英語力を高める「普段のちょっとした習慣3選」

英語学習のポイント
英語力を高める「普段のちょっとした習慣3選」

将来海外に行きたいので、大学も神戸市外国語大学など外大を目指すつもりです。今から英語力を伸ばしておきたいと思っているのですが、他の勉強も忙しくてなかなか手をつけられていません。
ちょっとしたスキマ時間や休憩時間などに、楽しみながらできる英語学習法などがあれば知りたいです。

「学び」というものは、何も学校や宿題として行う勉強だけではありません!
日常のちょっとした時間を有効活用すれば、その中で多くの学びを得ることができます。
ましてや英語は「言語」なのですから、日常生活の中で実際に触れていくことで、どんどん定着していきます。
この記事では、そんな普段の生活の中で英語力を高めるオススメのやり方について、ご紹介したいと思います。

1.「英語の聞き流し」は効果があるのか?

具体的なポイントの紹介に入る前に、まずは英語学習においてよくある質問にお答えしておこうと思います。
その質問とは、「洋楽や英語で会話している音声を「聞き流す」ことで、英語は本当に上達するのか」というものです。

結論から言えば、英語を繰り返し聞き流すことにはたしかに効果はありますが、それは「自分が英語としてある程度理解できる」ものを聞き流す場合だけです。

少し考えてみればイメージできると思いますが、例えば自分のお気に入りの洋楽を繰り返し聴いたところで、その歌詞がどんなことを言っているか、つまり英語の意味が分かっていなければ、何回聴いたところでほとんど英語力は鍛えられないでしょう。

とはいえ、自分がすでに100%分かっている英語を繰り返し聴いたとしても、学習効果は薄くなってしまいます。
振り切った例で言えば、"I like dogs."と繰り返し聞いたところで、英語力はそれ以上、上達しませんよね。

これは自分の母語以外の言語を習得しようとする時に言われることですが、言語を習得するカギとなるのは、「今の自分の英語力+α」の英語にどんどん触れていくことです。
これはリスニングに限ったことではなく、皆さんが普段英語の勉強として行なっている長文問題などであっても同様です。

話を戻せば、「英語の聞き流し」を行うにあたっては、全く意味が分からないものでも、すでに全部理解できているものでもなく、「ある程度は分かるけど、辞書で調べないと分からないものが混じっている」ぐらいの、ちょうど良い題材を選ぶことがポイントになります。

2.オススメ(1):お気に入りの洋楽を繰り返し聴く

聞き流しの原則を踏まえた上で、英語力を高めるためにオススメな普段のちょっとした習慣の一つ目は、自分の英語力+αレベルのお気に入りの洋楽を繰り返し聴くことです。

ただし、初めからただ聞き流せばいいというわけではありません。
オススメの方法としては、英語の歌詞を見ながら洋楽を聴いて、知らない単語や表現があったらその都度辞書で調べてみましょう。
その際、有名な曲であれば、検索したら歌詞の日本語訳が出てくることも多いので、その日本語訳も見ながら歌詞の意味を確認していくと、「そっか!ここの歌詞はこんな意味だったんだ!」と発見の面白さを味わえると思います。

この時、「辞書を調べても全然分かんないなぁ」という感じなら、今の自分の英語力よりもかなり上の英語レベルである可能性があります。
そうすると、ただただ時間を食ってしまうだけになりがちなので、他にちょうど良いレベルの曲がないか探してみましょう。

洋楽などの聞き流しを行うことで、英語の「自然な表現」を学ぶことができるだけでなく、繰り返し聴く中で、その表現を「自分のもの」にすることができます。
つまり、「考えなくてもパッと口をついて出てくる」ようになるという効果が見込めるのです。

お気に入りの曲であれば、やる気も上がりやすいでしょう!
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

3.オススメ(2):自分の使っているアプリなどを、英語モードで使ってみる

日常の中でのオススメの英語学習、その2つ目は、自分の持っているアプリなど試しに英語モードで使ってみるということです。

英語を上達する上でポイントとなるのは、やはり英語を実際に生活の中で使ってみること!
とはいえもちろん、「自分から英語で話してみる」などはハードルが高いと思いますから、例えば、自分が使っているSNSなどのアプリを英語で使ってみることもオススメです。

アプリによっては、スマホそのものの言語設定を変更する必要があるようですが、思い切ってそこまでやってみてもいいかもしれません。

このやり方をオススメする理由としては、「英語ではそんな風に表現するんだ!」ということを効率的に学べる点が挙げられます。

例えば、「英語で「通知」は "notifications" っていうのか...... たしかに、notifyには「知らせる」っていう意味があったな、なるほど!」
というように、実践的な英語表現の知識をどんどん広げることができるのです。

もちろんこれも、1つ目の洋楽と同様、いざ英語モードに切り替えてみたら、知らない単語だらけで全然分からない......という状況になるようなら、あまりオススメできません。
ある程度基本的な単語を押さえられている高校生の皆さんなどに、ぜひオススメする方法になります。

4.オススメ(3):自分で英語を使ってみる時間をつくる

最後のオススメ方法は、実際に自分で英語を使ってみる時間をつくることです。

とはいえ先ほども言ったように、いきなり誰かと英会話する、などはかなりハードルが高いので、例えば夜寝る前に、「今日あった出来事を英文3文でまとめてみる」などはいかがでしょうか。
これなら、夜寝る前のちょっとした時間に、日記がわりにノートやスマホのメモ帳にサッと書きつけられると思います。

英文読解する中ではすぐに意味が分かる単語でも、いざ自分でその単語を使うとなるとなかなか出てこないものです。
単語や表現に自信がなかったら、パッと電子辞書やスマホなどで調べてみましょう。
それを繰り返すことで、英語表現の知識を得ながら、同時に英語のアウトプット練習を積み重ねることができます。

今回は、普段の生活の中で英語力を高めるおススメの方法を3つご紹介しました。
効率の良い学習方法は一人ひとり異なりますが、なかなか英語力があがらない......という方は、一度試してみてください。

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