本動画では、やる気の「公式」の1つ目の要素「やりたい」について、モチベーションアカデミア副代表の横山と下北沢校校長の西岡が解説します。
まず一つ目の要素、「やりたい」についてです。改めて「やりたい」とは?ところから整理してみましょう。
「やりたい」は、『目標の魅力』という言葉を使ってご説明しています。
目標を達成した先にどんなわくわくする未来があるか、どんな自分の姿になっているのか、目標自体が魅力的であるか、そもそも取り組むもの(勉強、部活動、習い事、遊びなど)それ自体がおもしろい、こういう状態になればお子さまの「やりたい」という気持ちは高まります。
やっていておもしろいという要素だったり、やった先に自分にとってプラスになるものがあったりという状態が、「やりたい」が満たされている状態ですよね。
なにかポイントや気を付けないといけない点はありますか?
ご家庭でのコミュニケーションに齟齬がある場面がよくあります。
例えば受験勉強で、親御さまは受かった先によりよい未来が待っていることや、大学生活でわくわくするというような未来があることが見えているので、「今のうちから勉強やったほうがいいよ」と声をかけられていると思います。
しかし、実際にお子さまがそれでやるかというと、やっぱり正直目の前の勉強が面倒くさい、やりたくない。
そうですよね。基本的にやりたくない子の方が多いなという印象ですよね。
あくまで「やりたい」という気持ちは主観なので、やった先にある意義や、そもそも勉強をおもしろくするにはどうするかというところで「やりたい」を高めることがポイントです。
「やりたい」の裏返しは「やりたくない」と考えると、何が原因でやりたくなっているのか、生徒さんを見ていて事例はありますか?
ご家庭のコミュニケーションについてのお話で、目標の魅力や取り組むもの自体がおもしろいかだけでなく、やった先にどんなコメントとか評価とかっていうのをもらえるかっていうのももう一つ大事なポイントです。
例えばがんばっても、そこに対してネガティブな声掛けしかないと、「せっかくやったのに、全然やっても意味ないじゃん」ってなると、「やりたい」っていう気持ちが削がれてしまいます。
次回以降のモチベーションにつながらなくなる可能性があるということですかね。
かつての動画で『やる気のタイプ』をご紹介したとき、タイプによっては「いい煽り」がやる気のドライブになるというお話をしました。
しかし、せっかくがんばったのに後出しで潰されてしまうというのは、「やりたくない」に近づく第一歩になってしまう可能性があるということですね。
それを避けるためにしておくべきことはありますか?
その際は、ご家庭で親御さんとお子さまの「評価の軸」を定めておくことです。例えば「次はここを目指そう。
ここ目指せばいいことがある、素敵な姿があるよね」というのを適宜お話されるといいかと思います。
共通の目標・目的を明確に定めて、その魅力を高めていくことでお子さまの「やりたい」を引き出す。
また、結果に対しては、共通で立てた目標なので、ぜひ肯定的なコミュニケーションをかけてあげるといいと思いますね。
「やりたくない」の要素はいろいろあるとは思いますが、やった先に何が待っているのかという期待をどうつくるかは非常に重要なポイントであるということですね。
このシリーズの動画(本動画含む)
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受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
授業では、本質を問う訓練をくり返し、基礎知識と応用力を身につけ、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
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