テストの成績は悪くないのに内申点が悪いことはある?対策は?

テストの成績は悪くないのに内申点が悪いことはある?対策は?

子供は、将来、薬学部に進みたいらしく柏陽高校志望です。
現在は通信教育を受けていて、学校のテストの成績が比較的良いのですが、内申が低いです。
本人は頑固で自分が納得しないと動かない性格です。夫婦間では「高校受験に向けて、公立より私立のほうがいい」、「希望校の内申が取れないなら、ランクを下げても良いのでは」と意見が割れています。
こういった状況での学習や時間の使い方などどうしたらよいかわからず、進路について悩ましい日々が続いているので、アドバイスをいただきたいです。

高校受験では内申点が命運を大きく分かつことが多いですから、親御さんもとても不安ですよね。
お子さんも「頑張る気持ちはあるけれど、自分でもどうすれば良いか分からない......」といった気持ちかもしれませんし、親御さんも「いったい何をしてあげられるんだろう......」とお悩みのこととも思います。
今回は内申点アップに向け、少しでもお子さんが前向きな気持ちになり、行動してくれるような関わり方をご紹介します。

1. 内申点って高校受験にどこまで影響するの?

まずは情報収集を!志望校では内申点は何点必要?

「内申点」の扱い方は地域によって異なりますので、まずはそこから確認していきましょう。
まず、柏陽高校が存在する神奈川公立高校受験について確認していきましょう。
神奈川の公立高校受験では「第一次選考」「第二次選考」があります。
第一次選考では定員の90%を採ります。つまり、受験生のほとんどはこの第一次選考での合格を目指すわけです。
中身は以下の4つを組み合わせて実施されます。

  • 「学力検査(高校共通のテスト)」
  • 「特色検査(学校ごとに用意された個別テスト)」
  • 「内申書(調査書)」
  • 「面接」

上記4つそれぞれの配点があり、学校によってそのバランスが異なります。

次に、内申点について詳しく見てみましょう。
神奈川県の公立高校受験では、内申点は以下の方法で計算されます。

「中学2年次の9教科の評定の合計」+「中学3年次の9教科の評定の合計」×2

たとえば、中学2年から卒業まで、9教科全て「5」を獲得した場合、
①中学2年次の内申点:5点×9科目=45点
②中学3年次の内申点:5点×9科目×2=90点
①+②=45点+90点=135点 となり、これが内申点満点の数値となります。

今回お子さんが志望されている柏陽高校では、内申点目標が130点と言われておりますので、内申点はほぼ満点を取っていくことを目標としていなかければなりません。

2.内申点はどうやって上げるの?

ポイントは「気持ちよく、熱量高く、学校の授業や宿題にのめり込むこと」です!

次に、内申点をどうやって上げるのかをご紹介します。

内申点は大きく「授業中の姿勢」「提出物」の2点で評価されます。
またお通いの中学にもよりますが、多くは「関心・意欲・態度」という観点が用いられます。
具体的なポイントを挙げていけばキリがありませんが、ざっと挙げれば以下の通りでしょう。

【授業中の姿勢】

  • 授業開始のチャイムが鳴った時には着席している
  • 授業開始時には既に机上が整理整頓されており、授業で使う教科書やノートが置かれている
  • 前を向き、落ち着いて授業に集中している。足をブラブラさせたり組んだりしない
  • 授業内容をノートに書く
  • 先生からクラス全体へ質問が飛んできた際には、挙手して答えようとする
  • 授業後に先生のもとへ質問しに来る

【提出物】

  • 一度も「提出忘れ」をしない
  • 求められた範囲をすべて終わらせている
  • 答えを写さず自分で考えてやった形跡が見られる
  • 問題の答え合わせをして終わっているのでなく、解き直しをしている

以上のようなポイントがあるかと思われます。

ただ、細かい点まで全て意識させようとすると、かえって「面倒だな......」「ややこしいな......」と感じ、行動が続いてくれないことが多いです。
ですからまずはお子さんに伝える際には、要点と注意ポイントを明確にしてあげたほうが良いでしょう。

まず要点ですが、結局のところ
「自分も周りもみんな気持ちよく、集中して授業を受けられるよう配慮しよう」
「毎回の授業を楽しめるよう自ら工夫してみよう」というところに帰着すると思います。

一点目の周囲に配慮するというのは、「自分さえ良ければOK」ではなく「みんなも一緒に授業をよく受けられるためにはどうすれば良いか」を考えようということです。
二点目の「毎回の授業を楽しめるよう自ら工夫する」というのは、自ら「自然と集中して授業にのめり込める」ようになるための準備をしましょう、ということです。

「良い子でいなさい!」と伝えるのは「簡単に短期間で効果を出す」うえでは良いかもしれませんが、お子さんにとっては「継続したいこと」にはなりにくく、結果として行動が続かず「習慣が変わる」「当たり前が変わる」ところまで行かないことがほとんどです。
高校受験までまだタイムリミットが残されているのであれば、ぜひ「お子さんが自然と授業や提出物に前のめりになりたくなる」よう、声掛けをしてあげたいところです。

3.親が今からやれることって何?

キーポイントは「問い掛け」にあり!日々のコミュニケーションが行動・習慣を変えていく

さて、ここまで見てきましたが、最後に大事にしたいことは「子どもの気持ちが学業にちゃんと向いているか」「行動が継続しているか」という点です。

内申点は一朝一夕では上がりません。日々の授業態度や提出物をコツコツと積み重ねていくことでしか上がりません。
ですから何より大事なのは「本人の行動が継続する工夫」をすること。
もしお子さんが「なぜ授業態度を変えなければいけないのか?」と納得が行かない様子でしたら、まずは「柏陽高校を合格するために内申点をあと何点上げなければならないか」、「そのために自分ができることは何か」を言葉に書いてもらうのが良いかもしれません。
あくまで合格を勝ち取るために何ができるかを洗い出すための「作戦会議」のような雰囲気で、お子さんとお話できれば理想的かと思います。

内申点はテストと異なり、「提出物を出したかどうか」「授業中の態度はどうなっているか」を親の立場から見ることができません。
また、提出物の出し忘れを防ぐうえで、「常にミスなく完璧にこなすこと」ができれば理想ですが、「ミスを一切しない人間」を目指すことは極めて困難です。
ですからお子さんの状態がどうかを確認するためにも「自ら自己開示してもらえること」を目指し、「なぜ出来なかったか」を追及すること以上に「次にどうすれば出来るようになりそうか」といった未来志向で言葉をかわす時間を設けることが大事になります。

もちろん、いつも自ら「次はこうする!」と答えを見つけられればよいのですが、まだまだ難しいこともあるでしょう。
だからこそ、我々大人からはぜひ「だったらこうしてみたら?」という言葉を投げかけてあげてください。
何か悩んだときや躓いてしまったときにこそ、この言葉がヒントになり次の行動へと繋がっていくと思います。

親子のコミュニケーションだけでは上手くいかない部分もあると思いますので、第三者が間に入ることで前に進められることもありますので、学校や塾の講師にご相談されるのも良いかもしれません。

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