法政大学 理工学部機械工学科 航空操縦学専修 自己推薦入試の対策法をプロが伝授

法政大学の特別入試は、学部・学科ごとに様々な入試制度が用意されています。この記事ではその中でも、工学部機械工学科航空操縦学専修の自己推薦入試の概要や対策ポイントをご紹介します。

※以下の内容は、2022年度入試の情報を掲載しています。
入試内容に関する情報は変更になる場合がありますので、必ず大学公式の入学試験要項を合わせてご確認ください。（参考：法政大学HP）

1. 法政大学 理工学部機械工学科航空操縦学専修自己推薦入試の内容

法政大学 理工学部機械工学科航空操縦学専修自己推薦入試は、以下の内容で行われます。

■法政大学 理工学部機械工学科 航空操縦学専修 自己推薦入試の募集人員

5名

■法政大学 理工学部機械工学科 航空操縦学専修 自己推薦入試の出願資格について

以下のa～gの条件をすべて満たすことが求められています。

1. 航空身体検査「第 1 種相当」の基準を満たすこと。
2. オルソケラトロジー(コンタクトレンズによる屈折矯正術)による矯正を行っていないこと。
3. 屈折矯正手術（角膜前面放射状切開手術、レーシック等）の既往症がないこと。
   ★航空操縦のための身体的な条件が出願資格に入っているので要チェックです。ｃについては例外もあるので、詳しくは大学公式の入試要項を確認しましょう。
4. 次の(1)～(3)のいずれかの資格を有する者
   (1) TOEFL iBT32点以上
   (2) TOEIC L&Rが430点以上
   (3) 英検準2級以上
5. 高等学校もしくは中等教育学校後期課程（前期課程は含まない）３年１学期（前・後期制の場合は前期、既卒者の場合は卒業時）までの調査書の全体の学習成績の状況（評定平均値）が4.0 以上の者。
   ※ただし、在学中に留学をした場合、留学中の評価は算入しない。
6. 「物理」、「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」をすべて履修している者
7. 本専修で学ぶことを強く希望する者

■法政大学 理工学部機械工学科 航空操縦学専修 自己推薦入試の一次選考について

一次選考は、出願書類による書類審査になります。

主な出願書類

• 調査書
• 志望理由書
• 英語外部試験証明書

※志望理由書は

• 理工学部機械工学科航空操縦学専修を志望する理由
• 入学後の抱負
• あなたの「人物」アピール

の3点を2,000字以内で自由記述する形式となっています。

■法政大学 理工学部機械工学科 航空操縦学専修 自己推薦入試の二次選考について

二次選考は、以下の3つの試験が実施されます。

• 面接
• 操縦適性検査
• 航空身体検査

法政大学 理工学部機械工学科 航空操縦学専修 自己推薦入試のの対策ポイント

ここからは、そんな理工学部機械工学科航空操縦学専修自己推薦入試のポイントについてご紹介します。

どれだけ強い志望動機を語れるかが勝負！

適性検査と調査書以外は、志望理由書と面接のみでの選抜となるので、「どれだけ強い志望動機をもって受験できるか」が合否を決める鍵となります。
なぜ航空操縦学を選択するのか、それを志すにいたったきっかけや将来の職業イメージを交えて語れるようになるのはもちろんのこと、学科の特色についてもよく調べ、他の選択肢とも比較をした上で、「なぜ法政大学を志望しているのか」を明確にして試験に臨めるように準備を進めましょう。

日々の各科目の学習にしっかり力を入れよう

評定平均4.0以上の取得が必須となっており、決して簡単ではないボーダーラインとなっています。「平均」での勝負になるので、すべての科目の平均で安定して4以上をとれるように日々の学習に力を入れましょう。
学校やコースでの履修可能科目を確認して、数学だけでなく「物理」も履修できるかについても確かめておきましょう。
また、英語の外部試験は必須となるので、自分に合った試験を選んで計画的に試験の受講と対策を進めましょう。