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AO・推薦?一般入試?どちらを受ければよいの?

AO・推薦?一般入試?どちらを受ければよいの?

AO、公募制推薦の受験を考えていて、小論文があります。
評定も今のところ3.9ぐらい。上がる見込みはありません。
本人の周りは評定の高い子や才能のある子のため、みんな受験勉強はしていません。
本人はみんなには才能やできることがあるが、自分には何もない、と落ち込んでいます。なんとかAOまたは公募制推薦で頑張るしかない状況で、藁をもつかむ思いでメールさせていただきました。

本人の学校の評定や学習の状況に不安があるなかで、AO・公募制推薦にどうチャレンジしていけばよいかも見えないと、保護者の方としても何をしてあげればよいか分からず不安になりますよね。

「我が子にこれからどんな受験を薦めてあげればよいのだろう...」とお悩みのようですので、今回はAO受験から一般受験まで幅広く「受験の仕方」を整理しながら、「いつごろまでに」「お子様がどんな状態であれば」「どのような受験の仕方ができそうか」をご紹介します。

1. それぞれの「受験の仕方」メリット・デメリット

ポイントは「学力」で戦うか「想いの強さ」で戦うか!挑戦できる回数にも注目を!

まずは大きく「AO受験」と「一般受験」とでメリット・デメリットを見てみましょう。

AO受験のメリット・デメリット

AO受験のメリット
AO受験合格の要となるのは「想いの強さ」「想いの独自性」です。
前提となる「論理力」はもちろん必要となるものの、一般受験で求められるような専門的な科目知識は必要とされません。
また、AO受験では「学校の評定平均点」が求められないことも多く、そういった意味でも一般受験では目指せないようなレベルの大学に挑戦しやすいというメリットがあります。
さらに、AO受験本番は8月~11月と早いため、万が一AO受験の結果が振るわなかったとしても一般受験で何とか挽回するチャンスを持つことができます。
AO受験のデメリット
AO受験に挑戦するデメリットは、やはり「時間が掛かってしまうこと」でしょう。
AO受験と一般受験を並行して進めるとしても、それぞれに割ける勉強時間には限界がありますから、一般受験のみを念頭に勉強をしている人と比べて、科目の成績向上の可能性が下がってしまいます。
また、AO受験では「第一志望であること」を前提とする場合が多いため、一般受験に比べて併願しにくい点もデメリットとして挙げられます。

一般受験のメリット・デメリット

一般受験のメリット
科目テストによって合否を出す一般受験は、なんといっても「点数さえ採ることが出来るのであればどんな学校でも受験することができる」ということでしょう。
科目知識は「普遍的」なものですから、知識や考え方さえ身に着けてしまえばあとは受験校に合わせて個別調整をすれば太刀打ちが可能になります。この「汎用性の高さ」は魅力の一つでしょう。
また、「成長している実感を持ちやすい」という点もメリットかと想われます。
AO受験は「時間を掛けているわりに成長実感が持ちにくい」のに対し、一般受験は何度も模試や小テストを受けることにより「何をどの程度すればどれくらい成長できるのかが見えやすい」のです。そのため、「成果が分かりやすいほうがモチベーションがあがる!」というタイプのお子様は、むしろ一般受験のほうが相性が良いと言えます。
一般受験のデメリット
こちらはAO受験のメリットをひっくり返したようなかたちになってしまいますが、受験期間が1月~2月になるためどうしても「一発勝負」になってしまいます。
「本番にどうしても弱い」「テストになると極端に緊張して実力の半分も出せない」といったタイプのお子様からすれば、この「一発勝負のプレッシャー」は大きな壁となります。


2. AO対策・指定校推薦・公募推薦ってどんなもの?

指定校推薦なら「学校評定&活動実績」、AO・公募推薦なら「人物評価」が決定打!

次に、「AO受験」の中身を見てみましょう。
一括りにしても、その実さまざまなタイプがありますから、どのような特徴があるのかを詳しく見てみましょう。
種類は大きく分けて「指定校推薦」「AO受験」「公募推薦」の3種類があります。

まずは指定校推薦。これは「学校生活での活躍」、特に「学校評定」が大きな決め手になります。
「学校評定は具体的にどれくらい必要ですか?」というご相談も合わせて頂くことが多いのですが、まず「評定平均」は5段階評価で最低でも「4.0」以上、有名校や難関校であれば「4.8」以上は欲しいところです。
また、学校側が「この子を推薦したい!」と選んでもらうことが重要になりますので、必然的に学内での活動をどこまで積極的に行っていたかが大事になります。
学校側が評価しやすい実績(生徒会の会長、部活動の部長など)があることも一つのポイントです。

次は、AO受験。この入試タイプでは「人物評価」が大きな決め手になります。
人物評価というとかなりフワッとした響きですが、
ずばり言えば、

  1. 「これまでの人生背景」
  2. 「社会への問題意識」
  3. 「将来ビジョン」を"自分の言葉で語れるかどうか

で勝負が決まるということです。
実際に試験本番でも、面接官がまず間違いなく上の1~3を質問します。

最後は、公募推薦。
一見すると公募推薦も指定校推薦の仲間だと思われる方が多いのですが、「中身はかなりAO寄りだった!」ということが多いので注意です。
「推薦」という名前が付いているだけあって、学校によっては学校の評定平均が必要となる場合がある点も注意しましょう。ただ、指定校推薦と比べると「必要な評定平均」は低いことが多く、「3.5以上」あればおおよそ受験可能だとお考えいただいて良いかと思われます。

今回のご質問者様の状況を踏まえるのであれば「AO受験」「公募推薦」の2タイプでお考えになるのが良いかもしれませんね。

3. AO受験・公募制推薦に挑戦する決断はいつまでにすればよいの?

AO・公募推薦入試を狙うのであれば、高校2年生の2月の時点で「対話する力」「疑問を持ち考え続ける力」をどれくらい持ててているかを見ること!

