史では世界史より1つ1つの出来事に対して深い理解が求められます。
その点では、理解力が高い人が向いていると言えるでしょう。

また、日本史の論述では1つ1つの出来事に対する深い理解を問うために、多角的な視点から論述させる問題が出題されることが多いです。
最も顕著なのが東大日本史。
日本史選択でまだ解いたことがない人はぜひ1度解いてみることをお勧めします。

1-2. 世界史の特徴

これも文字通り、世界の歴史を学ぶ科目。特徴は以下の通りです。

  • 暗記量は最も多い
  • マクロな視点から考える問題が多い
  • 各国の関係性を整理しながら、同時代に起こった出来事を関連付けていく力が必要
  • 暗記が得意な人や、物事を関連付けるのが得意な人向け

世界史は多数の国の歴史を大局的に学ぶ科目なので、常に全体像の把握が求められます。
1つ1つの出来事について深く考えることは少ないですが、覚えることは他と比べても圧倒的に多いです。
そういう意味では暗記が得意な人は世界史が1番向いてると言えるでしょう。

また、各国の歴史的背景や思惑から、同時代に起こった出来事を関連づける、いわゆる「ヨコ」の理解が求められるのが世界史です。
なんかこう書くとドラマっぽいですね。
実際、世界史は登場人物が沢山出てくるドラマみたいなものです。
そういえば世界史が出来る人はおしなべてコミュニケーション力が高い人が多い気がします。

1-3. 地理の特徴

地理は「系統地理」「地誌」に分けられ、系統地理では世界の地形や気候、文化などを学び、地誌では各地域の特徴を学びます。
そんな地理の特徴は以下の通り。

  • 暗記量は最も少ない
  • マクロな視点とミクロな視点両方が必要
  • 数多くの事柄から共通性を見出す分析力、そこから論理的推測を行う思考力が必要
  • 論理的思考に自信がある人、数学が得意な人向け

地理はもはや理科です。
数字のない理科といって差し支えないでしょう。
普通にグラフ読み取らされますしね...。

地理は暗記では全く太刀打ちできませんが、そのかわり思考力さえあればほとんど暗記せずに9割が取れる科目です。
理系に地理選択が多いのもこれが理由。
また、文系でも地理が得意な人はおしなべて成績が良い気がします。
暗記は得意だけど思考力が足りないし鍛えたい...と思うチャレンジャーは、ぜひ。地理でつけることができる論理的思考力はかなり大きな財産です。

1-4. 倫理、政治・経済の特徴

これから話す倫理と政治・経済は1週間に2時間しかない科目のため、難関国立大などは倫理+政治・経済で1つの科目として要求されることが多いです。
いわゆる倫政です。

倫理が扱うのは心理学・哲学・現代倫理の3つ。
これらの中で高校生にもわかるレベルのものを扱うのが倫理です。
ただ、8割は哲学なので「倫理=哲学史」と思ってもらって差し支えありません。

政治・経済はそのまんま、政治と経済の理論について学びます。
具体的には世界の政治体制や経済状況など、です。時事問題も多いです。

そんな倫理と政治・経済には以下の特徴があります。

  • 暗記量は標準
  • 哲学者の思想や政治、経済の理論を論理的に理解することが求められるので、地理ほどではないが論理的思考力が必要
  • 記憶力も論理的思考も自信がある人向け

倫理も政治・経済も歴史ほど多くの知識を必要としませんし、地理ほどの論理的思考力も必要ありません。
両方の力をバランスよく持っている人が1番向いている科目です。
あとは倫理が他の科目と違ってかなり俗世離れした内容なので、それに面白さを見いだせるかどうかもポイントかもしれません。

ここまで、各科目の特徴を見てきました。

それでは、ここから「どの2科目を選べばいいの?」というお話に移って行きます。

2.社会科目の選択の仕方

それでは、それぞれの選択におけるメリット・デメリットついて確認していきましょう。

それぞれの選択について、「親和性」「暗記量」「思考力」の3点から確認していきます。
これを読んで、ぜひあなたに合った選択を見つけてくださいね。

ただし!
倫政は二次試験で出題している大学がほとんどありません。
そのため、倫政を選択肢に入れると必然的にもう1つの科目が二次試験で必要になると思っておきましょう。

2-1.日本史+世界史

  • 親和性:高い
  • 暗記量:多い
  • 思考力:さほど必要ない

1番暗記力が必要な科目。
教科間の親和性が高く、片方で覚えたことがもう片方にも生きる。
思考力は他の組み合わせと比べるとさほど必要ではないが、論述では全体を俯瞰し、整理する力が必要になる。
暗記力の高い文系であればこの組み合わせが1番オススメ。

2-2.世界史+地理

  • 親和性:高い
  • 暗記量:標準
  • 思考力:標準レベル

最も親和性が高い分野。
地誌や系統地理でも文化や人種などで世界史がかなり生きる。
だが、暗記量と思考力が最も必要な科目2つなので、両方の力がバランスよくついていることが必要。
そういう意味では誰にでもおススメというわけではない。

2-3.日本史+地理

  • 親和性:低い
  • 暗記量:やや少ない
  • 思考力:標準よりやや高い思考力が必要

親和性は最も低く、ほとんど被る部分がない。
暗記量はやや少なく、思考力はやや高いものが必要なので、暗記力よりも思考力に自信があるが、ものすごく思考力があるわけではない、という人向け。

2-4.日本史+倫政

  • 親和性:標準
  • 暗記量:標準
  • 思考力:標準

親和性は標準レベル。
倫理の日本思想や、政経の現代史などが分野として被る。
また、暗記量も思考力も標準レベルとなる組み合わせなので、社会が苦手な人にはこの組み合わせが1番無難かも。

2-5.世界史+倫政

  • 親和性:標準
  • 暗記量:やや多い
  • 思考力:標準ほどはいらない

親和性は標準で、倫理の西洋思想や政経の現代史などで被る。
暗記量は世界史があるためやや多くなるが、必要な思考力は標準よりやや低め。
思考力より暗記の方が得意な人向け。
そういう意味では日本史+地理と対照的。

2-6.地理+倫政

  • 親和性:低い
  • 暗記量:少ない
  • 思考力:高い思考力が必要

親和性は低いが、暗記量は他の組み合わせと比べても圧倒的に少ない。
その代わり、かなり高い思考力が求められるので、数学など理系科目が得意で、逆に暗記が苦手な人向け。

以上が社会の組み合わせそれぞれの特徴です。
参考になりましたでしょうか?

質問者さんへの回答は、「自分にあったものかどうかを考えて選べばなんでもいい」というものです。
「これがオススメ!」という選択はありません。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり見て、自分の興味と照らし合わせながら、自分に合った選択をすることが1番大切です。

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