青山学院大学を目指していますが高3のこの時期になっても、机には向かうのですが「時間がある」という感覚がどうしても抜けず、気付いたら休憩が長くなってしまい夜になってからなんて無駄にしてしまったんだろうと思って夜中に急いでやることになってしまいます。
テスト前でも計画は立てられているのに「まだ時間はある」という感覚が抜けず、気付いたら前日です。
テスト直前までやる気が出ず後悔することばかりです。
もっと集中力をコントロールできるようになりたいです。集中できないけど、しなければだめなときどうしていましたか?また、自分を焦らすためにはどうしたらいいですか?
少しでもいいのでアドバイスしていただきたいです。お願いします。
受験生なのにやる気があまり起きず焦ることが出来ない・集中力を高めたい、ということでお悩みなのですね。
「受験生になったけど、そんな自覚ないしあんまり勉強が進まない...」と思っている高校生はたくさんいるでしょう。
私自身、高3の初めはなかなかやる気が出ず、だらだらと勉強していました。
そのような中で取り組んだ工夫のうち、どんな受験生でも通用する方法がありました。
今回は、同じような悩みを持つ受験生のために、適度な焦りを持ちながら集中して勉強に取り組むための方法をご紹介します。
1. 焦りなんて必要ない?!確実にこなす工夫2つ
「勉強のやる気が出ない...」「焦りがなさすぎて取り組めない」、逆に「焦りすぎて気持ちが落ち着かない」というのはどれもよくある受験生の悩みです。
しかし、本当に「やる気」や「焦り」は必要なのでしょうか?
もちろんやる気はあるに越したことはないですし、適度な焦りも良い勉強への刺激となるでしょう。
でも「気持ち」の問題を変えるより先に「行動」を変えてしまう方がずっと簡単なのです。
そこで、やらざるを得ない状況を作り出し、「行動」から変えていく方法を以下でご紹介します。
1-1. 目標は具体的にしよう
質問者さんは「数学の成績を上げる」などの曖昧な目標を立ててしまっていませんか?
目標は具体的にしないと行動に移しづらいのは当たり前です。
目標、を立てる際は「いつまでに」「どのくらい(数値で測れるように)」という点を最低限おさえてほしいものです。
そうすれば、より細かく計画を立てることが可能になりますし、目標を達成したかどうかがはっきり分かるため計画の修正にも落とし込みやすくなりますね。
また、目標は忘れないように紙に書いて机の上に貼る、など常に意識できるような工夫ができると良いです。
1-2. 計画は細かく立てよう
目標を立てたら次は計画を立てましょう。
計画の立て方はとても簡単です。
大まかにいうと、目標で決めた「やらなければいけない量(問題集のページ数など)」を「納期までの週数or日数」で割り算すれば良いのです。
質問者さんのように「計画を立てても結局一夜漬けになってしまう」というケースであれば、1日にやる量をはっきりさせるのが良いでしょう。
休日などであれば、午前中に●ページ、15時までに●ページ、22時までに●ページ、...などとさらに細かいスケジュールをたてて取り組むと良いかもしれません。
「その量が終わるまで携帯を見ない/おやつを食べない」などのペナルティを課せば計画が後回しになってしまうこともなくなりますね。
(ただし、「これが終わるまで寝ない」というのはオススメできません。決まった時間に寝て睡眠時間を確保し生活リズムを保つことは心身の健康のためにとても大事ですし、心身の健康は集中力にもつながる受験生の基本です。)
2. 受験生必見!集中力アップのコツ3つ
質問者さんがおっしゃる通り、「集中力」は大事です。
同じ勉強量でも集中しているのとしていないのではかかる時間が全然違いますから、その分空いた時間を他の勉強に使ったりリフレッシュに使ったりすることができるようになりますね。
そうはいっても「集中しなきゃ」と思ってできるようになることではないので、集中しやすくなるコツをご紹介します。
2-1. まずは環境づくりが大切
「集中していない」とはどのような状態でしょうか?
集中していない時は、机に向かっているのに携帯をいじってしまったり、他の人の声や物音が気になったりするかもしれません。
そのような時は自分でその原因を取り除いてしまえば良いのです。
例えば、携帯は勉強をする時は塾の受付や親などに預かってもらえば絶対に携帯に誘惑されることはありませんね。
音が気になる場合は自習室に行ったりイヤホンをつけて音楽を聴いたりするのが有効でしょう。
また、取り組む内容にも気をつけましょう。
あまりにも難しい問題集に取り組んでいると、詰まることが多くなるため気が散りやすくなります。
取り組む問題集は半分くらいはスラスラ解けるレベルのものが良いです。
特に集中できない時は簡単な計算問題や用語問題などにまでレベルを下げて手が止まらない状態にすることも大切です。
2-2. 時間を測ろう
勉強をする際に時間を計ってやることは効果的です。
皆さんは、普段の勉強は集中できないけどテスト中はなぜかものすごい集中できているという体験をしたことはありませんか?
それが「タイムプレッシャー」という効果です。
制限時間を決めることで「そこまでにやらなきゃ」という意識が働き集中できるようになるのです。
何かに取り組む時は「どれくらいの時間が必要かな?」と見当をつけて頑張れば達成できそうな程度に目標の時間を決めて、タイマーで時間を計ってやりましょう。
かかった時間を記録して、次に同じ問題に取り組む時はそれより短い時間を設定してやってみても良いかもしれません。
2-3. 休憩は効果的に
また、「ちょっと休憩しよう」というつもりで携帯に手を伸ばして動画を見始めて気がついたら1時間たっていた...なんて経験をした人も多いかもしれません。
かといって、休憩せずに一日中勉強し続けるのも良いことではありません。
なぜなら、集中力はそれほど持続しませんし、休憩を入れないままやると疲れがたまっていき勉強効率が下がる上ストレスがかかります。
そこで提案したいのが「休憩時間も時間を計ってリフレッシュする」ということです。
休憩時間も10分などタイマーをかけてしまいましょう。
休日などには1時間程度取ってしまってかまいません。
時間を計れば休憩していることに罪悪感を感じることも、長引きすぎて後悔することもありません。
ただし一つ注意しておきたいのは、休憩時間に携帯をいじることはオススメできない、ということです。
「連絡来てないかな?」などと気になる気持ちもわかりますが、携帯から入ってくる情報というのはとても多く、頭も目も余計に疲れてしまいます。
オススメなのは体を動かすことです。
ちょっと伸びをするだけでも、家の周りを走ったりするのも良いでしょう。
体を動かしている間というのは何も考えずに済むため頭をスッキリさせることができますし、勉強中に固まってしまった体をほぐし血行がよくなります。
また、少し糖分を補給すると頭の働きがよくなるでしょう。
いかがでしたか。
確実に勉強に取り組み集中するための方法をご紹介しました。
少しでも質問者さんの参考になれば幸いです。
モチベーションアカデミアは、その名の通り「やる気を引きだす独自の技術」をもって授業をする塾です。
人材開発の専門家であるモチベーションアカデミアの講師から指導を受けることで、自らを律し・計画的に目標を達成する力・モチベーション高く挑み続ける心が育まれます。
また「対話型授業」を通して勉強への抵抗感を和らげ、前向きに学習に取り組む環境を整えるとともに、教わったことを「自分で使いこなす」という勉強の仕方を学びます。
この2つの「勉強の仕方」と「学習習慣」を獲得することで、効率的な成績向上を図ります。
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