本動画では、やる気になる声かけの極意について、モチベーションアカデミア副代表の横山と横浜校校長の村橋が解説します。
<『溶かす』コミュニケーションについて>
では現状認識を溶かしていく、ほぐしていくというコミュニケーションについてもう少し詳しく見ていこうかなと思います。
要は「あ、このままじゃ...(いけないかも)」と思うことがポイントです。
コミュニケーションが必要なのはわかりますが、実際にどのようにやるのかということを、村橋さんでしたらどのように伝えますか。
大きく意識していることは2軸あります。
1つは「時間」、もう1つは「空間」です。
<「時間」を意識させて『溶かす』とは>
まず「時間」の方からお話しします。
もしかしたら既にご家庭の中でもこういった話し合いをしていることがあるかもしれないんですけど、「今のままで本当にいいの?」「高校生になったらこのままじゃダメなんじゃない?」そういった話があると思います。
このように「長期」「未来」の話をすることでハッとする生徒も多いです。
反対に、普段からご家庭でそのようなコミュニケーションをとられている場合は、「今やらなきゃいけないことはなんなの?」「大事なことがあるんじゃないの?」と「長期」から「短期」の方にコミュニケーションの取り方を変えることで「あ、確かに」と考え始める生徒も多いです。
「今は本気出してないだけ」「じゃあいつになったら本気出すんですか?」みたいな話もありますし、「このままやっていったらどうなのか?」と1回想像してみるだけでも「あ!」と思うこともあるかもしれないです。
時間軸を「この瞬間」であったり「先々に向けて」と視点を動かしていくっていうのもゆさぶりポイントになるのかなと思います。
他にもポイントはありますか?
反対に「タイムマシン」のように、「過去、こうやって頑張ったらうまくいったことあったじゃない」「今回もあの時と同じようにやってみたら?」というふうにうまくいった過去の事例を見せてあげたりとか。
未来の事例だと、「こういうふうになっていたいよね」とか。「今のまま高校生、大学生になっちゃったら大丈夫?」というのも有効な手段です。
先々を見たら今これをやっておかないと、というのは強烈なアプローチになりやすいです。
未来のこと、過去のこと、そういうことを想像して、いい気持ちになれるといいです。「たしかに~!」という状態になれるといいです。
その中で特に意識していることは、本人がドキッとするような「締め切り」です。例えば、夏休みがあと3日で終わります、という状況でなんだかだらだらしているな、と。
「夏休み、いつ終わるんだっけ?」と。
その一言で本人は「ハッ」とするので、こういったコミュニケーションも有効です。
「今このままでいいや」というのを、「ほんとか?」と思ってもらうかが大事ですね。時間のいろんな切り口で見せてあげるっていうのは一個まずゆさぶるとか溶かすという意味合いで有効なコミュニケーションになるかもしれませんね。
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