本動画では、「どうやったら勉強ができるようになるのか?」、モチベーションアカデミア副代表の横山と渋谷校校長の佐々木が解説します。
横山: 確かに実際できてる子は今言ったようなところが全部まかなえているようなイメージだと思うんですよね。
それこそ自分かちゃんと勉強しようとしているし、どうやってうまくやったらいいかというのを考えているようなところはあると思うんですけど、実際それってその子たちはどうやって身に付けてきたのかなっていうのが結構問いになると思うんです。
佐々木: まあでもやっぱり、その子がこれまで育ってきた環境であったりとか、経験で大きく違うなっていうのはすごく実感していて、やっぱり、なんかこう偶発的なものとか、確実にその子に、その時にちょうどいいきっかけがあったとか、そういう、まあ半分やはり運なんでしょうね。正直そこに関しては。
横山: ちょっと偶然性が伴ってくるというのが一つあるかなっていう。
そう考えると、できる子っていうのは今あがってきた姿勢であるとか、やる気など、うまくやろうよっていうところと結果としていろんな知識が入っていますっていう状態。
これ一貫してあるなっていうイメージはありこそすれ、なんでそれできる子は全部その力が備わっているのかなというのは、気になっているところだと思うんですけど、佐々木校長はどう考えていますか?
佐々木: 半分は言葉に落とし込める部分で、もう半分は千差万別、十人十色です。
本当にその子によって、どこのスイッチを押してあげれば、ぐっと動き出す駆動になるのか、エンジンがかかるかっていうところは、本当にそれこそモチベーションにタイプがあるというのは親御さんにもよくお伝えしていますけれども、そういうモチベーションタイプに合わせたお声がけとか、モチベーションタイプに合わせた学習戦略とか、モチベーションタイプに合わせた勉強法とか、そういったものをその子オリジナルで組んであげることですね。
その子に合ったものを作っていく、その子の成長ストーリーを描いてあげるっていうことが、すごく大事になってきますね。
横山: ちなみに「できない」逆に。
勉強できていないなっていう風になっちゃう子って、例えば、どういうつまずき方をするか、先ほどもお話ししていたことも踏まえて、どうすればできていけるようになるのか、それこそ千差万別と話していたじゃないですか。
やる気の出し方の問題なのか、姿勢の問題なのか、うまくやれていないとか、いろいろあると思うんですけど、どっからやったほうがいいとかあったりするんですか?
佐々木: それは間違いなく一番根幹の部分にある本人の勉強に対してのモチベーションですね。
もうここにつきます。
絶対にそうだとこれまで生徒を数多見てきて思うところですね。
なので、よく教室でサポートする時は、まずはその子なりの魅力的な目標設定ですよね。
それが志望校である子もいれば、学校の定期テストで何々先生に褒められるっていう目標の子もいれば、もちろん人によって様々ですけど、その本人の目標ですよね。
そういうところをその子自身のこれまでのエピソードであったりとか、高校でどんな過ごし方をしているのかとか、どんな時に嬉しいと思っているのかとか、どんな友達とつるんでいるのかとか、そういったところをいろいろ本人の話からいろいろ聞き出して、一緒に良くなっていこうというパートナーとして、モチベーションアカデミアでは週1回担任がコーチングしているんですけど、その専属のコーチと一緒に魅力的な目標を作っていく、これがまずファーストステップですね。
ここで、必ず生徒の眼が輝くんですよ。
こんな目標だったらやってみたい、やってみたいです、それはやりたいですと言うんですけど、やっぱりできない子って自信もないんですよ。
親御さんとかを見てると、もどかしい気持ちにもなるし、やると言ったのにやらないんですよって、すごくグッとくるものがあると、こう怒りを抑えきれないというところ、すごい気持ちはわかるんですけど、その根幹なんでそうなっちゃってるんだろうと根元根元に掘っていくと、やっぱり自信がないんですよ。
だから一瞬眼を輝かせた後に小さい声で、でもって言うんですよね。
でもそれは今現在でそれができると思えていないからなんですよね。
だからその大きな目標をちっちゃく、ちっちゃく刻んであげて、じゃあ1日1時間、最初は10分でもいい、僕に会いに来てよ、毎日。で、挨拶して本当に乗り気じゃなかったらそ、の日帰っていいよ。一旦そのくらいでいいから、まずは毎日ここにおいで。ちっちゃいちっちゃい習慣を当たり前にしていこう。来て、まず1ページ開いてっていうところを次のステップにしましょうと。 開くだけでOK、それが1週間できたら次1問解こう。
これやってると、実際に3週間もかからないんですよ。1日1問解き始めるのとか。
せっかく来たんだからやろうかと思うし、一旦机に座っちゃったんだから、ちょっとやるかという気持ちになっているので、そこでプラスαした分を思いっきり褒めてあげるんですね。
だってその子にしたら大冒険ですよ。
すごいなと、来るだけでいいって言ったのにもう2時間も勉強しているんだ、やるね。っていう声をたくさんかけていく中で、「あれ?もしかして僕思っていたよりできるかも」、「あれ?私もしかしたらがんばれちゃうかも」っていう風に自分自身に対してちゃんと期待するということをやり続けているとその目標に向かって頑張ってやろうという風に思っていけると。
そういうことをすごく大事にしています。
まず最初に土台として勉強に向き合うやる気としてそこに向き合う姿勢というものが前提ある。
それがない中で、どれだけ勉強のやり方を教えたとしても全部右から左へ流れていっちゃいますよね。
なので、土台を鍛えるという意味で確かにここは大事というのはあります。
ただ、その子にとって押してあげたほうがいいツボって絶妙に一人一人違うんですよね。
世の中にその子のどこのツボをどういう風に押してあげるために、例えばこういうメディア、例えばこういう人、例えばこういう声かけ、例えばこういう機会、例えばこういう勉強方法っていうのを、カスタマイズして、その子に渡してあげられる人がそんなにいないと思うんですよね。それはそうだと思うんですけど。
実際は、その時の、その子の、このツボを押してあげたらグッと変わるんだろうなという勘所ですね。
この辺をしっかり踏まえて、その子と向き合っていくということが、もちろん順番もあるんですけれども、それよりももっと大事なことになります。
横山: そうですよね。 結局は確かに土台になる部分っていうようなものが「やる気」っていう風に言えたとしても、どうやってやればいいかわからないですよねっていう状態になった時に、やる気出そうよっていうのはなんか違う気がするっていうようなことですよね。
それぞれが影響関係にあると捉えた時に、じゃあこのタイミングではどこのツボか、このタイミングではどこのツボか、しかもそのツボも一人ひとりによって異なるっていうような感覚がある中で、学びの機会っていうのが、ちゃんとその子にあるかどうかっていうのが結構大事になってくるというイメージなんですかね。
だからモチベーションアカデミアでは、そこをそれぞれどう鍛えていくかというところにフォーカスする。
だからこそ、一人ひとりに違いがあったとしても、サポートしていくというのが結論ポイントなんでしょうね。
今回できる子っていうのは、トータルの力が身についているものなんだな、それをどう身に付けていけばいいのかというのはまた次回以降お話させていただければと思います。
今回はこのような形でお送りさせていただきました。
それではどうもありがとうございました。
このシリーズの動画(本動画含む)
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受験に合格する上で必要な知識・解答力だけでなく、自立力・主体性・やる気までを指導範囲としています。個別のカウンセリングとコーチングによって、自ら勉強に取り組めるように導いていきます。これにより、「自立した学習習慣」を獲得します。
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