【動画】#3 やる気の「公式」とは?~「やれそう」編~

【動画】#3 やる気の「公式」とは?~「やれそう」編~


本動画では、やる気の「公式」の2つ目の要素「やれそう」について、モチベーションアカデミア副代表の横山と下北沢校校長の西岡が解説します。

続いて「やれそう」について、詳しく見ていこうかなと思います。

「やれそう」は『達成可能性』という言葉を使ってご説明しています。

何をやるにしても何らかの目標みたいなものがあると思います。

そこに対して計画を立てていくときに、「これなら実行できそう」という感覚です。あとは、「これをやった先に結果が出そう」というのも大事になります。それらを合わせて『達成感可能性』、「やれそう」という言葉を使ってお話しています。

実際「やれそう」を高めていく上で何かポイントはありますか?

はい、あります。定期テストでもなんでも、やるときには目標を立てると思います。

その目標に対して「やれそう」を高めるためのポイントとしては、「スモールステップ」です。例えば、いきなり「これをやるぞ!」って高い目標を立ててしまうと、大人でもそうですが、「いやこれはできなさそうだな」っていう感覚になると思います。

しかし、それをもう少し砕いて、小さなところから始めてみようとアプローチをしていくと、「あ、これならできそうだな」という感覚が子どもたちの心にも芽生えやすいです。スモールステップというのがコツの一つです。

だから結局は行動を起こせないと、そこからのクオリティなどの話にはどうしてもたどり着けないですからね。それでは行動を起こしていないところから、起こす状態になるにはちょっとしたことから進めていくっていうイメージですよね。

たとえば、なかなか勉強に着手できない生徒さんは、要因は様々あるかと思いますが、その一つとして、やること多すぎて難しくてできそうにないということで悩まれている生徒さんが多いです。

そういう生徒さんに対しては、よく、いきなり2~3時間の勉強量をやるのではなく、「学校帰りや部活帰りに、15~30分でいいから自習室に足を運んでやって帰りな」というふうに言うと、生徒さんの場合だと「あ、それならできそうかな」という感覚になってきて、それをやることで、少しずつできる感覚が積み重なっていく。

そしていつの間にか、平気で2~3時間も自習する生徒さんも結構います。

その行動という部分の問題がクリアできると、そのあとはどうやったら成果がさらに出るかというところに着目できます。行動が起こせるようになったら、あまりに簡単すぎても今度は逆につまらなくなってしまうので、ちょうどいいバランスの分量や方法をお渡しできるといいですよね。

逆に、「やれそう」の裏返しは「やらなそう」「できなさそう」だと思いますが、これは最初から思っているパターンだけではなく、やっていく中で、いつの間にか無理と思っているということがケースとしてあるのかなと思いますがどうでしょうか?

そうですね、こういった「やれそう」という気持ちも、あくまで本人の主観なので、スモールステップでどんどん勉強の量や頑張りを増やしていっても、本人が「頑張っているのに成長している感覚がない、できそうと思っている感覚がない」というのがよくある陥りがちなパターンです。

それに対する対策があればお伺いいたしのですが、いかがですか?

そういった生徒さんの多くが振り返りを適切にできていない場合が多いです。

やはり人間はどうしてもできていないことに目が向きがちなので、そうすると、例えば勉強をやっていても、「まだここができていない」と正しく結果のできたこととできてないことを適切な仕分けができていない場合が多いです。

なので、そこに対しては、やはり第三者的な人が「ここまではできたよね、ここはもうちょっとがんばろうか」と言ったように、できたことに対する視点をしっかりと持ってあげるということがとても大事かなと思います。

外から見ていると「まだまだここもできるんじゃないの?」という気持ちもあるかとは思いますが、いったんはそれを抑えて、「ここまではできたね、次はここができるといいね」というのを区切ってお伝えするというのがひとつですね。

よく3倍褒めるとか、わかりやすく伝えたりするんですが。

「行動がちゃんととれたよね」という承認や、「そこからこういう成果が出ているよね」というのを一緒に確認してあげるというのが、「やりたい」を回復させると要素としては結構大事ですよね。

このシリーズの動画(本動画含む)

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