明治大学政治経済学部への入学に憧れがあります。
受験をする前に実際に在籍していた方々のリアルな学部に関する情報を知りたいです。
明治大学は、文系・理系の様々な分野の学部が存在する私立の総合大学の一つで、毎年多くの受験生が受験する人気の私立大学です。早慶に次ぐ「GMARCH」と呼ばれる首都圏の難関私立大学群のひとつでもあります。
特に学生の交流や協働学習の機会、授業等の充実度が高いと言われており、その充実度は早慶にも食い込むほどの水準であると言われたこともある、力のある大学と言えます。
そんな中でも政治経済学部は明治大学における「看板学部」とも評される学部です。
GMARCH帯の大学のなかでも、「政治経済学」の名を冠する学部として偏差値が高く、研究実績などのいわゆる「教育成果」が高いこともあいまって、質の高い学びを得られる大学として人気を集めています。
この記事では、そんな明治大学政治経済学部の卒業生に学部の雰囲気、各学科の特徴などを詳しくお話ししてもらいました。
明治大学政治経済学部の受験を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
Q、政治経済学部には3つの学科がありますが、それぞれの特徴や違いはありますか?
政治経済学部には、「政治学科」「経済学科」「地域行政学科」の3学部が存在しています。
まず、全学科の「共通する部分」からお話をしていきますね。
当学部の入試分類のひとつに「グローバル型特別入学試験」というものがあり、そこで語られている「求める人物像」や「アドミッションポリシー」にヒントがあります。
名前に「グローバル」という言葉が入っているとおり、実際に入試要項内には、「高度な語学力と高い意識、柔軟な思考力を有する学生を広く募集」すると語られています。ダブルディグリー・プログラムなど、留学を支援する様々な制度が用意されていることからも、「国際社会のリーダーとして活躍し得る人材を育成」することにどれほど本気の姿勢を持っているか分かるかと思います。
さて、そんな背景をベースに、それぞれの学科をクリックしていきましょう。
まず政治学科では、専門科目として政治思想や哲学、政治史などを中心に学びます。
また、応用として政治学の知識を使い日本政治や国際政治などの動向について研究を行う学生が多数います。
政治学科に進学する学生は政治思想・哲学など、社会の中で政治や哲学がどのように影響を及ぼしてきたかに興味がある学生が多く、思考が深い学生が多い印象です。
経済学科は基礎となるミクロ / マクロ経済学や経済史などを中心に学びます。
そこから金融や統計などに発展し、日本、世界の経済に関して研究する学生が多数います。
経済学科に進学する学生は将来の就職に向け実務にも転用できる技術や知識を獲得したい学生も多く、全体的にアクティブな学生が多い印象です。
最後に地域行政学科ですが、憲法や民法などの法律や、行政に関わる基礎科目を勉強します。それらの知識を使い、地域社会の課題をどのように解決していくか探求する学生が多いです。地域行政学科の学生は将来公務員や、行政に携わる仕事を目指している学生が多く、堅実で真面目な印象があります。
同じ学部内でも選ぶ学科によって学ぶ内容や、周囲の友人の印象は大きく変わるので、学科まで良く調べることがとてもお勧めです。
Q、明治大学政治経済学部での4年間の過ごし方はどのようなイメージですか。
1、2年生では必修の基礎科目の授業が大半を占めます。政治経済学部ではあるのですが、数学や地学、物理といった基礎科目についても勉強をするなど、かなり幅広い基礎知識を履修することができます。
また、1、2年生のうちから専門演習ゼミがあり、3、4年生に控える卒業論文執筆やゼミナールでの学習に備え、少人数制の授業も開講されています。1、2年生はとにかく多様な学問に触れ、3、4年に備えてどんなことに興味があるのかを発見していくことが大切です。
3、4年生ではいよいよ専門科目の研究に入ります。自分が研究したいテーマに沿ってゼミナールと呼ばれる少人数制の授業に参加し、専門分野を研究されている教授とともに、卒業論文の執筆に向け研究を進めていきます。
また、先にもお話をしたとおり、明治大学政治経済学部の特徴としては、グローバル人材教育に非常に力を入れていることが挙げられます。大学1年生の時からハイレベル向けの英語の授業が開講されており、ネイティブスピーカーの先生と英語4技能を活用しスキルアップする授業が供えられています。
また、世界の名だたる名門大学と提携をしており、滅多に行けないような世界の大学への交換留学の機会も手にすることが出来ます。欧米圏の大学はもちろんのこと、中国やシンガポールといった、現代において成長著しいアジア諸国の名門大学への留学先があることも、この学部の大きな特徴と言えます。そういった世界を視野に入れ、専門科目を深める学生が多いことも政治経済学部の特徴です。
Q、明治大学政治経済学部に、実際に在学してみた感想を教えてください。
政治経済学部に通い、最も印象的だった点はやはり「グローバル教育に大きな力を入れていた」点です。
特に筆者は大学1年次から多数の留学プログラムに参加をし、世界各国へ行くチャンスを活用していました。
また、協定を結んでいる世界の大学からも日本に留学に来る機会があり、その際は山梨県にある大学の宿泊施設に皆で行き、数日の間、時間をともにする機会もありました。
学部内イベントの活用の仕方によっては、一般的な語学系の学部よりも、実践的に語学を学ぶ機会が多い印象を持っています。
また、政治と経済、行政は切っても切れない関係であり、学科を超えた学びを実践する機会が多かったことも印象的です。様々な観点を得たことにより、普段のニュースや時事問題を複数の視点から俯瞰して見ることが出来るようになったのも、この学部に通った経験があったからだと思っています。
政治経済と聞くともしかしたら気難しい印象を受ける方も多いかと思いますが、明治大学政治経済学部は世界に、未来に積極的に前進しようとする学生が多数在籍している非常に先進的な学部です。
受験を考えていらっしゃる方は参考にしてください。
※入試内容に関する情報は変更になる場合がありますので、必ず大学公式の入学試験要項を合わせてご確認ください。(参考:明治大学HP)
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