明治大学農学部の受験を考えています。どんなことが学べるのか教えてください。

明治大学農学部の受験を考えています。どんなことが学べるのか教えてください。

明治大学の農学部に興味があり、将来受験しようと思っている高校生です。農学部は他の大学にもありますが、明治大学農学部ではどのようなことが学べるのでしょうか?また、環境や雰囲気なども知りたいです。

明治大学は、早慶に次ぐ「GMARCH」と呼ばれる首都圏の難関私立大学群のひとつで毎年多くの受験生が受験する人気の私立大学です。
そんな明治大学の農学部は1946年に前身の明治農業専門学校が設立されて以来、時代と社会の要請に応じて改組・拡充を進めてきました。
現在は4学科体制を取り、食料・環境・生命をキーワードに、自然と人間社会の調和を図り、生命を理解し、地球的な食料・環境問題の解決に貢献できる基礎力と応用・発展性のある人材の育成を目的とした教育と研究を行っています。
この記事では、そんな明治大学農学部の各学科の特徴などを詳しくご紹介します。
明治大学農学部の志望を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

1.明治大学農学部の特徴について

農学部は多くの大学で設置されている学部ではありますが、明治大学農学部ならではの特徴について以下の各項目ごとに説明します。

学部概要

農学部では4つの学科それぞれで特色のある教育研究が行われています。
農学科、農芸化学科、生命科学科では自然科学をはじめとする理系科目を、食料環境政策学科では社会科学を中心とした文系科目を主に学びます。
さらに、この4学科間で有機的につながり、文理の垣根を超えた教養教育と専門教育を行っていることは学部全体の大きな特徴です。
全学科共通で1・2年次の間は、農学についての基礎を幅広く学べるよう科目が設置され、多数の実験・実習により実際に自分の手を動かして学ぶことができます。それにより。基礎となる知識や思考法をしっかり学んだあとに、段階的に専門性を高められます。
また、農学を学ぶ目的・意味を理解するうえでフィールドでの学習を重要視しており、1年生の全学科共通科目では「農場実習」が開講されています。実際に土に触れて自然とつながり、生命を感じることで、教科書や文献だけでは絶対に知ることのできないリアルな学びを体験します。

国際交流

人口増加による食糧不足の懸念など、農業および食に関わる問題は、日本だけにとどまらず、世界規模での課題となっています。明治大学農学部ではこれらの課題を解決するため、世界中の研究の取り組みを現地で知ることが重要だと考え、協定を結んでいる海外の大学で世界の農学を体感できる機会が数多く用意されています。数ヵ月から1年の留学はもちろん、より気軽に、多くの学生が国際的な学びを体験できる短期プログラムも3つ(タイ・アメリカ-ミシガン州立大学・バリ)用意されています。

施設

最先端の研究に求められる高度な研究機器類が整備されています。「黒川農場」は環境・自然・地域との共生をコンセプトに、先端技術を駆使した栽培システムと環境保全型システムを兼ね備えており、農場実習や企業との共同研究に用いられています。
また、生田キャンパス内には人工光を使って野菜を栽培する「植物工場」があり、空きオフィスで野菜などをつくる「都市型農業」の実現へ向けて、最先端の研究が行われている日本有数の研究施設となっています。

進路

農学部の学生は卒業後、「食料」「環境」「生命」に関する分野に進む人が多く、色々な業種・企業・研究機関への就職実績があります。
大学院への進学も推奨され、学内にいながら報酬を得られるリサーチアシスタント制度やティーチングアシスタント制度など、支援も充実しています。

2. 明治大学農学部の学科

明治大学農学部は入学の時点で、自分の学科が決まっています。

そのため、入学直後から自分の学びたい学問や分野がある程度固まっている人も多いです。学びたいことが定まっていない人でも、学科ごとの必修科目によって、その分野について広く深く学べるので、自分の学科についてしっかりと知識を身に付けて卒業することができます。

以下に明治大学農学部各学科の特徴をご紹介します。

農学科

農学科では人類の持続的生存について俯瞰的・長期的視点から洞察し、農学全般においての問題点を発見し、それらを解決する能力を身につけられるよう、系統的かつ幅広いカリキュラムと研究領域が設けられています。1・2年次では一般教育科目や基礎科目に加えて様々な実験・実習に2年間かけて取り組みます。3・4年次では専攻科目を体系的に学ぶとともに、研究室での「卒業研究」に取り組み多面的な視点から考える能力と知識を身につけることができます。

農芸化学科

幅広い学問領域(食品・環境・微生物・生物機能)と最先端の科学技術(バイオテクノロジーと最新のサイエンス)を特徴としています。農芸化学科では1・2年次から専門基礎を幅広く必修講義科目で学び、さらに週に2~3日午後の実験で実践力を鍛えます。3・4年次には興味のある分野について深く専門講義で学び、食品から環境まで幅広い領域をカバーしている18研究室のいずれかに所属して生物の力と化学の技術を基に深く研究します。

生命科学科

動物、植物、微生物の生命活動を分子レベルから理解するための研究を基盤として、得られた成果を人類が直面している環境や食料問題などの解決、健康や先端医療に活用することを目指します。基礎から専門分野までを体系的に学ぶことのできる授業と実験・実習のカリキュラムが組まれ、3年次からは研究室に所属して最先端の設備と技術を駆使して卒業研究を行います。

食料環境政策学科

「食料」と「環境」をめぐる諸問題について、経済学、社会学、政策学、経営学、会計学、開発学などの社会科学の側面から総合的に考究しています。カリキュラムには、座学だけでなく、農場実をはじめファームステイ実習やフィールドワーク実習、海外農業体験など、現場を体験することを重要視した科目が数多く用意され、応用力・実践力を養います。

3.明治大学農学部について更に知りたい方へ

最後に、明治大学農学部について短い時間で網羅的に知りたいという方には、下記の公式動画の視聴がおすすめします。
非常にユニークで、明治大学農学部らしい雰囲気が感じられる動画です。

※入試内容に関する情報は変更になる場合がありますので、必ず大学公式の入学試験要項を合わせてご確認ください。(参考:明治大学HP

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