【動画】#4 一人ひとりちがう!4つの『やる気タイプ』~理論型編~

【動画】#4 一人ひとりちがう!4つの『やる気タイプ』~理論型編~


本動画では、4つの『やる気タイプ』の1つである『理論型』のタイプについて、モチベーションアカデミア副代表の横山と関西拠点統括の吉野が解説します。

続いて、『理論型』タイプの特徴とは?

『理論型』は、本当にコツコツ一つ一つ「筋が通ってるか、因果関係がちゃんと通ってるか、確かめたい!」っていう欲求が強いタイプです。

わかりやすく出る部分があるとしたら、ずっと自分でこうやって考えているとか。
自分の中に納得感がないと、筋が通らないと、周りが「いいじゃんこれで行こうよ」って言ってても、ずっとこう考えている。

行動が伴いづらいっていう点で言うと、よく「やる気がない」と勘違いされやすいようなタイプでもあると感じます。

「モチベーションはその行動に表れる」と我々も捉えるわけなんですが、そしたら行動に繋がるまでのプロセスはどれもやる気がないということかというと、そういうわけではないんですよね。

行動に繋がるまでのエネルギーを虎視淡々と貯めているようなフェーズがあるわけなんですが、特にこのタイプは頭でっかちになることがすごく多いのでなかなか行動が伴わない、行動を起こすまですごい時間かかるというお悩みや相談をいただくことが特に多いですね。

『理論型』のお子さんに、こういう声掛けがやる気を引き出すなっていうのは、フレーズとしてはありますか?

わかりやすいものなら、「なるほどね」「確かにそうだね」という、納得感を示すような言葉ですね。

すごく自信を持ちたいタイプなので、「自分が考え出した筋道に対して、みんな納得感を持って理解してくれるものだ!」というところで自信や安心感を持つことが多かったりするので、そのあたりの声かけは割と効果的だと思います。

あとは完璧主義なところも結構あったりするんですね。特に『理論型』の子たちは、完璧にやり遂げたいっていう気持ちが強いので、例えば過去にスケジュールや計画を書かせてみたときに、すごく細かい所まで書いてると、「あ、この子理論型かもな」と考えるといいかもしれないです。

旅行のしおりで行程表を細かく作りたい子ってだいたい『理論型』ですよね。

そういう細かいところまで書くって、人によっては面倒くさいなって感じちゃう部分もあるわけですよね。

そこを自分から率先してやりたいって意欲が湧いてくるのは、すごく武器ではあります。

そういう子たちが、つまずくポイントって何なんですかね?

やっぱりあの「不安」ですね。「自分自身がこの道で本当にいいのか」、石橋を特に強く叩きたいタイプなので、慎重派なんです。

「自分がこの筋を通して、もし見えてないリスクがあったら」とか、「自分がすっ飛ばして考えちゃってるところが後でわかったら怖いから、事前に考えとこう」って思っちゃうことがすごく多いので、その部分が見えない状態で、ずっと立ち止まってずっと考えているうちに元気がなくなっちゃう。

不安がどんどん大きくなっちゃって、しばらく動けなくなっちゃうっていうことが、一番多いかなと思いますね。

もちろん考えること自体は悪いくないですよね。

ただ、どこまで考えるかとか、ここまで考えればあとはもうやるだけだ、っていう踏ん切りをつけるところでちょっと苦戦するようなパターンも、結構いらっしゃるんだろうなと思います。

あとは自身の理論が崩れた時に、いろんなものが崩れていきますね。

「上手くいくはずだったのに結果が伴わない」とか、「こういう道筋でやれば問題はないはずだったのにいくつかのエラーが見つかった」みたいな時にズンってなる生徒さんもそれなりにいます。

だからその内側から湧いてくる意欲に、今度は自分が振り回されてしまって、描いている理想や未来を実現するための手段としての計画だったはずなのに、その完璧な計画を美しいまま完遂することが目的になってしまって、頓挫して、本来描いていた目的と違うところで行動が止まっちゃうということも多かったりもします。

もう完全に崩れてしまったなというときには、「大丈夫だよ!エラーは起こるさ!」と受け止めてあげるというのも一つ、サポートの仕方としてはあり得るのかもしれないですね。

そこら辺のおおらかさと言いますか。性格的なところなので、難しいところもあるかもしれないですが、そういうフォローアップの仕方が必要ということですね。
おおらかさもすごく大事。

あとはあえて違う視点から話すと、目の前の「次何すればいいんだっけ」というところを、案外具体化しないまま、長期的な計画だけずっと眺めてるということも多いです。

次じゃあ何しようかというところが、慎重派の子たちは見えてないと行動しにくいってことはあるので、いわゆるネクストアクションがもし具体化されてないのであれば、そこまで踏み込んで一緒にそこのイメージを作ってあげるのも、行動を促すという意味ではスイッチになりますね。

常に未来が完璧に見えている状態ってないですよね。

やっぱり想定しながらリスクが起こったりとか、考えても考えても見えないところが出てきたりするわけで。

だから、見えないものに対する考え方や、自分が考えても正解が出ない物に向き合うときの姿勢、そこで向き合うときの考え方を、わかっているかわかっていないかで、モチベーションが崩れやすいか崩れにくいかというのも変わってきますね。

このシリーズの動画(本動画含む)

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