【徹底解剖】東大試験:国語 令和6年(2024年)度 

【徹底解剖】東大試験:国語 令和6年(2024年)度 

00:55 今回の動画の目次
01:32 東大国語って一体どんなの?
03:22 東大国語あるある
04:34 東大国語独自の形式「2行問題」について
07:20 2024年度国語を解いてみよう!(評論)
12:02 【第1問・問一】の模範解答
15:46 2024年度国語を解いてみよう!(随筆)
24:12 【第4問・問一】の模範解答
24:45 本動画まとめ

モチベーションアカデミアの松尾祐輝が、2024年度東大国語の試験について徹底解剖します。

※以下は動画をAI要約したものです。より具体的な内容は動画をご視聴ください。

2024年 東大国語を徹底解剖!

皆さん、こんにちは!モチベーションアカデミーの松尾です。いつも動画をご覧いただきありがとうございます。

今回は「2024年の東大国語を徹底解剖」というテーマで、東大国語の問題がどのような特徴を持っているのかを詳しく解説していきます。東大国語に挑む受験生はもちろん、「東大の国語ってそんなに難しいの?」と気になる方にも分かりやすくお伝えしていきます。

東大試験 国語の基本構成

東大国語は以下の4つの大問で構成されています。

  • 現代文(評論)
  • 古文
  • 漢文
  • 文系のみの追加の現代文(随筆など)

理系の場合は、第4問の追加の現代文がないため、3問構成となります。

最大の特徴は「全問記述式」であること。そして試験時間は「2時間30分(150分)」と長時間にわたります。記述式問題が中心なので、論理的に考え、要点を整理して答える力が求められます。

また、理系の受験生でも古文・漢文の記述問題に取り組む必要があり、負担が大きいのも特徴のひとつです。

東大試験 国語あるある

1. 高得点が狙いにくい科目

東大国語は、合格者でも満点を取るのが非常に難しい科目です。120点満点のうち、合格者の平均点はおおよそ70点前後に落ち着くことが多いです。

数学や物理では満点を取る受験生もいますが、国語ではほぼ不可能と言われています。全体の得点差がつきにくい科目ともいえます。

2. 解答欄に詰め込み勝負?!

東大国語の解答用紙には、字数制限が明示されていない「2行問題」が頻出します。ただし、1行あたり30~40字程度が目安で、実質的に80字程度が上限になります。

「書きたいことが多すぎる!」と感じたときには、細かい字でギュウギュウに詰め込んだ経験がある受験生も多いでしょう。

3. 予備校ごとに異なる模範解答

東大国語の記述問題では、予備校ごとに模範解答が異なることがあります。特に難問では、ある予備校では正解とされているものが、別の予備校では全く異なる答えになることも。

結局のところ、正解は東大の教授が採点基準を決めるので、予備校の模範解答が絶対というわけではありません。この点は受験生にとって悩ましいポイントですね。

4. 第4問の随筆が難しい

文系の受験生が挑む第4問は、いわゆる随筆が題材になることが多く、抽象的な内容であるため非常に難しいです。

評論文とは違い、筆者の感覚的な表現が多く「何を言っているのか分からない!」と感じることもよくあります。そのため、多くの受験生が満点どころか、3~5点しか取れないことも珍しくありません。

2024年度 東大試験 国語の具体例

問1の概要

題材はタンザニアの行商人に関する文章でした。

この中で「行商人が掛け売りを認めることが、商売戦略上の合理性と合致している理由を説明せよ」という問題が出されました。

解答のポイント

文章を分析すると、掛け売りをするメリットは次の4つにまとめられます。

  • 得意客の確保 → ツケを認めることで顧客が定着し、リピーターが増える。
  • 支払い時に追加購入の可能性 → 借金を返済するために訪れた際に、ついでに新しい商品を購入することがある。
  • 仕入れ先からの優遇 → 販売量が増えれば、行商人自身も仕入れ先から有利な条件で商品を仕入れられる。
  • 預金のような活用 → 商売が不調のときにツケを回収することで、現金を確保できる。

これらの要点を、80字程度に簡潔にまとめることが求められました。

2024年の東大国語を徹底解剖 まとめ

  • 全問記述式で、論理的思考力が求められる
  • 高得点を狙うのが難しく、満点はほぼ不可能
  • 2行問題で情報をコンパクトにまとめる力が必要
  • 予備校の模範解答が統一されていないため、解答作成に柔軟性が必要
  • 随筆問題が難しく、得点しにくい

受験生の皆さんは、過去問を解きながら「要点を短くまとめる練習」や「難解な文章の理解力を鍛える」ことを意識して取り組んでみてください!

東大の過去問は東京大学の公式ホームページでも公開されているので、ぜひダウンロードして、実際に解いてみるのもおすすめです。

次回は、実際の問題を詳しく解説していきますので、お楽しみに!

以上、ご視聴ありがとうございました。

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