【動画】#5 一人ひとりちがう!4つの『やる気タイプ』~感情型編~

【動画】#5 一人ひとりちがう!4つの『やる気タイプ』~感情型編~


本動画では、4つの『やる気タイプ』の1つである『感情型』のタイプについて、モチベーションアカデミア副代表の横山と関西拠点統括の吉野が解説します。

最後の『感情型』タイプの特徴とは?

言葉通り感情で、「楽しそうだから、何か感覚的にこうだ」っていうポイントで行動を得られることがすごく多いです。新しく何かを始めるときとか、好きな科目・嫌いな科目とか。

まさに、「そこで自分の心が反応した、楽しそう、ワクワクする。だから、これをする!」というのが表れるのは、特にわかりやすい傾向ですね。

要は、言葉にならない何かで動いているみたいな特徴があるのかなと。「なんかやだな」も「なんかいいな」っていうので物事を始められるところは、結構大きい特徴ですね。

具体的に応援してあげる時のフレーズってありますか?

やっぱり、「いいね!おもしろいね!」と、その子のそれこそ言葉にまだできていない感覚で見ているので、その感覚を評価してあげる。

特にオリジナリティ、独創性、自分の個性を認めてもらうということがすごく嬉しいタイプだったりするので、まさに「いいね!面白い!その考え思いもつかなかったわ!」という言葉が、心をくすぐることが多いと思いますね。

『感情型』というのはやる気のタイプなだけであって、別に頭を使わないという話ではないですよね。勉強に関しても、「これ楽しいな」って言ってワーッてやって、「楽しくないな」って思う教科はもう全然ダメ、というように極端な状況に陥りやすいというのも一つの特徴ですね。

その子がやる気が下がってしまうパターンもありますか?

例えば、自分の個性を見てもらえない、没個性を強制される、とかがすごい嫌みたいですね。

あとは、頭でやんなきゃいけないのはわかっているけど、嫌いだから心がついてこないというところで、「いややれよ」って言われちゃうとか、理論で押し通されようとすると、やっぱり嫌になるタイプですね。

ちょっと違う角度から言えば、好きとかワクワクするとかっていうのは、新しいものに触れるとそういう感情は湧きやすいことが多いわけですよね。なので、ずっと同じ環境で変化がない、多様性があふれていないような感覚で日々過ごしていると、それだけでシュンと楽しくなくなっちゃうっていうのは多いなと思いますね。

『感情型』の子達も、やらなきゃいけないことはわかっている。だからこそ苦しくなっちゃうっていうことがすごくあって、心がすごくエネルギーになるので、心がついてこないと、「やんなきゃいけないって言うことはわかってるのにできない」から余計自信をなくして、「あぁ自分だめだ」って思っちゃうということも結構あるんですね。

あとは、『感情型』の子って、ノリノリでやっててすごくやる気があるように見えるんだけれども、勢いでやっちゃってるから、上手く積み上がらないということもありますね。
受験勉強とかでも感覚でやってるからある時、急に感覚で上手くいかない壁にぶつかってしまった瞬間に、一気に倒れるということもある。

今状態が良くないなというときには、どんなサポートが必要になってくるんでしょう?
やっぱりその心のスイッチを入れてあげる切り替えのポイントを工夫して作ってあげるのは、ぜひやってあげたいところですね。

言葉にするのは苦手なので、何に苦しいのか寄り添ってあげたくても言葉にできないので、自分の状況打開していくような新しいきっかけや場を、先にたくさん作ってあげたりした方が、結果的に元気が出るまでの時間は短くなることは多いですね。

『感情型』のお子さんって、オリジナリティみたいなところも大事にされていることが多いので、どこがカギになるのかというのは本当に同じタイプのお子さんでもまちまちみたいなことって結構ありますよね。

本当におっしゃる通りで、どこがスイッチになるかって本当にその子の心が反応するか次第なので、ある種「見守っているしかない」というのがある。ただし、そのスイッチが入りやすいような刺激を周りにいっぱい用意してあげる。環境を作ってあげるということは、周りにいる人間ができることなのかなとすごく思いますね。

何があったら上手くいったんだろうというのを、苦手でも、あまりよくわからなくても、一個一個確かめていくと、「自分こういう時に楽しいって感じるんだな」というポイントが積み上がっていくので、そうすると次に誰かに新しい視点をもらわないと走れないという状況から、「自分はこういう工夫をすると、またワクワクし出すことが多いよな」ってわかっていれば、自分で自分をコントロールしていくので、そう観点を一緒に見つけていくことは、やってあげたほうがいいと思います。

というわけで全部で4つのタイプの確認をしてきましたけれども、ここまでお話ししてきたような傾向が、お子さんに見えるなというときになんらかの参考になるかなと思っております。

今後、タイプ別の子たちに、やる気を高めてもらうためのコミュニケーションというようなところも、改めて確認していきたいなと。「やる気」というところによりフォーカスして、次回お話していきたいと思っております。

では吉野さん、今日は本当にどうもありがとうございました。

このシリーズの動画(本動画含む)

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