AO・公募推薦入試を狙うのであれば、受験するかしないかの判断は高校2年生の2月ごろだとお考えください。
AO受験をお考えになるうえで、まずは「対話する力」が本人にどれほど備わっているかを見てあげてください。

試験本番では日本の第一線で研究を進める教授を相手に、「社会への問題意識」や「将来のビジョン」を語ることになります。
ですから、それを伝える際の「熱量の大きさ」も相当なものでなくてはなりません。

そういった意味では、学生たちに「対話する力」が無ければ、どうしても面接での評価が厳しいものになってしまいます。
また、AO受験の対策の進め方は「対話」が中心になります。
担当の先生と毎日「自分は何に興味があるのか」「自分は将来どのような人間になりたいのか」などさまざまなテーマを「対話」を通じて深めていきます。ですから「対話する力」が無いと、どうしてもAO対策のスピードが遅くなってしまうわけです。

次に見ていきたいのが「疑問を持ち考え続ける力」。
AO受験の対策を通して考えていくものは「将来やりたいこと」や「社会のあるべき姿」といった「答えの無い問い」になります。これらについて「答えがないから分からない!」「考えたことがないから分からない!」と思考を放棄してしまうようだと、どうしてもAO本番で面接官(=大学教授たち)に対し、自らの答えを提示していくことは難しくなります。

「これらの力がどの程度備わっているのか見極めるにはどうしたらいいの!?」とお悩みの方は、ぜひモチベーションアカデミアまでご相談ください。学習カウンセリングの中で具体的にお話を差し上げます。


高校2年生の9月頃、夏休みが終わったタイミングで、少なくとも「自分が熱意を注いで目指したいものはこれだ!」「社会のこんな問題を解決したい!」という2つの想いを持てていれば理想です。
これが無いと、どうしても残り少ない時間の中で「やりたいこと」を見つけねばならなくなります。
必死に受験対策を進めていくうちに、気付けば「AO受験を合格するために用意した言葉」が並ぶようになり、結果的に「付け焼刃」で本番に臨むことになります。
これでは面接官には到底想いは伝わりません。
大切なことは「等身大で本音で本気で抱く想い」なのです。

ですから、もしこの入試形式を目指す可能性があるのであれば、とにかく「高校2年生の夏までに対策を始めること!」を念頭に置いておいていただくと良いかと思います。

さいごに

「今からできる、今だからこそできること」は何か?

ここまでお読みになって、「我が子にいったい何をしてあげれば良いのだろう...」とご不安になった方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回の回答の締めくくりとして「AO受験」に向けてご家庭で取り組みたいポイントを2つ、ご紹介します。
ずばり、

  1. 「出来るかぎり興味が湧いたものに詳しくなっておく」
  2. 「子どもが"自己研究"を進める」

の2点です。

先述のとおり、受験本番で面接官のプレッシャーを跳ね返していくには、それだけ強い心のエネルギーが必要です。
そのエネルギーの源は「興味」や「好奇心」であることが大半です。
そしてこれらは時間を掛けて少しずつ大きくなっていくものです。
彼らが「興味を抱いたもの」が何かあるのであれば、まずはその興味に対し一緒に目を向けてあげてください。

そして、もう一つ注意しておかねばならないことは、「やりたいことに熱中していくことこそ、周囲からの応援が必要だ」ということです。
想像してみてください。
誰からも共感してもらえず、関心を寄せてもらえない。
そんな状況でも自分のやりたいことを貫けるというのは無理があると思いませんか?
子どもたちは、常に周囲の大人を見ています。
自分が信じている人たちから「すごいね!もっと詳しく教えて!」と褒めてもらい、興味関心を向けてもらって、嫌な顔をする人は一人もいません。
彼らが「本当に自分のやりたいこと」に臨むことは、「決して楽(ラク)なこと」ではなく、むしろ「楽(ラク)じゃないけど楽しい」ことなのです。

だからこそ、我々大人からはぜひ「だったらこうしてみたら?」という言葉を投げかけてあげてください。
何か悩んだときや躓いてしまったときにこそ、この言葉がヒントになり次の行動へと繋がっていくと思います。

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「対話型授業」を通して明確な志望理由を形成し、面接や小論文試験、集団討論に重要な思考力と表現力を養います。
また人材開発の専門家であるモチベーションアカデミアの講師から指導を受けることで、‎自らを律し・計画的に目標を達成する力・モチベーション高く挑み続ける心が育まれます。
これらを通して、志望校に「欲しい」と言わせるAO・推薦対策が可能です。

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