00:13 グラフパターン③:【空回り】の説明
01:04 ③【空回り】の子の対処法(1)
03:48 ③【空回り】の子の対処法(2)
04:57 グラフパターン④:【前のめり】の説明
05:35 ④【前のめり】の子の対処法
06:13 まとめ:「時間管理」の動画
モチベーションアカデミアの吉野謹也が、中高生の保護者の悩みにお答えする番組「きんや先生のズバッと解決!」をお届けします。
前回の動画:「【勉強を効率化②】モチベ&スキルで成績UP!勉強で成果が出ない人4パターン!」
前々の動画:「【勉強を効率化】目標を達成する「計画力」には〇〇が必要!(Part1)」
モチベーション×スキルで決まるパフォーマンス
パターン③:【空回り】
では3つ目、右下。モチベーション=やる気は高いんだけれども「やり方」がわかっていない、スキルが低いという状況です。
実際、お子さんの言動でも、やる気があるふうに親御さんの目には映るので、そういった意味では、やる気がないよりはちょっと安心感があるというふうに思うんですけれども、ただ、実際に右下のパターンに陥ると、よくあるのは「空回り」やり方がわかっておらず、効率が悪いということです。
なので、実際に効率が悪いので、結果的になかなか成果が出てこないということで、放っておくと「ああやったって無駄だ、どうせ成果が出ない」ということで、しょげてしまって、結果やらなくなってしまうということがあるので、右下のパターンをあまり放っておくのはよくないかと思います。
この空回りに対するポイントなんですけれども、ここは勉強法を試行錯誤しましょうということがポイントになります。
そもそも効率の良い勉強方法がわかっていないということなので、自分にフィットする勉強方法を見つけていくということが大事になってきます。
それこそ学校の先生だったり、いろいろな塾の先生がそれぞれこれをやるといいよとおすすめの勉強法を教えてくれます。
それ以外にも、ネットで情報を調べれば、たくさん出てきますし、本屋さんに行っても本当に素晴らしいメソッドがたくさんあると。
何が言いたいかというと、本当に勉強法が世の中溢れているんですね。
ここで気をつけておかないといけないのは、人間というのは性格も見た目も本当に当然千差万別ですよね。
十人十色です。ポイントは何かというと、万人にフィットする勉強法というのは存在しないということなんです。
実際に本当に自分が成果を出しきろうと、自分自身が自信を持って前に進んでいこうと思ったときには、英単語の覚え方一つとっても、どう工夫するべきなのか、自分は朝に勉強するべきなのか夜に勉強するべきなのか、ご飯を食べる前なのか後なのか、数学の勉強をする後がいいのか、それとも社会の勉強をした後にすると英単語にやる気が出るのか?英単語の勉強をするときには、単語の見方、覚えるときに英単語を眺めることで覚えるのか、発音しながら覚えるのか、書きながら覚えるのか。
あるいは英単語の語源を調べてみるといいのか、例文で確認するといいのか。
何がフィットするのかというのは試行錯誤していかないとわからないので、自分に合う勉強方法をとにかく試行錯誤しながら捕まえていくということが大事になってきます。
これから自分に合った勉強法を見つけていくためのポイントは何かというと、やはり「振り返りの頻度」振り返りの頻度です。3日おきに振り返りとか、1週間おきに振り返りとか、そんな形で節目を作って振り返る頻度を増やすということです。
そして、ただ漠然と振り返るだけでは、なかなか気づき発見がないということが多いですから、慣れないうちは最初の方はやり方がわからないということもあるので、そこは一緒に振り返れる、分析をしてくれるパートナーがそばにいた方がいいんじゃないかなと思います。
今、チャットGPTなどで「どういうことを意識して英単語の勉強を振り返るといいですか?」なんて聞けば、答えてくれるので、そういったものも使いながら、ぜひ工夫してみるといいんじゃないかなと思います。
右下の空回りタイプ。もうつだけポイントをお伝えしておきます。
もう1つは、「時間の使い方を見える化しましょう」ということですね。これはモチベーションが高いゆえに起こることだったりするんですが、漠然とやる気はあるので思いっきりやるんですね。ただ、自分の時間が実際に何にどれぐらい使われているのかというものを強く意識していないと、結果気づいたら時間だけ経っちゃっていたということも結構あるんですね。
なので自分の時間の使い方を書き出すということをまずやってみるといいかなと思います。
特にさっき振り返りの話もしたんですが、自分が今日の時間をどんなふうに使ったかなどちょっと書き出していくのは振り返りにもなるので、合わせておすすめかなというふうに思います。
中には、例えば自分が勉強している風景をスマートフォンやカメラを設置して、見ると、自分が普段勉強するときにどんな姿勢なのかとか、どれぐらいの頻度で頬杖ついているのかとか、そういった視覚情報から振り返るなんていう工夫もできたりするので、トライしてみるといいかもしれません。
パターン④:【前のめり】
そして最後に右上ですね。右上は「前のめり」というふうに表現しています。
前のめりということなので、ついつい時間をかけ過ぎてしまうというところですね。特にこれは好きな科目、嫌いな科目がはっきりしている場合とか、本当によく起こりがちなんですけれども、好きな科目には思いっきり前のめりになってしまうと、結果そっちに時間がどんどん使われてしまって、苦手なものに使うべき時間が避けているということがあったりします。
そういった意味では、前のめり自体はすごくいいことではあるんですけれども、やはりマストで必ずやらないといけないことは何なのか、今日中にこれだけやっていないとダメなことは何かということをしっかりと書き出す。あるいはそれを誰かに見てもらってすり合わせをするというところはぜひポイントかなと思います。
スキルであったりとか、モチベーション両方高いというふうに言えるんですけれども、時には右下の空回りポイントにあった自分の時間の使い方がわかっていない、見える化できていなくて、気がつけば時間が経ってしまうということであったりとか、あとは左上でスモールステップ等サンドイッチこれが効くというパターンもあったりするので、他のパターンも意識してトライしてみるといいんじゃないかなというふうに思います。
「時間管理」のまとめ
ここまで時間管理・計画というものについて向き合ってみました。どうでしょうか、少しでも参考になるお話があれば幸いだなというふうに思っています。
メッセージは何かというと、子どもたちもやり方がわかって、それで成果が出るとわかると楽しくなって、どんどんやっていったりすることが多いです。
なのでやり方がわかっていない、自信がない、結果的にやる気も起きないということが多かったりしますので、ぜひ「できた」という感覚をつかむというところから、意識されてみるといいんじゃないかなと思います。
はい。では次回もきんや先生からズバッといろいろなお悩み解決していければと思いますので、どしどしいろいろなお悩みをお寄せいただければと思います。
ご視聴ありがとうございました。
それでは次回「きんや先生のズバッと解決」をお楽しみに!最新のエピソードを見逃さないように、公式LINEで配信のお知らせをしますので、友だち登録がおススメです。
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