学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制)の対策法をプロが伝授

学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制)の対策法をプロが伝授

学習院大学法学部の学校推薦型選抜(公募制)の受験を考えているのですが、どのように対策をすればいいでしょうか。

学習院大学は一般入試だけでなく、学校推薦型選抜(公募制)の形で各学部に出願することができる仕組みがあります。この記事では、その中でも法学部の入試対策についてご紹介します。

※入試内容に関する情報は変更になる場合がありますので、必ず大学公式の入学試験要項を合わせてご確認ください。

1.学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制)の内容

学習院大学法学部の学校推薦型選抜(公募制)は、以下の内容で行われます。

■学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制)の募集人員ついて

 政治学科...5名
 ※法学科については募集はありません。


■学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制の)出願資格について

以下の3つの条件を全て満たし、かつ高等学校長の推薦を受けられる者。

  1. 学習院大学法学部政治学科を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できる者。加えて、本学部のカリキュラムを理解し、志望理由や入学後の構想が明確であること。
  2. 高校最終学年の1学期または前期まで(卒業生の場合は、卒業まで)の全体の評定平均値が3.8以上であること。
  3. 以下の外国語検定試験のいずれかの基準を満たす者(各スコアは、出願時に取得後2年以内のもの)。
    • GTEC 1220点以上(4技能オフィシャルスコアに限る)
    • 英検準1級以上合格かつCSEスコア2304点以上 
    • TOEFLiBT(ITP除く)62点以上
    • IELTS Overall Band Score 5.5 以上
    • TEAP 310点以上(4技能の合計、同一試験日のスコアの合計点に限る)
    • TEAP CBT 550点以上
    • ケンブリッジ英語検定B2 First 以上
    • TOEIC L&R + TOEIC S&W 910以上


■学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制)の一次選考について

一次選考では、提出した出願書類により総合的に合否が判定されます。

主な出願書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 外国語検定試験の成績証明書
  • 志望理由書(日本語500~600字)
    本学科への志望動機を説明した上で、自分が本学科での勉学に対して適性があると考える理由と本学科での勉学が自分に対して持つ意味について記述してください。
  • 活動報告書(日本語500~600字)
    高校時代に力を入れて取り組んだ活動を説明した上で、自分がその活動に力を入れて取り組んだ理由と、自分がその活動に取り組んだことによって得た成果について記述してください。


■学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制)の二次選考について

二次選考では、英語問題・論述問題・面接の試験が行われます。

  • 英語問題...与えられた英文資料について、その内容を正確に把握する読解力と、関連する問いに対して的確に日本語で発信することができる論理的思考能力および表現能力を評価し、本学科での学修に対する適性が判断されます。
  • 論述問題...与えられた課題や資料の内容を正確に把握し、社会の諸現象に関して多面的・批判的に分析できる能力に加え、日本語で的確に発信することができる論理的思考能力と表現能力を評価し、本学科での学修に対する適性が判断されます。資料については、日本語の評論、グラフ、データ、図表などが含まれます。
  • 面接...学修意欲、社会の諸問題に対する関心の高さ、質問に対する理解力、基礎的な表現力などを評価し、本学科での学修に対する適性が判断されます。

2.学習院大学 法学部 学校推薦型選抜(公募制)の対策ポイント

ここからは、学習院大学法学部学校推薦型選抜(公募制)の対策ポイントをご紹介します。

「FTコース(特別選抜コース)」を視野に、明確な将来ビジョンを設計しよう

法学部公募推薦の募集要項には、この入試の「趣旨」としては、学部生の頃から大学院課程を履修でき、5年間で修正号を得られる選抜コースである「FTコース」への進学意欲がある学生が活用することを期待するものである、と明記されています。FTコース進学の義務があるわけではありませんが、少なくとも、そのレベルでの「志」と高い勉学意欲を持った学生を大学側は期待している、ということです。

そのため、志望理由書や面接対策に備えて、大学院への進学や、そうでなくてもそのレベルで専門性を極めたいと志願する「理由」を、深いレベルで言葉にすることが求められます。

論述問題は要注意! しっかり演習対策をしておこう

一次試験を突破し、二次試験を迎えることを考えると、論述問題への対策は重点的に行っておくことが重要です。法学部公募推薦の論述問題では、文章だけでなくデータや図表など、さまざまな種類の情報を読み取った上で、自分の見解を論述することが求められます。

志望理由を形づくる上で、もちろん自分が特に興味関心を持っていることについては深く調べることになりますが、自分の専門分野だけでなく、政治・社会一般に幅広く関心を持って、自分の中で考え、意見を持つことができるかが重要です。普段からニュースなどにアンテナを張っておくだけでなく、それに対する「自分の考え」を持つことができるよう、「思考する習慣」を普段からつくっておくことも心がけましょう(一朝一夕で仕上がるものではありません)。

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