中央大学国際経営学自己推薦入試の対策法をプロが伝授

中央大学の特別入試は、学部・学科ごとに様々な入試制度が用意されています。この記事ではその中でも、国際経営学部の自己推薦入試の概要や対策ポイントをご紹介します。

※以下の内容は、2022年度入試の情報を掲載しています。
入試内容に関する情報は変更になる場合がありますので、必ず大学公式の入学試験要項を合わせてご確認ください。（参考：中央大学HP）

1.国際経営学部自己推薦入試の内容

中央大学国際経営学部自己推薦入試は、以下の内容で行われます。

■募集人員ついて

国際経営学科...25名

■出願資格について

以下の①または②のいずれかに該当する者。

1. 第 3 学年第 1 学期(2 学期制の場合は前期)までの全体の評定平均が 3.8 以上の者。
2. 高校在籍時に、課外の活動(国内外におけるボランティア活動、地域活動、学術・文化・芸術
3. 活動・芸能活動等)に積極的に参加し、他の模範となる成果を収める等、個性的で意欲的な高校生活を送り、広い視野と行動力を身に付けた者、あるいは高等学校卒業後の自らの職業体験や生活体験を通じて豊かな知見を獲得し、強い行動力を有する者。

出願期間初日から遡って 2 年以内に実施(英検については 2 次試験)された以下のいずれかに該当する者。

1. TOEFL iBT(Home Edition を含む)スコア 72 以上（※）
   ※TOEFL iBT (Home Editionを含む) についてはTest Dateスコアに限ります(MyBestスコアは使用しません)。
2. TOEIC L&R 785以上 かつTOEIC S&W 310以上(IPテストを除く)
3. IELTS(アカデミック・モジュールに限る。CDI含む) 5.5以上
4. 実用英語技能検定(英検CBT、英検S-CBT、英検S-Interviewを含む)CSE2.0スコア 2304以上(受験級は準1級以上に限る)

■一次選考について

一次選考は、出願書類による書類審査になります。

主な出願書類

• 調査書
• 志望理由書
• 志願者経歴書
• 英語検定試験の証明書

■二次選考について

二次選考はオンラインで実施され（※2022年度入試）、筆記試験(小論文)と面接を行います。筆記試験(小論文)は日本語、面接は英語および日本語によって行います。

国際経営学部自己推薦入試の対策ポイント

ここからは、そんな国際経営学部自己推薦入試のポイントについてご紹介します。

英語での面接試験対策も兼ねて早めに英語検定試験をクリアしておこう

国際経営学部の自己推薦入試では、英検などの英語検定試験の一定以上のスコアが出願時に求められるだけでなく、二次試験の面接でも英語で質問される場合があり、英語の対策を十分に行えるかが、この入試の合否を分けるポイントの一つになります。特に、スピーキングでの苦手が残ってしまうと、面接試験でのビハインドになってしまいます。面接対策も兼ねて、英語の検定試験対策を早めにクリアしておくことをオススメします。

時間があれば、評定平均ではなく活動実績での出願を目指そう

国際経営学部の自己推薦入試では、出願要件として、全体の評定平均が3.8以上であるか、または各種活動などの実績があるかのいずれかが求められます。もちろん、そのうちどちらか満たすことができれば問題なく出願できますし、高い評定平均をとっておくことは価値あることですが、可能であれば出願要件をクリアできるだけの活動実績を持っておくことをオススメします。説得力のある志望理由を書く上では、「私は貴学で〇〇について研究したい」「なぜなら、私は〇〇について関心を持っていて、実際これまでにも××という活動を行ってきた...」などというように、過去・現在の取り組みとリンクさせる形で書くことがポイントになります。ですから、自分の志望理由とつながる実績づくりを行なっておくことをオススメします。